しないでおく、こと。
-芸術と生のアナキズム

豊田市美術館

  • 開催期間:2024年10月12日(土)~2025年2月16日(日)
  • クリップ数:11 件
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ポール・シニャック《ポルトリュー、グールヴロ》1888年 ひろしま美術館蔵 
ラースロー・モホイ=ナジ《アスコーナのオスカー・シュレンマー》1927年 東京都写真美術館蔵
アスガー・ヨルン《甘い生活Ⅱ》1962年 ヨルン美術館蔵 ©Donation Jorn
集団行為《第3案》1978年
マルガレーテ・ラスペ《明日も、明日も、そしてまた明日も、スウィングさせる!》1974年 ©Deutsche Kinemathek / Margaret Raspé
dot architects + contact Gonzo《GDP(Gonzo dot party)》アートエリアB1 2020年 photo: Ryo Yoshimi (参考図版)
オル太《耕す家:不確かな生成》2022年 撮影:加藤甫(参考図版)
大木裕之「アブストラクト権化」展示風景 ANOMALY東京 2024年 撮影: 村田冬実 ©Hiroyuki Oki, Courtesy of ANOMALY(参考図版)
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

芸術=創造とはそもそも、いまだ了解されない認識や知覚の領野を拡張していく営みです。ゆえに芸術とは、「芸術」として名づけられ、一つに回収されてしまうことへの抵抗をあらかじめ含んでいます。このことは、未知未踏の領野を取り込み制度化することで国土や資本を拡張してきた近代以降の思考自体への抵抗になぞらえることもできるでしょう。この制度化され、統治されることへの抵抗・逃走の姿勢=アナキズムに芸術の本来的な力を認め、その可能性を問うことは、硬直化した社会そのものを突破する契機にもなるのではないでしょうか。

近年、芸術を含むあらゆる場で、旧来の制度や差別への連帯闘争が試みられています。それらは切実な抵抗の態度であり、私たちを鼓舞する重大な拠り所となるものの、ゆえにこそ小さな個別の差異を均してしまう危うさと隣り合わせにあるものともいえます。このギリギリの状況において、私たちの個々の表現や日常的な振る舞いは、いかに一つに回収されることなく共存し、それでも抵抗の力を持ち続けることができるのでしょうか。そのそれぞれの試みがアナキズムの実践だといえます。

19世紀末、近代化と背中合わせに気運の高まったアナキズム運動に共感した新印象主義の画家たち。第一次世界大戦と前後して、社会の中心から逃れ、スイスのモンテ・ヴェリタに集った芸術家を含む様々な思想の持ち主たち。第二次世界大戦後、急進する資本主義体制をかいくぐり日常の革命を試みたシチュアシオニスト・インターナショナルとその重要メンバーのアスガー・ヨルン。ソ連時代から現在まで、野外や自室で非公式芸術としてのアクションを展開し続けるロシア集団行為。さらに自宅での制作と自主展覧会の運営を実践したマルガレーテ・ラスペや共同スタジオを運営するコーポ北加賀屋(adanda+contactGonzo+dotarchitects+remo+FabLabKitakagaya+102木工所+REUNIONSTUDIO)の面々、アーティスト集団のオル太や、生活も制作も発表もそれらの場所も、全てを自在に往来し続ける大木裕之。
 
本展では、芸術と社会にどっぷりと関わりながらも軽やかに抵抗・逃走し、あえて「しないでおく」ことの可能性も含めて生き、創造する人々の実践を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年10月12日(土)~2025年2月16日(日)
会場 豊田市美術館 Google Map
住所 愛知県豊田市小坂本町8-5-1
時間 10:00~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日 月曜日、
年末年始 2024年12月28日(土)~2025年1月17日(金)
※ただし10月14日、11月4日は開館
観覧料 一般 1,500円(1,300円)
高校・大学生 1,100円(900円)
中学生以下 無料
  • ※( )内はオンライン販売の料金
    ※前売券及び20名以上の団体は当日窓口販売料金から200円割引
    ◆セット券を販売(オンライン限定)
    2025年1月18日から開催する玉山拓郎展(仮)と会期が重なる時期に使用できるセット券です
    一般 2,500円、高校・大学生 1,700円
    ※販売期間:2024年9月14日(土)~2025年2月16日(日)
    ※有効期間:2025年1月18日(土)~2月16日(日)
TEL0565-34-6610
URLhttps://www.museum.toyota.aichi.jp/

豊田市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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ポール・シニャック《ポルトリュー、グールヴロ》1888年 ひろしま美術館蔵 

ラースロー・モホイ=ナジ《アスコーナのオスカー・シュレンマー》1927年 東京都写真美術館蔵

アスガー・ヨルン《甘い生活Ⅱ》1962年 ヨルン美術館蔵 ©Donation Jorn

集団行為《第3案》1978年

マルガレーテ・ラスペ《明日も、明日も、そしてまた明日も、スウィングさせる!》1974年 ©Deutsche Kinemathek / Margaret Raspé

dot architects + contact Gonzo《GDP(Gonzo dot party)》アートエリアB1 2020年 photo: Ryo Yoshimi (参考図版)

オル太《耕す家:不確かな生成》2022年 撮影:加藤甫(参考図版)

大木裕之「アブストラクト権化」展示風景 ANOMALY東京 2024年 撮影: 村田冬実 ©Hiroyuki Oki, Courtesy of ANOMALY(参考図版)

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