4.0
住まいの実験を興味深く見ることができました。
入り口でもらったガイドブックのおかげで、ワクワクしながら、展示を見ることができました。細い鉄骨で支えられ、植物と一体となった家とか、ル・コルビジェの窓から家の中に風景を取り込む試みなど、楽しく拝見しました。家具やカーテンのデザインなども、よかったと思います。いつも美術館に行くのとは、ちょっと違った感じで、面白い展示でした。
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1920年代以降、ル・コルビュジエやルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエといった多くの建築家が、時代とともに普及した新たな技術を用いて、機能的で快適な住まいを探求しました。その実験的なヴィジョンと革新的なアイデアは、やがて日常へと波及し、人びとの暮らしを大きく変えていきました。
「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s」と題した本展覧会は、当代の暮らしを根本から問い直し、快適性や機能性、そして芸術性の向上を目指した建築家たちが設計した、戸建ての住宅をご紹介するものです。1920年代から70年代にかけて建てられたそれらのモダン・ハウスは、国際的に隆盛したモダニズム建築の造形に呼応しつつも、時代や地域、気候風土、社会とも密接につながり、家族の属性や住む人の個性をも色濃く反映しています。理想の生活を追い求めた建築家たちによる暮らしの革新は、それぞれの住宅に固有の文脈と切り離せない関係にあるのです。
一方、それらの住宅は、近代において浮上してきた普遍的な課題を解決するものでもありました。身体を清潔に保つための衛生設備、光や風を取り込む開放的なガラス窓、家事労働を軽減するキッチン、暮らしを彩る椅子や照明などの調度、そして住まいに取り込まれた豊かなランドスケープは、20世紀に入り、住宅建築のあり方を決定づける重要な要素となったのです。そして、こうした新しい住まいのイメージは、住宅展示や雑誌などを通じて視覚的に流布していきました。
本展覧会では、20世紀に始まった住宅をめぐる革新的な試みを、衛生、素材、窓、キッチン、調度、メディア、ランドスケープという、モダン・ハウスを特徴づける7つの観点から再考します。そして、特に力を入れてご紹介する傑作14邸を中心に、20世紀の住まいの実験を、写真や図面、スケッチ、模型、家具、テキスタイル、食器、雑誌やグラフィックなどを通じて多角的に検証します。
| 会期 | 2025年9月20日(土)~2026年1月4日(日) |
|---|---|
| 会場 |
兵庫県立美術館
|
| 展示室 | 企画展示室 |
| 住所 | 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 (HAT神戸内) |
| 時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
| 休館日 |
月曜日、10月14日(火)、11月4日(火)、11月25日(火)、12月31日(水)、1月1日(木) ※ただし、10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)、11月24日(月・振休)は開館 |
| 観覧料 | 一般[前売] 1,600円 大学生[前売] 800円 一般 1,800円(1,600円) 大学生 1,000円(800円) 高校生以下 無料 70歳以上 900円(800円) 障害者手帳等をお持ちの方(一般) 450円(400円) 障害者手帳等をお持ちの方(大学生) 250円(200円)
|
| TEL | 078-262-1011 |
| URL | https://www.artm.pref.hyogo.jp |
4.0
入り口でもらったガイドブックのおかげで、ワクワクしながら、展示を見ることができました。細い鉄骨で支えられ、植物と一体となった家とか、ル・コルビジェの窓から家の中に風景を取り込む試みなど、楽しく拝見しました。家具やカーテンのデザインなども、よかったと思います。いつも美術館に行くのとは、ちょっと違った感じで、面白い展示でした。
4.0
春頃に東京で開催の時から気になっていた展覧会
どんな展示なんだろう ワクワク チケット確認時に頂いたガイドブック 手描きイラストで親しみやすい
いざ展示場へ 窓枠越しに建築模型 ワクワク
(後悔 ガイドブック見ながら鑑賞がわかりやすかった感あり が 後で振り返るのでも十分OKかと)
ほぉ~ ほんと工夫されてる 美しい 建築家の方々の細部までの目配り&気配り&芸術的感覚に ワクワク
各邸宅の映像も興味深く (椅子があるのは1カ所のみ 健康のためにも立って鑑賞もありあり)
4壁面に床1面使用の映像 お洒落な映画を見ているようor覗き見ドキドキ感覚 5映像の仕掛けは興味深々
美しい空間から我が家の現実空間へ
頑張るぞ!年末大掃除! 不要なものはキッパリ捨てるべし と季節柄もあり誓ったり〰
来年には 聴竹居 に 伺うぞ と誓ったり〜
今年最後の美術館訪問
今年もアートに沢山癒されました
また来年も楽しみましょう です
4.0
入場券を頂きました。ありがとうございました。
一言で言うととても見ごたえがありました。
国立新美術館で開催すると知った時「絶対行く!」と思ったが関西にも来ることを知ってずっと待っていました(首都だから?こういう時だけ東京近辺に住みたいと思う)。
ただ一番気になっていたミース・ファン・デル・ローエのプロジェクトがここではないということ!
