5.0
どっちに行く?と思考が立ち止まる
道が二つに分かれていたら どっちに行く?と考える。
まっすぐな道?曲がった道?
明るい道? 暗い道?
Y字路は 私たちにそんな思考を促す。
また横尾忠則さんの故郷は兵庫の古い町。昔からの道は曲がっていて先がみえない。
そこにも見えない道の先への期待と不安に思考が促される。
次々に現れる Y字路作品を「どっちの道に行く?」と自問しながら鑑賞した。
鑑賞後 学芸員さんの鑑賞説明ビデオを見ると 同じようなことを言われていた。
自分の絵の見方がひとりよがりではなかったとちょっと安心。
自分のこれまでの人生でのY字路でどっちの道を行ったかなとちょっとふりかえってみる機会をもらった。