西洋美術の名作たちと新しい発見
訪れたのですが、とても綺麗な美術館で駅からのアクセスも良く、今後もぜひ訪れたいなと思いました。
今回は、「大原美術館所蔵 名画への旅 虎次郎の夢」という展覧会の内容でした。
倉敷にある大原美術館は、1930年に日本で初の西洋美術…readmore
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大原美術館は1930年に我が国初の西洋美術館として誕生し、まもなく創立100年を迎えます。長い歳月の間に、収蔵品は多岐に拡充され、いまや国内屈指の美術館として広く親しまれています。
しかしその始まりは100点に満たない西洋の絵画と彫刻でした。いずれも洋画家、児島虎次郎が単身でヨーロッパに渡り、現地で買い付けたもので、購入にあたっては、倉敷紡績株式会社二代目社長、大原孫三郎の資金的援助がありました。「日本の人々に本物を見せたい」――若き二人のこの思いが、やがて大原美術館の設立につながります。しかし児島虎次郎は、「夢」の実現を目にしないまま、1929年に世を去ります。
本展は、2025年春に児島虎次郎記念館が開館し、児島への関心がいっそう高まる中、創立100年を目前にした大原美術館の改修工事にともなう休館により、「これぞ名品!」というにふさわしい作品を館外で展示することが可能となった貴重な機会となります。エル・グレコ《受胎告知》、ポール・ゴーギャン《かぐわしき大地》、クロード・モネ《睡蓮》など、ベルギーから始まる児島虎次郎の足取りを辿りながら、さまざまな名画を尋ね歩く旅にも似たひとときをお楽しみください。
| 会期 | 2026年1月3日(土)~2026年3月29日(日) |
|---|---|
| 会場 |
中之島香雪美術館
|
| 住所 | 大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト 4階 |
| 時間 |
|
| 休館日 | 月曜日(祝・休日の場合は開館し翌火曜日休館) |
| 観覧料 | 一般 1,600円(1,400円) 高大生 800円(600円) 小中生 400円(200円)
|
| TEL | 06-6210-3766 |
| URL | https://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/exhibition/ohara-museum-of-art/ |
訪れたのですが、とても綺麗な美術館で駅からのアクセスも良く、今後もぜひ訪れたいなと思いました。
今回は、「大原美術館所蔵 名画への旅 虎次郎の夢」という展覧会の内容でした。
倉敷にある大原美術館は、1930年に日本で初の西洋美術…readmore
4.0
大原美術館の改修休館に合わせて 普段なら倉敷から絶対出てこない大原美術館の名作が大阪にやってきた。高齢の友人と訪れたが、倉敷までは出かけられないがここなら来られると大変喜んでいた。改修という期間を有効に使ってくれた美術館にまず感謝したい。
また春休みを含む3月14日~最終日29日まで子どもの入館料が無料で、この日も子ども用ガイドを手に熱心に絵に見入るお子さんを何人も見かけた。若い世代に足を運んでもらうこの取り組みも素晴らしいと感じた。
展覧会の内容は副題の「虎次郎の夢」とあるように画家であった児島虎次郎の作品と虎次郎がどのような思いで数々の大原の名作を収集していったのかがキャプションを通して伝わってきた。
修復後のエルグレコ「受胎告知」とは初めての対面だったし、お気に入りのギュスターブ・モローやムンクに再会できたのも嬉しかった。
一つだけ残念だったのは、虎次郎の「ベルギーの少女」。2枚あって高梁市成羽美術館蔵の絵を見たいと思っていたが、来ていなかった。ただ販売コーナーでファイルと絵葉書を売っていたのでそれを買い求めて原画に思いを馳せた。
会期はあとわずかだが、大阪で大原の名作に出会える貴重な機会である。
4.0
大原美術館といえば、エル・グレコ。来てくれるので会いに行ってきました。大阪で会えるとは、感動です。児島虎次郎の絵も多くあり、色々みることができたのが良かったです。
4.0
昨年もこの美術館で大原美術館コレクションの展示があった。
そのタイトルは「特別展 大原美術館所蔵 20世紀美術の巨匠たち♡」
こりゃ行くでしょ。
で、行ったら、内容はタイトルの期待感には及ばないものだった‥
で、今回。「大原美術館所蔵 名画への旅 ― 虎次郎の夢」
やっぱ行くでしょ。
で、行ったら、虎次郎さん自身の絵が思いの外多くて、ちょっと「ん?」となった方も多かったのでは。
今回もタイトルにやられました(笑)
でも、実際のところ、虎次郎さんの絵も味わい深く、自身の絵に対する思いと、国内の美術振興への思いが交錯しているようすがわかるような気がして、そのようなストーリー仕立ては上手く演出できていたと感じた。
それぞれの絵の説明文はほとんどが虎次郎さんによるもので、なぜその絵を買い付けたのか、がわかるような展示方法でした。
中之島香雪美術館は展示室もさほど広くないので、大規模展は難しいから、このように色々と考えて工夫されているのだな、とも。
一番好きだったのは、ピカソの「 頭蓋骨のある静物」で、長いこと見入ってしまった。
他にはホドラーの「木を伐る人」も印象的だったし、ゴーガンの「かぐわしき大地」では木版画バージョンが格好良かった。
最近印象派の絵を観る機会が多かったので、むしろそれ以外に惹かれたのかもしれない。
結論、行って良かったです。
3.0
大原美術館:興味はあったけど、倉敷まで足を延ばすのはちょっと面倒。
中之島香雪美術館:近くには行くけれど、展示内容と興味が合わず…。
という2館に対するモヤモヤが本展で一気に解消しました!
