ゴッホ展

上野の森美術館

  • 開催期間:2019年10月11日(金)~2020年1月13日(月・祝)
  • クリップ数:100 件
  • 感想・評価:20 件
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フィンセント・ファン・ゴッホ 《麦畑》 1888年6月 P. & N. デ・ブール財団 P. & N. de Boer Foundation
フィンセント・ファン・ゴッホ 《糸杉》 1889年6月 メトロポリタン美術館
The Metropolitan Museum of Art. Rogers Fund, 1949(49.30).
Image copyright © The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NY
フィンセント・ファン・ゴッホ 《タンギー爺さんの肖像》 1887年1月 ニュ・カールスベア美術館 © Ny Carlsberg Glyptotek, Copenhagen
ピエール=オーギュスト・ルノワール 《ソレントの庭》 1881年 Great Art Fund LP
フィンセント・ファン・ゴッホ 《疲れ果てて》 1881年9月-10月 P. & N. デ・ブール財団 P. & N. de Boer Foundation
フィンセント・ファン・ゴッホ 《ジャガイモを食べる人々》 1885年4月-5月 ハーグ市立美術館 © Gemeentemuseum Den Haag
フィンセント・ファン・ゴッホ 《3つの鳥の巣のある静物》 1885年10月 ハーグ市立美術館 © Gemeentemuseum Den Haag
アントン・マウフェ 《4頭の牽引馬》 制作年不詳 ハーグ市立美術館 © Gemeentemuseum Den Haag
フィンセント・ファン・ゴッホ 《農婦の頭部》 1885年4月 油彩・カンヴァス 46.4×35.3cm スコットランド・ナショナル・ギャラリー © National Galleries of Scotland, photography by A Reeve
フィンセント・ファン・ゴッホ 《陶器と洋梨のある静物》 1885年9月 油彩・カンヴァス 33.5×43.5cm ユトレヒト中央美術館 © Centraal Museum Utrecht/Ernst Moritz
マテイス・マリス 《出会い(仔ヤギ)》 1865-66年頃 油彩・板 14.8×19.7cm ハーグ美術館 © Kunstmuseum Den Haag
ポール・セザンヌ 《オワーズ河岸の風景》 1873-74年 油彩・カンヴァス 73.5×93.0cm モナコ王宮コレクション © Reprod. G. Moufflet/Archives du Palais de Monaco
カミーユ・ピサロ 《ライ麦畑、グラット=コックの丘、ポントワーズ》 1877年 油彩・カンヴァス 60.3×73.7cm 静岡県立美術館
クロード・モネ 《クールブヴォワのセーヌ河岸》 1878年 油彩・カンヴァス 50.5×61cm モナコ王宮コレクション © Reprod. G. Moufflet/Archives du Palais de Monaco
フィンセント・ファン・ゴッホ 《パリの屋根》 1886年春 油彩・カンヴァス 45.6×38.5cm アイルランド・ナショナル・ギャラリー © National Gallery of Ireland
フィンセント・ファン・ゴッホ 《アニエールのボワイエ・ダルジャンソン公園の入口》 1887年春 油彩・カンヴァス 54.6×66.8cm イスラエル博物館 Photo © The Israel Museum, Jerusalem by Elie Posner
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

鮮やかな色彩と勢いのある筆づかいで今も世界中から愛されているフィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)。

37年の生涯のうち画家として活動したのはたった10年に過ぎず、代表作のほとんどは晩年のわずか数年間で描かれたものでした。

27歳の頃に画家を志した当初は、オランダで「ハーグ派」と交流しながら、暗い色彩で農村風景や静物などを描いていたファン・ゴッホ。目にした風景や事物をデッサンし、それを元に抒情的な光景を描いたハーグ派との邂逅(かいこう)によって、画家としての基礎を身につけました。

その後、弟テオの勧めで移り住んだパリで「印象派」と出会い、鮮やかな色づかいが生む効果に驚き、独自の作風を確立していきます。

世界各国からファン・ゴッホの作品約40点が集結する本展では、《糸杉》など晩年の代表作に加え、貴重な初期作品も来日。

さらに、「ハーグ派」のマウフェやラッパルト、「印象派」のモネ、ルノワール、ピサロなど、彼に大きな影響を与えた画家による作品約20点も展示。画家としての原点を示す初期の画業から始まり、ポスト印象派を代表する画家になるまでの劇的な成長過程を辿ります。

