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触れる展示
展示の中で、仏教の事を詳しく図表に表してる物があって、それが事細かく書かれていて凄く印象的に残った。昔の土器を触れるコーナーみたいなのがあって、なかなかそんな触れる機会なんてないから良い体験になった。
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文化財とは我が国の長い歴史の中で生まれ、育まれ、今日まで伝わっている貴重な財産のことです。その中で我々が遺跡と呼んでいるものは埋蔵文化財に区分されます。芦屋市には金津山古墳や芦屋廃寺跡といった埋蔵文化財が数多く存在します。
芦屋市の埋蔵文化財は古くから人々の関心を集め、芦屋市教育委員会による発掘調査が行われる前から、地表に落ちている土器などを調査していた在地の研究者もいました。文化財保護行政が整備されると、市教育委員会によって土地開発による遺跡の破壊を防ぐための発掘調査が数多く行われ、そこで様々な遺跡が発見されました。
1995年に発生した阪神・淡路大震災の復興に伴う発掘調査によって、各遺跡の詳しい性格や年代などの発見がありました。現在でも市内の調査は続いており、2023年にはフランク・ロイド・ライトが設計したヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)の発掘調査が行われました。そこでは、かつて存在していた温室や渡り廊下などの付属施設の痕跡が見つかりました。
本展では、市内遺跡の出土品を通して、芦屋市の発掘の歴史について展示します。また、仏教美術資料や『伊勢物語』といった、多分野にわたる芦屋市立美術博物館所蔵の歴史資料も展示し、人々が守り続けてきた芦屋の歴史と文化の魅力を様々な観点から紹介します。
会期 | 2024年11月30日(土)~2025年2月9日(日) |
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会場 |
芦屋市立美術博物館
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展示室 | エントランスホール、第1展示室、第2展示室 |
住所 | 兵庫県芦屋市伊勢町12-25 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日(祝日は開館)、2025年1月14日(火) 年末年始 12月28日(土)~2025年1月4日(土) |
観覧料 | 一般 800円(640円) 大高生 500円(400円) 中学生以下 無料
|
TEL | 0797385432 |
URL | https://ashiya-museum.jp/ |
5.0
展示の中で、仏教の事を詳しく図表に表してる物があって、それが事細かく書かれていて凄く印象的に残った。昔の土器を触れるコーナーみたいなのがあって、なかなかそんな触れる機会なんてないから良い体験になった。
3.0
関西の高級住宅街というイメージを芦屋という言葉から思い描く。ただ、違う側面もある。一つは文化の街ということ。古くは貴族の別宅で、和歌を読まれた地であるし、大正や昭和で言えば、神戸東灘区から芦屋に広がる文化発祥、発信の地として多くの文豪とともに文化を広げた地。そんな側面にさらに、今回の歴史を浮き彫りにした視点があった。そんな多くの気づきを与えてくれた展覧会であり、再発見の機会をいただいたことに感謝です。
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