4.0
直線の美を堪能する
アール・デコ100年って何だろうと思っていたら、1925年パリ万博、通称アール・デコ万博から100年目ということだった。
ポスターが多かったが、ルネ・ラリックのガラスも見られて嬉しかった。また、自分ではあまり宝飾品には興味がないと思っていたが、ブシュロンの「アール・デコ・ブローチ」と名付けられたダイヤモンドのブローチの形状と輝きに圧倒されて、いろいろな角度からため息とともに堪能した。
ミュシャのポスターに代表されるアールヌーヴォーの曲線を多用した図柄から、シャープな直線のアール・デコへ、短期間の間にこうも変化していったのには、テクノロジーの急激な発達が影響しているのを改めて感じた。
アール・ヌーヴォーよりアール・デコが好きな私にとって、とても素敵な展覧会であった。