ゴッホは、いかにしてゴッホになったのか。ハーグ派と印象派... “ふたつの出会い”によって導かれたファン・ゴッホの、短くも濃密な画業を堪能できます。

◆ゴッホとは...
フィンセント・ファン・ゴッホは、画廊勤務や伝道師の仕事を経て、27歳の頃に画家になる決心をします。決して早いスタートではありませんでしたが、ついに天職を見つけたのでした。それからの10年間、もちまえの探究心と創意をもって熱心に絵にとりくみました。はじめは手引書をたよりに過去の巨匠たちの作品を模写するなど独学を進めていましたが、ハーグ派の画家たちと交流することで腕を磨きます。彼らから描くことの基礎を学び、風景やモデルを直接見て描くこと、農民たちの労働をひたむきに捉える姿勢など、画家ファン・ゴッホの土台はこの時に築かれました。それからオランダ各地を転々とした後、ファン・ゴッホは弟テオの住むパリに行きます。ここで芸術の最新の動向や日本の浮世絵など新たな刺激を受けたことから、劇的に作風を変化させました。特に印象派からの影響は大きく、原色を用いた明るい色彩と、筆触を残す描き方を積極的に取り入れています。その後のアルル、サン=レミ、オーヴェル=シュル=オワーズと移動をくり返す中で、自然の移り変わりや人々の日々の営みに向き合い、うず巻くような激しい筆遣いに原色を乗せ、生命力に満ちた唯一の作風をうち立てました。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年10月11日(金)~2020年1月13日(月・祝)
会場 上野の森美術館 Google Map
住所 東京都台東区上野公園 1-2
時間 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
  • ※金曜、土曜は20:00まで(最終入場時間 19:30)
休館日 12月31日(火)、1月1日(水)
観覧料 一般 1,800円(1600円)
大高生 1,600円(1400円)
中小生 1,000円(800円)
  • ※( )内は前売と20人以上の団体料金
TEL03-3833-4191
URLhttp://go-go-gogh.jp/

上野の森美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

上野の森美術館 上野の森美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

ゴッホとその時代

ゴッホが影響を受けたとされるハーグ派と印象派の作品と関連づけて、またゴッホからの書簡の引用が展示室に散乱する形での展覧会、ゴッホの人となりやその時考えていたであろうことを念頭に入れながら鑑賞しました。
特に独学からの脱皮、フランスへの移住とゴッホの人生を追う形での展示方は印象的でした。

ハーグ派はそれまで作品を意識して鑑賞したことはありませんでしたが、明るい画面からゴッホがたしかに影響を受けたことは明らかでしたし、イスラエルスやウェイセンブルフという日本では馴染みのない作家を知れたことは、この展覧会での大きな収穫でした。
ハーグ時代のゴッホの画面は暗い印象でしたがハーグ派自体はそうでもないのかな?と思わせる明るい色彩に驚きました。

「モネが風景を描くように人を描かなければ」との言葉が展示室に掲げられ、モネ、シニャックなど影響を与えたであろう作家の作品が並び、ゴッホ作品との対比を楽しめました。
タンギー爺さん、ガシェ博士、自画像からは人の心情までも浮かび上がらせるような作品に冒頭の引用が強く感じられました。
特に絵の具を大量に塗布した作品は印象派から受けた影響が多いのかもしれません。立体感を求めて3D化したのでしょうか。そんな疑問も浮かんできました。

糸杉は目玉作品だったのでしょうが人が多すぎてほとんど見えず。。

展示方法は楽しめたのですが、展示会場内の狭さに加えて人の多さで具合が悪くなりそうでした。
せめて時間帯を区切ってチケットを発券するなど対処策はあったと思います。
グッズも大行列、ネット販売にすればよかったのでは?
Twitterで糸杉ルームと紹介されていた部屋も絵をゆっくり見るような状態ではありませんでした。
会場の狭さと人出の見込みは開催前からわかっているはずですし、上野の森美術館の運営はいつも不手際が多いと思います。改善を強く望みます。

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lotus8さん

3.0

ゴッホの初期作品が新鮮

ゴッホが描き始めた初期の作品(素描や水彩画も)や、最初に影響を受けたオランダのハーグ派の作品など、あまり見た覚えがなく新鮮でした。
ゴッホと、影響を受けた画家の作品が、交互に展示される構成で、糸杉や白いバラの絵は、最後の部屋でした。

