江戸の名プロデューサー
蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ

千葉市美術館

  • 開催期間:2025年5月30日(金)~2025年7月21日(月・祝)
  • クリップ数:21 件
  • 感想・評価:3 件
江戸の名プロデューサー 蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ 千葉市美術館-1
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東洲斎写楽《三代目大谷鬼次の江戸兵衛》寛政6年(1794) 千葉市美術館蔵
喜多川歌麿《当時三美人 富本豊ひな 難波屋きた 高しまひさ》寛政5年(1793) 千葉市美術館蔵
喜多川歌麿『画本虫撰』天明8年(1788) 千葉市美術館蔵
喜多川歌麿『潮干のつと』寛政元年(1789)頃 千葉市美術館蔵
鈴木春信《(三十六歌仙)藤原仲文》明和4-5年(1767-68)頃 千葉市美術館蔵(6/22まで展示)
葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》天保2-4年(1831-33)頃 千葉市美術館蔵
歌川広重《名所江戸百景 亀戸天神境内》安政3年(1856) 千葉市美術館蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

吉原に生まれ、江戸の浮世絵を語るうえで欠かせない存在となった蔦屋重三郎(1750 − 97)。蔦屋が版元として活動したのは、安永(1772-81)から寛政(1789-1801)という時代であり、多色摺の錦絵が大きな発展を遂げた時期とほとんど重なっています。なかでも天明から寛政にかけての時期は、のちに「浮世絵の黄金期」といわれ、いっそう奥深く、色彩の繊細な浮世絵が生み出された重要な時代でした。蔦屋もまた黄金期を盛り立てた人物のひとりといえるでしょう。

西村屋与八や鶴屋喜右衛門などといった老舗の版元がひしめくなか、蔦屋は新興の版元として出版界に彗星のごとく現れます。斬新な作品を次々に世に出すことで喜多川歌麿(?− 1806)を人気絵師へと育てあげた功績は、まさに偉業といえるでしょう。また東洲斎写楽(生没年不詳)の発掘は、その後の浮世絵の評価を大きく変えることになります。

千葉市美術館の開館30周年を記念する本展では、浮世絵の始祖で房州出身の菱川師宣(?-1694)にはじまり、多色摺の錦絵を創始した鈴木春信(1725?− 70)、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎(1760-1849)、渓斎英泉(1791-1848)、歌川広重(1797-1858)にいたるまでの浮世絵の歴史をたどりつつ、蔦屋が生まれた時代から華やかな黄金期の浮世絵への展開、そして “ 世界のUkiyo-e” へと進化していくさまを紹介します。千葉市美術館の珠玉の浮世絵コレクションを中心に、美人画や役者絵の名品の数々をご堪能ください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年5月30日(金)~2025年7月21日(月・祝)
会場 千葉市美術館 Google Map
住所 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • ※金・土曜日は20:00まで(最終入場時間 19:30)
休館日 月曜日 
※7月21日は開館
観覧料 一般 1,500円(1,200円)
大学生 1,000円(800円)
小・中学生、高校生 無料
  • ※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
    ※( )内は前売券、団体20名以上、および市内在住65歳以上の料金
    ◎本展チケットで7階「日本美術とあゆむ―若冲、蕭白から新版画まで」、5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」も観覧できます
    ◎ナイトミュージアム割引:金・土曜日の18:00以降は観覧料半額
TEL043-221-2311
URLhttps://www.ccma-net.jp/

千葉市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

千葉市美術館 千葉市美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

千葉重

蔦重時代とその以前以降を紹介、喜多川歌麿多め、鈴木春信、鳥居清長、勝川春章、鳥文斎栄之に
渓斎英泉、葛飾北斎で締めるような構成でした。
後半には歌麿と春章の肉筆画が見られるのが嬉しいかな。
肉筆画と新版画は別として浮世絵版画はすごく好き!という程でもないのでワンフロアで十分楽しめました。

東博蔦重展は激混みのようですが本展は同レベルの出品作ながら混雑していないのが良いです。
ただ今後土日を中心に混み合うような予感がします。
数点写真撮影可能。図録あり。

蔦重関連では慶應義塾ミュージアムコモンズ(三田)の企画展がとても良かったです。
すごく状態の良い歌麿が多く出ていて驚きました。他に写楽、勝川派、歌川派なども展示。
土曜開館日が少ないのですが無料なのでオススメです。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、karachanさん

5.0

圧巻の千葉市美術館の開館30周年を記念展

大河ドラマによせた東博の蔦重展も魅力ですが、こちらは蔦重に重きをおきつつ、浮世絵展示に定評のある千葉市美の珠玉のコレクションで浮世絵の世界を概観する名品展です。千葉市美術館の開館30周年記念展だけあり展示に気合いが入っている。千葉市美のボリュームある展覧会は健在で総展示数153点、同時開催の展覧会、常設展も観賞出来、総展示数400点に迫る❗️コスパ日本一?オススメです。

  • 0
  • BY TK

4.0

小ぶりだけれど、面白い

30周年記念の割には8階のみ使用の小ぶりな展覧会でしたが、他館とは違う趣向で面白かったです。
いきなり菱川師宣の『衝立のかげ』から始まるんですが、古臭い絵柄と小さめサイズの作品がなんとも古典ぽくていいんですよ!
そして、私の中での二大絵師、鈴木春信と鳥文斎栄之の作品が心持ち多めに出ていたのがうれしかったです。春信は蔦重が活躍する前に亡くなっているし、栄之は西村屋と関係が深かったので他館の展示では扱いが薄いんですよー(泣)
絵本の展示が多いのも本展の特徴ですね。適度に文字が少ない絵本なので、純粋に絵だけで楽しむことができますよ。

参考作品ですが、歌麿の肉筆画『祭りのあと』もよかったです。近年発見された初公開作品とのこと。墨一色で酔客と娘を描いた作品で、酔客のダメな感じがすごくリアルです。

THANKS!をクリックしたユーザー
黒豆さん、karachanさん、morinousagisanさん

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東洲斎写楽《三代目大谷鬼次の江戸兵衛》寛政6年(1794) 千葉市美術館蔵

喜多川歌麿《当時三美人 富本豊ひな 難波屋きた 高しまひさ》寛政5年(1793) 千葉市美術館蔵

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