5.0
スタイリッシュな美術館
最寄りの豊田市駅から、藍色の行き先表示が地面に看板に手厚く掲示され続けているため、絶対に迷わずに辿り着けます。ただ、道路を曲がってから美術館までの道のりが坂道だったため、同行者にはブーブー言われました。坂道を上り切った嬉しさで入口を真っ直ぐ見ながら館内に入ろうとすると、足元の段差で転倒するので注意が必要です。坂道を頑張って上った分、レストランから見える景色は見晴らしが良いです。
美術館の2階へ至る階段の壁も作品なのですが、これがスタイリッシュでした。
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豊田市美術館は、国内外の近代および現代美術を展望するに相応しい総合美術館を目指し、1995年11月にオープンした。
美術館のある場所は、豊田の中心市街地を見下ろす小高い丘の上。ここは、「七州城」と呼ばれた旧・挙母藩(現在の豊田市)の城があった場所で、現在も美術館の入り口近くに復元された七州城の隅櫓(すみやぐら)などが、当時の城の面影を忍ばせる。
美術館の敷地の西側は、この隅櫓や茶室が日本式庭園の中に点在し、歴史的景観を形成しているエリアである。また、反対に敷地の東側の切り立ったテラスからは、“クルマのまち”豊田の市街が一望できる。
美術館の建物は、町の歴史と現代の文化とが出合うこの城跡の特性を活かし、過去と未来の境界線のように、敷地を南北に横断するかたちで設計された。建築家 谷口吉生(たにぐち よしお)氏の代表作のひとつとなった豐田市美術館の建物は、モス・グリーンのスレートと乳白の磨りガラスで構成されたモダンな外観や、水平、垂直の直線と矩形を基調とするミニマルな建築空間に特徴がある。内部の展示室は、美術館の大きな箱のような空間を大小に区画するように設計されており、来館者は11室ある展示室を回廊を巡るように歩きながら作品鑑賞を進めていく。
20世紀初頭の日本画、アーツ・アンド・クラフツ運動、ウィーン分離派、バウハウス、シュルレアリスムに属する作家の美術作品、同時期の家具などデザイン作品、20世紀の主な美術運動を網羅し、1990年代以降の日本における現代美術の作品までのコレクションを持ち、現代美術の意欲的な企画展でも知られる。
またアルテ・ポーヴェラなど戦後のイタリア美術の作品ほか、ヨーロッパの戦後美術の主要な作家に力を入れている。その他、遺族からまとまった寄贈を受けた小堀四郎、宮脇晴、宮脇綾子の作品を多数所蔵し、常設展示を行っている。サルバドール・ダリの作品の中でも極めて質の高いものを収蔵している。
また漆芸で高名な作家・髙橋節郎の作品を収蔵する髙橋節郎館を併設している。
5.0
最寄りの豊田市駅から、藍色の行き先表示が地面に看板に手厚く掲示され続けているため、絶対に迷わずに辿り着けます。ただ、道路を曲がってから美術館までの道のりが坂道だったため、同行者にはブーブー言われました。坂道を上り切った嬉しさで入口を真っ直ぐ見ながら館内に入ろうとすると、足元の段差で転倒するので注意が必要です。坂道を頑張って上った分、レストランから見える景色は見晴らしが良いです。
美術館の2階へ至る階段の壁も作品なのですが、これがスタイリッシュでした。
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