特別展 古裂賞玩
―舶来染織がつむぐ物語―

五島美術館

  • 開催期間:2024年10月22日(火)~2024年12月1日(日)
  • クリップ数:11 件
  • 感想・評価:3 件
特別展 古裂賞玩 ―舶来染織がつむぐ物語― 五島美術館-1
特別展 古裂賞玩 ―舶来染織がつむぐ物語― 五島美術館-2
特別展 古裂賞玩 ―舶来染織がつむぐ物語― 五島美術館-3
唐物円座肩衝茶入 銘 利休円座 付属仕覆 仕覆:明時代・15~17世紀 五島美術館蔵
裂手鑑 近衞家伝来 江戸時代・18世紀 裂:13~18世紀 MIHO MUSEUM蔵
重要文化財 紫地唐草文印金九条袈裟 元~明時代・14世紀 東京国立博物館蔵 展示予定期間=10月22日(火)~11月10日(日) Image:TNM Image Archives
特別展 古裂賞玩 ―舶来染織がつむぐ物語― 五島美術館-1
特別展 古裂賞玩 ―舶来染織がつむぐ物語― 五島美術館-1
特別展 古裂賞玩 ―舶来染織がつむぐ物語― 五島美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

江戸時代に作られた美麗な舶来織物を集めた大名家の「裂手鑑」をはじめ、名物茶入と「仕覆」、「名物裂」で表装された唐物絵画、豪商の「裂箪笥」、茶道具に付属する「古渡り更紗」などを展観(会期中一部展示替あり)。

世界に例を見ない日本の古裂鑑賞の文化とそれを創り出した舶来染織の影響を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年10月22日(火)~2024年12月1日(日)
会場 五島美術館 Google Map
住所 東京都世田谷区上野毛3-9-25
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日、11月5日(火)
※ただし11月4日は開館
観覧料 一般 1,400円
高・大学生 1,100円
中学生以下 無料
  • ※団体20名以上1人1200円
    ※障害者手帳をお持ちの方、ならびに介助者の方1名は200円引
    ※庭園入園のみ(展覧会をご覧にならない場合)は1人300円(中学生以下無料)
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル) /03-3703-0661(テープ案内)
URLhttps://www.gotoh-museum.or.jp/

五島美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

五島美術館 五島美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

細かい布切れのスクラップ

どの展示を見ようか検索してた時にふと目に留まったので
おもしろそうだと久々に五島美術館へと足を運んでみた

最終日のせいか思ったより混んでいたのだけど
手鏡にまとめられた舶来織物の美しさがとても楽しい

小さな断片でも丁寧に残すマニアの所業のおかげで
今現在になっても過去にどこで作られたどのような織物が
日本に入ってきて、目を楽しませてきたのかが味わえる
とてもありがたいことだ

複数の裂がまとめられた1ページ1ページが
もうそれそのものだけで鑑賞に値する

一通りぐるっと回って満足できる展示だった

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

5.0

裂手鑑や収納箪笥が大集合

「賞玩」の言葉通り、「古裂」が好き、が詰まった企画でした。
裂手鑑や収納箪笥がこれだけ揃うのは、めったにないことでは?

この裂はあの手鑑にも納められている、あの茶道具の仕覆に同じ柄がある、あの表装に使われている、など、
「裂」つながりが丁寧に解説され、えーっと、この作品番号はどれだっけ?と行きつ戻りつしながら楽しませていただきました。

更紗は赤や青の色も鮮やか、ところどころ金が使われていると一段と華やかで、珍重されたのも納得。
更紗が額装に使われていた作品があり、明るくて目立ってました。

展示物の来歴も豪華で(大名家や公家)、解説もじっくり読みました。
「古裂」がテーマって、どんな企画なんだろう?と思ってましたが、
古の人のコレクター魂に負けない、キューレーターの方の情熱に「いいね!」です。

THANKS!をクリックしたユーザー
黒豆さん、morinousagisanさん

3.0

古裂賞玩愛玩

古裂賞玩、布好きにはたまらないかなりディープな展覧会だと思います。
書画の表装、茶道具の仕覆などに使用されている貴重な古裂を豊富に紹介していました。
作品だけではなく表具や仕覆の詳細まで事細かに丁寧に記載されて力の入り具合が分かります。
古裂の手鑑にいたってはこんな機会でないと今後見られないようなモノまであります。
出品元は東博、徳川、根津、MOA、MIHO、個人蔵など。

ただゴメンナサイ修行不足なのでやっぱり古裂に表装された書画作品をもっと見たかったのです正直に言えば。
そうすれば観客が入るのは分かっていて、古裂を大々的に取り上げるのも五島の特別展の良きところ。

前期だと三の丸尚蔵館の牧谿作品あたりも見所でしょうか。
個人的には根津美術館から重文茶入2点が出品されているのが嬉しい。
特に瀬戸茶入の相坂は一番好きな茶入なので根津とはまた違ったライティングで楽しめるのも良いです。

一般書の図録あり。混んでいなくてとても見やすいです。

THANKS!をクリックしたユーザー
yoshitoyoさん、karachanさん、morinousagisanさん、uchikoさん

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唐物円座肩衝茶入 銘 利休円座 付属仕覆 仕覆:明時代・15~17世紀 五島美術館蔵

裂手鑑 近衞家伝来 江戸時代・18世紀 裂:13~18世紀 MIHO MUSEUM蔵

重要文化財 紫地唐草文印金九条袈裟 元~明時代・14世紀 東京国立博物館蔵 展示予定期間=10月22日(火)~11月10日(日) Image:TNM Image Archives

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