ねこのほそ道

豊田市美術館

  • 開催期間:2023年2月25日(土)~2023年5月21日(日)
  • クリップ数:5 件
  • 感想・評価:3 件
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佐々木健 《ねこ》 2017年 油彩、カンヴァス 個人蔵 Courtesy of the artist and Gomike
岸本清子 《I am 空飛ぶ赤猫だあ!》 1981年 ラッカー、パステル、カンヴァス 宮城県美術館蔵
落合多武《 猫彫刻》 2007年 ポリウレタンプラスチック、キーボード 個人蔵 ©Tam Ochiai
泉太郎《 ねこ》 2005年 映像 ©Taro Izumi
大田黒衣美 《旅する猫笛小僧》 2013年 ウズラの卵、ワックスペーパー、布、包装紙 個人蔵
五月女哲平《 our time》 2020年 アクリル、木、 《You and I》 2019年 アクリル、木 ©Teppei Sotome
中山英之+砂山太一 《かみのいし》 2020年  紙、木 ©中山英之建築設計事務所
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

決して飼いならされることなく、野生を保ったまま人間とともに暮らすねこ。なにかの役に立っているわけではないのに飼い主の情緒に豊かに訴える、そんな普通で変な生きもの。群れをつくらずひとりで狩りをする肉食獣の彼らは、独立心が旺盛で優雅な、家のなかの小さな虎です。

これまで人間は多くの種に影響を及ぼし、世界中の動物を絶滅へと追いやってきましたが、ねこは長い時間をかけて人間と暮らすようになりました。そして人間が自然を離れて都市を形成し高層ビルに住むようになると、ねこも一緒に空に上がってきました。ねこは長い進化の過程で、自ら見て、触れ、嗅いで、隙間や内と外を自在に行き来しながら、あるがままの道を歩んできました。

本展では、人間とは異なる空間感覚や倫理観を持ち、言葉の秩序から逃れる逸脱可能な存在として、自由、野生、ユーモア、ナンセンス溢れる、どこか”ねこ”のような現代美術を紹介します。

◆ 出展作家
泉太郎、大田黒衣美、落合多武、岸本清子、佐々木健、五月女哲平、中山英之、十砂山太一

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年2月25日(土)~2023年5月21日(日)
会場 豊田市美術館 Google Map
住所 愛知県豊田市小坂本町8-5-1
時間 10:00~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日 月曜日 
※5月1日は開館
観覧料 一般 1,000円(800円)
高校・大学生 800円(600円)
中学生以下 無料
  • ※( )内は前売券及び20名以上の団体料金
    ※前売券:豊田市美術館(1月29日まで)、
    T-FACE B館2階インフォメーション(2月24日まで)
    ※T-FACE 時短日:2022年12月31日(土) 10:00-18:00 休業日:2023年1月1日(日)、2月21日(火)
    ※詳しくは豊田市美術館WEBサイトをご覧ください。
    ※障がい者手帳をお持ちの方(介添者1名)、豊田市内在住又は在学の高校生及び豊田市内在住の75歳以上は無料(要証明)
    ※その他、観覧料の減免対象者及び割引等については豊田市美術館ウェブサイトをご確認ください。
    ※感染症拡大防止のため会期、来館者の受入態勢等を変更する場合があります。豊田市美術館ウェブサイトから最新情報をご確認ください
TEL0565-34-6610
URLhttps://www.museum.toyota.aichi.jp/

豊田市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

豊田市美術館 豊田市美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

ねこの目線

ポスターを見て、かわいい猫ちゃん満載の展覧会かと思いきや、「人間とは異なる空間感覚や倫理観を持ち、言葉の秩序から逃れる逸脱可能な存在としての」ねこの感性を感じさせる現代アートのエキシビションでした。
特に惹かれた作品は、落合多武の「大きいテーブル」で、展示室いっぱいの大きな台にねこ心をくすぐるものが並び、広い空間の中を心が浮遊する間隔を味わいました。台の下ももちろん必見。
この美術館は建築としても素晴らしいし、とてもいい企画が多いのですが、平日は来館者が少ないです。残念なことではありますが、そのおかげで、広い展示室を独り占めし、作品と向き合う贅沢ができました。

5.0

人間と猫の関係性からみえてくる道

可愛らしい猫の作品だけではない展覧会でした。

猫の持つ野生、人との距離感、質感など様々な切り口でのアート作品が鑑賞できます。

一部作品を除き写真撮影が可能で、鑑賞者が作品に触れて体験できるインスタレーション作品もあり楽しめました。

また、前回の展覧会ゲルハルト・リヒター展とリンクする作品もあったため、前回展覧会を鑑賞された方はより楽しめるはずです。

良かった作品

「きのいし」「かみのいし」「ぬののいし」中山英之+砂山太一
 木、紙、布それぞれ違う材質を石の見た目に模した作品。
 触れることや座れることや潜ることができるためインスタレーション作品として面白かったです。
 

5.0

猫のような自由な現代アート

展覧会入ってすぐにキーボードに横たわる猫ちゃんと音楽がお出迎え!もしエフェクターを切り替えたら音楽が変わるのかな?と想像を膨らませながら足を進めました。特に心惹かれた展示は大田黒衣美さんの作品です。ポケットティッシュやガムなど日々の生活にありふれた素材を活かしてアートにするのが素敵でした。

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出展作品・関連画像IMAGES

佐々木健 《ねこ》 2017年 油彩、カンヴァス 個人蔵 Courtesy of the artist and Gomike

岸本清子 《I am 空飛ぶ赤猫だあ!》 1981年 ラッカー、パステル、カンヴァス 宮城県美術館蔵

落合多武《 猫彫刻》 2007年 ポリウレタンプラスチック、キーボード 個人蔵 ©Tam Ochiai

泉太郎《 ねこ》 2005年 映像 ©Taro Izumi

大田黒衣美 《旅する猫笛小僧》 2013年 ウズラの卵、ワックスペーパー、布、包装紙 個人蔵

五月女哲平《 our time》 2020年 アクリル、木、 《You and I》 2019年 アクリル、木 ©Teppei Sotome

中山英之+砂山太一 《かみのいし》 2020年  紙、木 ©中山英之建築設計事務所

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