調べてみると国立新美術館がクラウドファンディングで実現したものだからごもっとも。
それでも動画で見ることができて感謝!未完であったものを原寸大で作る、
なんて夢のあるプロジェクトなんだろう。
もちろん展示されているものもとても魅力的でたくさんの模型やデザイナーズ家具の展示がありました。
「フランク・ゲーリー」
ゲーリーの自邸。キッチンがとても可愛い。そして改築された感があるというか手作り感があるというかとても親しみを持てるキッチンなのだ。
小さいトップライトを暑い、防水が切れたということで塞いでしまうお施主様を思い出しながら今の時代ではとてもじゃないけど料理できないな、なんて思ったり。
「メゾン・ド・ヴェール」スライド式、折りたたみ式、回転式と可動間仕切りがわかりやすく、内部が映像として流れて、図面とリンクしていて面白い。
それもさることながら夫婦の小芝居?に何を見せられているんだろうと思いつつ、途中でいなくなる人が多い中最後まで見てしまった。
確かに住まいの実験。
建築に興味がある人だけでなく生活に視点を置かれているので見ると楽しいと思います。
3.0
映画「アアルト」で知ったフィンランドの建築家、今回の展覧会でその作品が見られるとの事で楽しみにしてきました。近くに湖がある別荘として、その土地との関係を考えられた邸宅、景色が最高だと感じました。
また、ル・コルビュジエの小さな住宅、大きな窓からレマン湖畔の雄大な景色、庭に出ると石枠でできた窓があり、終の棲家には最高だなと感じました。
こんな家に住みたいと思う建築が満載でした。
4.0
建築を学んでいる人や建築に興味がある人におすすめの展覧会です!色んな展示室をまわりながら模型や建物の写真を鑑賞しました。これまで建築の知識が全くなかったのですが、今回の展覧会で著名な邸宅や建築家の名前を知ることができました。メゾン・ド・ヴェールの展示方法がお気に入りです!
4.0
建築というと目をひく外観の建物が紹介されることが多いが、この展覧会は衛生・キッチン・窓・調度など、「住む」視点で1920年代から70年代まで 建築家がどのような工夫を行ってきたかを見せる。
先日「美の巨人」でも取り上げられていたフランクロイドの弟子土浦亀城邸は昭和初期に今でいう「コンパクトキッチン」仕立てにして、効率よく料理できるようにしている。
ドイツの「フランクフルトキッチン」もそうだ。そこは丁寧に以前の家事導線に比べ、どれだけ効率よくできるようになっているかを映像でも流している。
どんなにおしゃれでも、住みにくかったら減点だ。今回の展覧会で紹介される住宅は、どの工夫がどんな住みやすさにつながるのかを図面や写真や模型といろいろな側面から説明してくれる。中でも今回いいなと思ったのは、ビデオ映像で見せるバーチャルお家訪問だ。とくにコルビュジエが彼の両親のためにレマン湖のほとりに建てた家は、横長の窓、そしてあえて屋外は絵画の額縁のように視界をさえぎった空間がレマン湖を素晴らしく素敵に見せてくれることが映像だと実感できた。
「住まいの実験」という副題の意味が見終わってからようやくわかった。そしてその視点が良いと思った展覧会だった。
民博行く予定だったけど、気が変わって高槻駅でJRに乗り換えて再訪。
ヴィラ・ル・ラクやトゥーゲントハット邸を見て、平安時代の寝殿造りを思い出した。几帳や屏風でスペースを区切るスカスカの寝殿造りに対して、壁や戸を作るのは難…readmore
5.0
仕事で建築について触れなければならなくなったこともあり行くことにした。
建築については門外漢なのだが、公式サイトにもあるガイドブックでとてもわかりやすく予習できた。建物がイラストで描かれていてかわいらしくて、帰りにそのステッカーを全種類買った。
映画は総合芸術だと教えてもらったことがあるが、バウハウスの理念に「全ての造形芸術は建築に行き着く」(うろおぼえ)ってあってなるほどなと思った。色、形、大きさ、といったビジュアルから、視線に伴う空間把握、屋内での身体運用、室内での体感など数多くの要素を考慮しながら総合させるのが建築なんだとわかった。複数の要素が複雑に絡み合っているからこそ、ゆっくり見て回りたい展覧会だった。もう1回行きたい。
そして、今回はその建築の見せ方を色々工夫してあった。建築は実物を見るのが一番だと思っていたけど(それだと美術館には入らないけど)、それでは全体像を捉えることができない。どうしたらその建築を知ったと言えるのか? この展覧会では、実物大で再現した展示や図面、映像、模型、内装の写真など様々な見せ方で建築を捉えようとしていたのが面白かった。
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©Frank O. Gehry. Getty Research Institute, Los Angeles(2017.M.66)
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ピエール・シャロー メゾン・ド・ヴェール 1932年 撮影:新建築社写真部
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