横尾忠則 ワーイ!★Y字路

横尾忠則現代美術館

  • 開催期間:2024年1月27日(土)~2024年5月6日(月・振)
  • クリップ数:8 件
  • 感想・評価:5 件
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《暗夜光路 N市-I》2000年 アクリル・布 72.7×91.0cm 横尾忠則現代美術館蔵
《暗夜光路 眠れない街》2001年 アクリル・布 181.8×227.3cm 公益財団法人アルカンシエール美術財団/原美術館コレクション蔵
《暗夜光路 光と闇の帝国》2001年 アクリル・布 181.9×227.4cm 作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)
《閉ざされた夜》2003年 油彩・布 80.4×100.1cm 作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)
《宮崎の夜 - 眠れない家》2004年 アクリル・布 181.8×227.3cm 東京国立近代美術館蔵
《回転する家》2018年 油彩・布 162.1×130.3cm 作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)
ポスター(デザイン:横尾忠則)
横尾忠則 ワーイ!★Y字路 横尾忠則現代美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

西脇市岡之山美術館で 2000年10月から開催された「横尾忠則西脇・記憶の光景展」のために、横尾は故郷の西脇に滞在し、のべ12日間で17点もの新作を描きました。

この時の横尾の主要な関心は「夜の西脇」で、夜間に繰り返し取材に出かけています。かつての通学路である椿坂に、足繁く通った模型店の跡地がありました。思い出の場所をレンズ付きフィルム(インスタントカメラ)で撮影、現像したところ、思いがけない画像が現れます。ストロボの光が届く中央の建物は白飛びする一方、左右に別れた道は闇へと溶け込み、見慣れた景色がまるで異質な風景へと様変わりしていたのです。

この写真からインスピレーションを得た横尾は、市内各所の夜のY字路を集中的に撮影し、絵画を連作しました。発表当初《ブラックホールN市》と題されていた作品群は、横尾にしては珍しく素直な写実が特徴的です。世紀の変わり目を迎え、故郷を介して自己の原点を見つめ直そうとしていた様子がうかがえます。

【FEATURE|展覧会レポート】
光と闇、現実と虚構の境。Y字路から異界へワープ!「横尾忠則 ワーイ!★Y字路」展

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年1月27日(土)~2024年5月6日(月・振)
会場 横尾忠則現代美術館 Google Map
住所 兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日、2月13日(火)、4月30日(火)
ただし2月12日(月・振)、4月29日(月・祝)、5月6日(月・振)は開館
観覧料 一般 700円(550円)
大学生 550円(400円)
70歳以上 350円(250円)
高校生以下 無料
  • ※( )内は20名以上の団体割引料金
    ※障害者手帳等をお持ちの方は各観覧料金(ただし70歳以上は一般料金)の75%割引
    ※障害者手帳等をお持ちの方1名につき、介助者1名無料
    ※割引を受けられる方は、証明できるものを持参のうえ、会期中美術館窓口で入場券を購入してください
TEL078‐855‐5607(総合案内)
URLhttps://ytmoca.jp/

横尾忠則現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

横尾忠則現代美術館 横尾忠則現代美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

横尾Y字路の変奏と変容

会期末になってしまいましたが、連休中でも空いてるだろうと言うことと、県美のコレクション展が始まるのを待って行ってきました。
いつもいつもあの手この手で現存作家さんの作品をインスタレーション風の考えられた展示で、今回はどんな展示室になっているかなぁと期待しながら訪れます。

コロナ禍で延期となって4年越しの開催となった本展です。
Y字路の最初作と最近作を階を分けて展示する。
横尾さんの中の変化、作品の違い、変奏、変容として現われてくる様が面白かったです。1Fロビーの学芸員動画解説がとても分かりやすかったです。
現存作家の当美術館、色々と難しい面もあると思うのですが、資料も作品も手元になり、分からない点は作家ご本人に確認できるという研究する学芸員にはこれほどの施設はないかもしれません。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、karachanさん、アバウトさん

5.0

どっちに行く?と思考が立ち止まる

道が二つに分かれていたら どっちに行く?と考える。
まっすぐな道?曲がった道?
明るい道? 暗い道?
Y字路は 私たちにそんな思考を促す。
また横尾忠則さんの故郷は兵庫の古い町。昔からの道は曲がっていて先がみえない。
そこにも見えない道の先への期待と不安に思考が促される。
次々に現れる Y字路作品を「どっちの道に行く?」と自問しながら鑑賞した。
鑑賞後 学芸員さんの鑑賞説明ビデオを見ると 同じようなことを言われていた。
自分の絵の見方がひとりよがりではなかったとちょっと安心。
自分のこれまでの人生でのY字路でどっちの道を行ったかなとちょっとふりかえってみる機会をもらった。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん

REPORT

会場に仕組まれた罠

ここに来て作品見るたびに思うのは、横尾さんの頭の中っていったいどうなってるんだということです。いい意味で。
溢れかえるイメージの大爆発に翻弄されまくるのですが、それが実に心地よいのです。

だいたい、人が見た夢の話を聞かされる…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
にゃんちゅうさん、uchikoさん、さいさん、アバウトさん

5.0

面白く分かりやすい

すっかりファンになってしまった。
わかりやすい絵だし、いろんな画家のオマージュを取り入れている。
一つのテーマの展示ゆえ比べて見れるのがよかった。
箱根彫刻の森美術館所蔵のAt Box Roots(撮影不可)と鳥居の絵が特に気に入った。

THANKS!をクリックしたユーザー
アバウトさん

4.0

気になってて早速見に行ってきました!

ストロボで撮影後に生まれたY字路の作品の数々!ユニークな作品が多くて娘と一緒にどの作品が好きか話しながら見回りました。絵の展示が中心でした。

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出展作品・関連画像IMAGES

《暗夜光路 N市-I》2000年 アクリル・布 72.7×91.0cm 横尾忠則現代美術館蔵

《暗夜光路 眠れない街》2001年 アクリル・布 181.8×227.3cm 公益財団法人アルカンシエール美術財団/原美術館コレクション蔵

《暗夜光路 光と闇の帝国》2001年 アクリル・布 181.9×227.4cm 作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)

《閉ざされた夜》2003年 油彩・布 80.4×100.1cm 作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)

《宮崎の夜 - 眠れない家》2004年 アクリル・布 181.8×227.3cm 東京国立近代美術館蔵

《回転する家》2018年 油彩・布 162.1×130.3cm 作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託)

ポスター(デザイン:横尾忠則)

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