大原といえば、虎次郎、エル・グレコ、中村彝。
中村彝の自画像は先日新宿で見たので今回はエル・グレコ狙いだったんですが、他にも有名画家の作品が1個以上展示されていて、とっつきやすい内容でした。
シニャック、モーリス・ドニ、ギュスターヴ・モローなど、お気に入り画家の作品もあって楽しかったです。
買付と制作、端からは働き過ぎのようにも見えますが、本人は楽しみながらダブルワークをこなしていたんでしょうね。
虎次郎作品は複数ある『ベルギーの少女』しか知らなかったけど、『春の光』の暖かさが良かったです。
行ったのが、寒い日だったせいもあるかも(笑)
4.0
こんなに有名な作品を借りてきて、「大原美術館」に行った人は残念な気持ちになっていないか、他人事ながら心配になっていたら、現在「大原美術館」は改修工事に伴う休館中だそうです。
教科書に載っていそうな、エル・グレコやモネなどの有名作品が揃っていて見ごたえがあります。虎次郎さん本人の作品も柔らかくきれいな作品で、絵の勉強も真面目にされていたのが伺えます。
この展覧会は「こども無料DAY」として3月14日(土)~29日(日)の間、小学生~高校生まで入館無料となっています。(保護者は有料)画集からは感じ取れない質感や大きさ、額縁との取り合わせを楽しんで欲しいと思います。
4.0
中之島香雪美術館は小さな美術館です。よって、展覧会自体はいつも小規模なのですが、今回は質の面で優れているという印象です。
何よりも、グレコの「受胎告知」が素晴らしい。
さらに、ゴーギャンの「かぐわしき台地」まであるのですから、いいのは当たり前でしね。
日本最初の私立美術館である大原美術館の歴史も学ぶことがあり、とても弁筐になりました。期間ないにもう一度行ってみたい。そう思わせるものがあります。
3.0
ここ数年の中之島香雪美術館の展覧会は傾向が変わってきました。
日本各地の美術館の所蔵品を大阪の地で展示!な感じとでもいうのでしょうか。
それ故に足を運ぶ人も増えてきたのではないでしょうか。
今回は日本を代表する倉敷の大原美術館です。
そして、まさかまさかの至宝ともいうべきエル・グレゴの《受胎告知》までやってきていました。
大原美術館の元となった作品を収集した児島虎次郎の人生を追いながら展示は進んでいき、虎次郎という画家と彼を支援した大原孫三郎との関係性をもわかるようになっています。
そして思い出すのは鹿子木孟郎と住友家との関係でした。
虎次郎も鹿子木もそれぞれに支援を受けて3度渡欧しています。影響を受けたのはベルギーとパリの外光派(東京美術学校の黒田や藤島の影響もあったでしょう)とアカデミズムの写実と彼らが描いた絵には違いはありましたが。
もう一人、西洋絵画を日本にもたらした松方幸次郎。
大原美術館が創設されるまでの過程と虎次郎と孫三郎、かの時代のお金持ちの社会への貢献と名作を辿りながらいろいろと思いを巡らしました。
最後の最後の展示に「あっ!」とそして「なんと洒落てる!」と思ったのでした。
皆さんそれもお楽しみに!
また、倉敷に、大原美術館を訪ねたくなります。
※ピカソ以外はスマートフォンでの撮影可
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クロード・モネ 《睡蓮》 1906年頃 大原美術館所蔵
児島虎次郎 《和服を着たベルギーの少女》 1911年 大原美術館所蔵
児島虎次郎 《グレ村の風景》 1908頃 高梁市成羽美術館所蔵
児島虎次郎《スペインの丘》1920年 大原美術館所蔵
エル・グレコ(ドメニコス・テオトコプーロス)《受胎告知》1590頃-1603年 大原美術館所蔵
アメデオ・モディリアーニ 《ジャンヌ・エビュテルヌの肖像》 1919年 大原美術館所蔵
ポール・ゴーギャン 《かぐわしき大地》 1892年 大原美術館所蔵