ゴッホはいつも混むので覚悟はしていて、金曜日の16時ずぎに「50分待ち」で並び17時ごろに入館、見終わって出た19時でも入館まで40分待ちの状況でした。閉館は20時ですから、1時間も見れません。それでも、と思う人が寒風の中を並んでいるのですが・・・混雑がひどい時は、整理券方式にしてほしいと切に思いました。

また、入場まではきちっと誘導がありましたが、会場内の誘導が全くなく、特に「糸杉」が大混雑で押されて転びそうになる人も。物販の声がひびく場所もありました。

ゴッホの作品を年代を追って拝見でき、糸杉の迫力は圧倒的でしたし、印象派の作品もよかったのですが、混雑がひどくて★マイナスです。

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miho243さん

4.0

ゴッホ好きなら見ておくべき展覧会

上野の森美術館は、相変わらず宣伝はすごい。それに日本人の大好き所を定期的にしっかり持ってくる。解説はまあまあ。ただ、美術館自体が狭くて、導線も今一、展示も決して上手くない。やはり、今回のゴッホ展、日本人にかなりの数いるゴッホファンの期待を大いに集め、もちろん会場は大混雑。スペースが少ないので味方の工夫もしにくい。それでも、今回の展覧会の魅力は、今までの「ゴッホ展」とは少し違った、彼の絵画人生の色々な出会いと変遷が大きくとりあげられている点です。出会いによって彼の興味が少しずつ変化し、画風も変わっていくこと。繊細な彼の、心を動かしたものを、少しずつ追いながら、短い彼の画家人生とその作品を辿ることが出来ました。もう会期末ですが、ゴッホファンでまだ見ていない方は、是非是非、行ってみて下さい。

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miho243さん、ファイさん

5.0

出会いと変化

様々な出会いを経てゴッホ自身のスタイルが固まって行く過程を感じられてすごく楽しかったです。弟やたくさんの画家たちに恵まれていたのだなと思いました。まわりから刺激を受け、苦悩しながらも自分の芸術性を追い求めながら絵を描き続けたゴッホの一生はとてもドラマティックでした。絵を描き始めた頃から晩年の作品までを時系列に沿って鑑賞すると、その鮮やかな変化を体感できます。

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miho243さん、ファイさん

5.0

ゴッホ作品を満喫

冒頭からゴッホの作品がお出迎えしてくれて、同時期にゴッホが影響を受けた印象派の作品がたくさん展示されており、ゴッホだけではなく、とても満喫することができました。肝心の糸杉は、強烈なインパクトで迫ってきて、ゴッホの苦悩がビシバシと伝わってくるようでした。

4.0

いろんな作品が見れて楽しかった

糸杉は力強く、薔薇は色彩がきれいで素晴らしかった。ゴッホだけでなく「ハーグ派」の作品も自然豊かで繊細で素晴らしかった。たくさんの人が来られていて、混雑しているので、静かに見るのは難しかった。

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ファイさん

4.0

ゴッホの生涯に触れながら

他の方の感想通りゴッホの絵の展覧会を期待していくとガッカリするかもしれません。
けどゴッホの絵のイメージと言えば自画像やひまわり程度であまり詳しくない私は、初期の暗い白黒チョークや木炭、淡い水彩のゴッホの絵が今のゴッホのイメージの絵にどうなって行ったかがよく分かりすごく楽しめました!
ゴッホに影響を与えた画家の作品を見てからその後のゴッホの作品を鑑賞できるので、あの派閥の影響がどこに現れたか分かりやすいです。
弟さんや芸術家同士の手紙のやり取りもありゴッホの人間関係の不器用さや人間臭さを知る事が出来、この人も人間なんだなあ…ってしみじみしました笑
人は多かったですが10分程度で入場出来ましたし、鑑賞の列が全然動かないということも無く思いの外スムーズに見られました。
ゴッホの生涯と絵の軌跡について学びたい方にはすごくおすすめです!

