4.0
謎な芸術
アジアから見た日本だと思うが、結構知らない部分が多くて、?がいっぱい。
妖怪達も怖かった。
これは芸術なのだろうか?…
一般のコレクション展は、意外に良かった。
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ホー・ツーニェンは、映像、インスタレーション、サウンド、演劇といった多領域を横断しつつ、時に妖艶に、時にダイナミックに観る者を魅了しながら、出身地のシンガポールを軸にアジアを舞台にした作品を展開します。
本展では、奇怪かつ滑稽な100の妖怪たちが闇を練り歩きます。そこには、第二次世界大戦中にマレー(シンガポールは1963年にマレー連邦から独立)で活動した日本人も、妖怪たちの姿を借りて登場します。ともに「マレーの虎」の異名で呼ばれた山下奉文(ともゆき)大将と60年代のヒーロー番組「怪傑ハリマオ」のモデルになった谷豊(たにゆたか)を中心に、その周囲で暗躍した軍人やスパイ、そして当時の思想家たち。日常の裂け目から現れる妖怪は、魔に魅入られた時代を映し出すでしょう。
恐怖と好奇心で大衆の心を惹きつけてきた妖怪は、伝承と科学、自然と超自然、忘却と郷愁の間で、時代とともに揺れ動いてきました。20世紀以降に見えなくなった妖怪たちは、今やアニメや漫画の世界で跳梁跋扈しています。近代以降に消えた妖怪とそれ以降に世界を席巻した戦争、そして現代の日本文化―この過去と現代が交わる地点に、複雑な日本の歴史や精神史が浮かび上がります。
◆ ホー・ツーニェン
(Ho Tzu Nyen, 1976年シンガポール生まれ)
ホーの出身地であるシンガポールは、19世紀には英国領となり、太平洋戦争中には日本の軍政下に置かれていました。ホーは歴史や伝承を丹念にリサーチし、出身地であるシンガポールを軸にして、アジア全域にまたがる複雑な物語を描き出します。その作品からは、単線的な歴史を超えた、多層的なアジアの歴史が見えてきます。映像、インスタレーション、サウンドといった従来のジャンルを自由に横断しつつ繰り広げられるホーの物語は、正史から抜け落ちたものを亡霊のように蘇らせ、虚構と史実の間で揺れ動きながら、現代に繋がる近代以降のアジアの問題に光を当てています。
会期 | 2021年10月23日(土)~2022年1月23日(日) |
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会場 |
豊田市美術館
![]() |
住所 | 愛知県豊田市小坂本町8-5-1 |
時間 | 10:00~17:30 (最終入場時間 17:00) |
休館日 |
月曜日 年末年始 2021年12月27日~2022年1月4日 ※ただし2022年1月10日は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 高校・大学生 800円(600円) 中学生以下 無料
|
TEL | 0565-34-6610 |
URL | https://www.museum.toyota.aichi.jp/ |
4.0
アジアから見た日本だと思うが、結構知らない部分が多くて、?がいっぱい。
妖怪達も怖かった。
これは芸術なのだろうか?…
一般のコレクション展は、意外に良かった。
3.0
5つ全てが映像作品で、見終わった後でそれぞれが繋がっているのがわかるのだが、一番最後は他人の作品を繋ぎ合わせただけ?とも思ってしまい、単に自分に芸術を見る目がないだけかも知れず、すみません。
最初と二つ目の作品に出てくる百鬼たちは、鬼滅の刃に出てくる鬼たちと酷似しているものが少なからずあって驚いた。
元々ステレオタイプ的なものがあって、二人共そこから着想を得ているのか、あるいは、それぞれ独創的に出てきたものがたまたま似通ったのか、自分に知識がないので、このような感想で申し訳ない。
ひとつひとつの映像が結構長く、全て見終わるまでに存外時間が掛かったので、これから観に行く人は余裕を持って行かれることをお勧めします。
3.0
暗い会場を入ると(いくつも会場がある)、色々な日本の妖怪たちの絵の映像(動画)が、大きなスクリーンに映し出され、妖怪たちの声(?)も響いていて、お化け屋敷(テーマパーク?)みたいな感じで、
普通の美術展とは随分と違っていましたが、面白かったです。
子供が喜びそう。
椅子もあり、座って観れて良かったです。平日で空いていたので、座れました。
ただし、混み合う日だと、椅子は少ないので、立ち見になりそうです。
私は、静かな空間での美術鑑賞が好きなので、音がうるさく、映像を長く観ていて疲れましたが、
たまには、こういう展覧会も悪くはないかもと思いました。
シンガポールのアーティストで、
日本のようかいや、
マレーシアでの戦争時代の、日本軍(スパイ)が題材になっていました。
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