[館蔵]近代の日本画展

五島美術館

  • 開催期間:2024年5月11日(土)~2024年6月16日(日)
  • クリップ数:21 件
  • 感想・評価:5 件
[館蔵]近代の日本画展 五島美術館-1
[館蔵]近代の日本画展 五島美術館-2
游鶴図 橋本雅邦筆 明治29年(1896)頃作 五島美術館蔵
冨貴盤 川端龍子筆 昭和21年(1946)作 五島美術館蔵
[館蔵]近代の日本画展 五島美術館-1
[館蔵]近代の日本画展 五島美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

館蔵の近代日本画コレクションから、「花鳥画」を中心に、橋本雅邦、川端玉章、横山大観、川合玉堂、安田靫彦、前田青邨、川端龍子、金島桂華など、明治から昭和にかけての近代日本を代表する画家の作品約40点を選び展観します。

大東急記念文庫創立75周年記念特集展示として、日本の古代から中世の歴史資料も同時公開(会期中一部展示替あり)。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年5月11日(土)~2024年6月16日(日)
会場 五島美術館 Google Map
住所 東京都世田谷区上野毛3-9-25
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
観覧料 一般 1,100円
高・大学生 800円
中学生以下 無料
  • ※団体20名以上1人900円
    ※障害者手帳をお持ちの方、ならびに介助者の方1名は200円引
    ※庭園入園のみ(展覧会を観覧しない場合)は、1人300円(中学生以下無料)
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
03-3703-0661(テープ案内)
URLhttps://www.gotoh-museum.or.jp/

五島美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

五島美術館 五島美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

良かったです。

何十年ぶりかで五島美術館に行きました。
近代日本画のそうそうたる顔ぶれの描く花鳥風月でした。落ち着く。
奥村土牛のリスの絵は初めて見ました。こんな作品もあったんだーと収穫でした。
虎と竹藪はまあありとして、ライオンは竹藪にはいないよなあと思った件もありました。
第2展示室の古文書もなかなか興味深く、面白かったです。

4.0

謎作品「藤に馬」

所蔵品展に出かけると「ここにこれが!」という作品に出会えますよね。
今回もいろいろ気になるものがありました!

まずは「真鶴図」。今尾景年好きとしては、これだけで上野毛まで足を伸ばした甲斐がありました。顔を除くとほぼ水墨画のような大きな真鶴。野性味があふれていて惚れ惚れしました(笑)

小林古径の「茄子」は葉が重なり合う部分を塗り残しているから、それが輪郭線のようになってモダンな印象を与えてる。同じタイトルの大先生の作品より、ずっと洗練された感じ!

橋本関雪の「藤に馬」は謎作品ですね。
最初は馬の形が不自然だなと思い、次に藤と馬の絡みで遠近法にバグを感じ、なぜ金屏風?藤の木の生え方はおかしくない?黒馬の顔がオジサンぽい?一曲の幅が60㎝程度と狭いのになぜ平面で展示で展示する?などなど、謎の連発でした。
昨年、橋本関雪の展覧会をハシゴして作品数はかなり見たはずなのに、レア作品は存在するんですね。帰宅してから図録を引っ張り出して似たような作品がないか探したけど、見当たらない。謎は謎のまま(笑)

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ぷりんさん、morinousagisanさん

3.0

さすがのコレクション

久しぶりの来館。
さすが五島美術館といった感じで、近代日本画の有名どころの作品が揃っていました。
個人的に良いなと思ったのは、川端龍子、橋本関雪、山口蓬春の作品。特に蓬春は展示の関係で筆遣いまで感じられたのが良かったです。
日本画以外にも拓本や文房四宝もあり、見応えがありました。
残念だったのは解説。昔ながらの作者の説明のみだったので、できれば作品の見どころ紹介みたいなのもあると嬉しかったです。
好きな館なので、また行きたいと思います。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

4.0

お馴染みでも上質の美に浸りました

今回も5月は私の好きな近代日本画です。館蔵の近代日本画コレクションから、花鳥画を中心に、明治から昭和にかけての近代日本を代表する画家の作品約40点が並びます。皆、これまでに何度となく観たことのある作品なのですが、やはり良いですね。橋本雅邦の《游鶴図》二幅、川端玉章の《鴨鷄図》、小杉放菴の《啄木》、山口蓬春の《紅梅》、川端龍子の《冨貴盤》、橋本関雪の《藤に馬》六曲一双、などなど、素晴らしいです。余白の美、堪能です。この他日本書道家屈指の大コレクターだった『宇野雪村コレクション』の墨・硯・筆など文具類も展観され、とても見物です。5-6年前でしたか、「文房具の至宝展―机上の小宇宙」展が、こちらでありましたね。以来度々小コーナーで紹介されていますが、工芸系好きな私は今回も、単眼鏡を覗きつつ何度となく小さく唸ってしまいました。第二展示室では「大東急記念文庫創立75周年記念特集展示」で、古文書、古記録、貴重な歴史資料も見ることができました。こちらはキャプションも丁寧です。ただそれでも私にはちょっと‥???であまり楽しめませんでした。
今回はお天気も落ち着いて初夏めいた日でしたので、久々に春山荘へ降りて二子玉に向かうことにしました。サツキの花付きはちょっと今一。それでも濃さを増した青葉のにおう中、点在する石像の佇まいに癒されつつ坂を下りました。今月30日にはまた、お茶室「古経楼」「富士見亭」の特別公開もあるそうです。冬にしか拝見したことがないので、ちょっぴり気になりますが、この日はいつも通りに柵外から横目に見るだけでした。

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ぷりんさん

4.0

近代の花鳥画の名品勢揃い

近代花鳥画の名品中心に展示。過去あまり展示されてなかった作品も出品され、満足の内容です。小品も佳品揃い。個人的には龍子作品3点、山口蓬春作品2点、上村松篁作品展示も嬉しい。観る機会の少ない金島桂華の作品も5点展示。残念なのは作家の解説だけで、作品の解説が無い。同時開催で、大東急記念文庫蔵の平安、鎌倉の古文書が展示され、コチラは詳細な解説付きで楽しめる。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん
  • 1
  • BY TK

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游鶴図 橋本雅邦筆 明治29年(1896)頃作 五島美術館蔵

冨貴盤 川端龍子筆 昭和21年(1946)作 五島美術館蔵

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