3.0

混雑具合

月曜午前10時過ぎ、チケット購入の列は並んでいました。ゴッホの作品は、館内の終盤に展示されています。展示途中にお手洗いはないので、入館時に済ませておくとよいです。

5.0

やっぱり見とかなきゃ

12月14日(土)20時まで開館。

思いがけずゴッホ展の招待券が手に入ったので
もう一度行ってきた!
混雑を避けるため敢えて閉館1時間前に行く。

混雑無し。
前回の訪問を思い出しながら
お目当ての最後の部屋へ。

これぞゴッホという作品が集結!
今回のメイン「糸杉」は、さすが一番ウネウネ。

「サン=レミの療養院の庭」も
絵の大きさと庭の木の表現に圧倒される。

同室の「蔦の絡まる幹」は、
こちらはゲジゲジで面白い。

絵画の横に便箋型のプレートがあり
ゴッホの手紙の言葉が書かれている。

いつもゴッホを見るときは感情移入しがちなのに
読みながら見ていると
さらに心が揺さぶられた。

ゴッホの画業をたどる展覧会
楽しめた。

5.0

ゴッホ展

ゴッホ展..
寒い雨の日でしたが、来場者が多く、人気の高さが伺えました。
ゴッホ初期〜の作品があり、見応えがありました。
影響を受けたといわれる画家の絵も素晴らしかったです。

特に
・ヤン・ネンドリック・ウェイセンブルク「黄褐色の帆の船」1875年頃
ハーグ美術館

・ポール・シニャック「レザンドリー、橋」

点描技法がとっても素敵でした。

もう一度、ゆっくり観たいと思いました。

4.0

ゴッホの画風の変遷がわかります

「ゴッホ展」とありますが、ゴッホが影響を受けたハーグ派と印象派を代表する画家の作品も展示されています。

ハーグ派・印象派の影響を受けてゴッホの作品が変わっていく過程や、くすんだ色と光と色彩の対比が明確で興味深かったです。

印象派の作品は色の美しさに驚きました。
特にルノワール!夢の様な色彩です。

そしてゴッホの「糸杉」。
空や雲はまるでファンシーグッズの様な色合い。こんなに綺麗な色だったとは思ってもみませんでした。糸杉の重厚感とのコントラストも面白いと感じました。
ゴッホ作品で一番衝撃的だったのは「蔦の絡まる幹」。
何か凄い!尋常じゃない!!

「ゴッホ展」、個人的にはゴッホだけでなく色々な画家の作品を観る事が出来て良かったです。

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lotus8さん

5.0

やっと観られた

観たかった糸杉が観られただけでも十分。
地元のハーグ派などにも多く触れていて、短いゴッホの画家人生を改めて知ることができました。

4.0

腹八分目なキュレーション

映画『永遠の門 』の興奮冷めやらぬうちに、上野の森美術館へ。
日曜日の閉館ちょっと前に駆け込み、人は多いけれど、空いている空間を狙って割とじっくり鑑賞できました。
正直「ゴッホ展」と唱えているいるわりに自身の作品は少な目で、
”ゴッホが影響を受けたハーグ派と印象派の作家展”みたいなキュレーションでした。
10年程の作家活動の中で、ハーグ派のグレイッシュな作風から、南仏に渡り誰もが知っている力強く鮮やかな筆致へと至った心情は如何なるものなのか?
ゴーギャンとの出会いが彼を開花させ、狂わせてしまったか?

糸杉、オリーブを摘む人々、夕暮れの松の木、薔薇が鑑賞できて小満足。
「ひまわり」は一点もお目に掛かれず、映画に登場した「星月夜」「夜のカフェテラス」「黄色い家」「オーヴェルの教会」好きな作品がやってこなくて残念でした。

4.0

ゴッホと弟テオの物語 新しい視点、いい企画展だと思いました。

ゴッホの作品は疲れる事が多いのですが、今回は悲しい物語を見た様で途中から涙ぐんでしまいました。
音声ガイドで紹介されるゴッホとテオとゴーガンの関係が胸に刺さり、自分には初めて知った事実に、最後の糸杉が哀愁を伴いつつ、天と空しいゴッホの希望に続く幻の様に思えました。
テオは兄にゴーガンがアルルに来た本当の理由は言えなかったとありますが、きっとゴッホは知ってしまったのだと感じました。

