3.0
時代の解凍、次の世代へ・・
面白そうだなと注目していたところに加え、11月11,12日が無料観覧日になるというので、それではその機会にとこの展覧会を訪れた。
現代の作家が 自分が注目した先達の作家を読み解き(解凍し)、新たに自分の作品に昇華して様々な表現方法で提示する試みをとても新鮮に感じた。
その中で特に心に残ったのが野原万理絵と山田正亮の「色」。文章では表しづらいので美術館に足を運んで出会って感じてほしい。
そしてもう1つ印象的だったのは、この日美術館の庭で「あしやつくるば」というイベントが行われており、子どもたちがたくさんきていた。無料観覧日ということもあり、美術館内にも子どもたちの姿が見られた。子どもがあまり足を運ばない現代美術にさりげなく出会う場としてとても良い企画だと思った。
このように子どもの時から身近に美術に接することで、次の時代へとつながっていけばいいなと思った。