4.0

「サンレミの療養院の庭」素敵でした

日曜日の12:30頃に行きますとチケット売り場は行列でしたが、前売り券を準備済みでしたので並ばず入れましたし、会場はそれほど混んでいませんでした。こじんまりした上野の森美術館ですので1時間ですべて観られました。
「糸杉」は印刷物では見えない筆遣いや斑点で圧倒的な迫力。これだけでも行って良かったと思いましたが、個人的には「サンレミの療養院の庭」の色彩の美しさ、お花や草木は優しく、そして愛おしく(きっと)描かれていることを感じて一番気に入りました。

5.0

糸杉

ミミズがはっているような筆のタッチ、いつも不安定な精神状態、そんなイメージがあったので、あまりゴッホは好きな画家ではなかったのですが、本物の糸杉はすごい迫力で圧倒されました。また、絵を描いていた10年の間の画風の変化や、画家活動を献身的に支えた弟テオの存在を知るにつれ、大変興味深い画家になりました。

2.0

ゴッホ展

あえて書かせていただきました。
平日、雨、朝から混在… 観覧料一般 1,800円 この条件で
ゴッホ展と銘打つにはミニマムな内容です。

インバウンド客を見込んでいるのだろうか

後援、協賛、協力企業や組織を過去のゴッホ展と比較してみれば… 内容は想像できると思います。

友人や家族に宛てた手紙などから当時のゴッホの心境を述べてますが
蛇足では?

夜のカフェテラス、アルルの寝室 と同じような構図で描かれた
「サンレミの療養院の庭」
この構図は魅力的です。

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namnamさん、lotus8さん

5.0

よかったです。

平日休んでいきましたが混雑しておりました。
ただ入場に関しては制限はしてなくチケット売り場だけ行列です。
行く方はスマホのチケットなりを購買して訪問される方がよいです。
ゴッホの作品は時系列になっています。途中親交があった画家や印象派の作品が展示されています。そう長くない人生で結構画風が変わっていくさまがわかります。音声ガイドナビゲータは杉咲花さんですが、弟のテオ役の子が上手で最後の方はウルってしてしまいます。 兄弟仲がよさそうです。

5.0

ゴッホの作品だけでなく、人生を感じる展覧会

今回は音声ガイドが弟テオの語り、という事で、その手紙のやり取りと作品をあわせてみながらゴッホの人生を追っていくようになっており、いままでの、狂人的才能の部分やゴーギャンとのかかわりなど、自分の知っていたゴッホとはまた違った、兄弟愛と葛藤の人生の部分を知ることができて本当に良かったです。
映画も併せて見たい!!!

4.0

別格の糸杉

糸杉、スゴすぎました。
コレを観られただけで行ったかいがありました。
存在感が物凄くて禍々しさすら感じられました。
上部がぶった斬られて宗達雷神みたいです。
正面より向かって左側から絵の具の厚塗りを楽しみました。
光が当たってヌラヌラテラテラ、生き物か、ガンジャか。
次に観たときにはまた違った形態をしていそうです。

展覧会自体はいかにしてゴッホになったのか展ですので半数は他の作家です。
ですのであのゴッホスタイルを楽しみたい向きの人には少々物足りないかも。
自分自身も最終展示室に入り浸っていました。

金曜夜間で混雑していました。
休みの日中などは避けたほうが賢明かも知れません。
お早めにどうぞ。

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lotus8さん

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出展作品・関連画像IMAGES

フィンセント・ファン・ゴッホ 《麦畑》 1888年6月 P. & N. デ・ブール財団 P. & N. de Boer Foundation

フィンセント・ファン・ゴッホ 《糸杉》 1889年6月 メトロポリタン美術館
The Metropolitan Museum of Art. Rogers Fund, 1949(49.30).
Image copyright © The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NY

フィンセント・ファン・ゴッホ 《タンギー爺さんの肖像》 1887年1月 ニュ・カールスベア美術館 © Ny Carlsberg Glyptotek, Copenhagen

ピエール=オーギュスト・ルノワール 《ソレントの庭》 1881年 Great Art Fund LP

フィンセント・ファン・ゴッホ 《疲れ果てて》 1881年9月-10月 P. & N. デ・ブール財団 P. & N. de Boer Foundation

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フィンセント・ファン・ゴッホ 《農婦の頭部》 1885年4月 油彩・カンヴァス 46.4×35.3cm スコットランド・ナショナル・ギャラリー © National Galleries of Scotland, photography by A Reeve

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