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不思議の国のアリスの世界をかすめる横尾ワールド
今、東京国立博物館表慶館では「横尾忠則 寒山百得」展が開催されており、メディアで横尾さんのインタビューを聞く機会が多く、横尾さんの「郵便局員になりたかった!」という若いときの将来の夢を伺い、ここに横尾思想が集約されていると感じました。それは、待ちの姿勢であっても、心から溢れる力によって動かされる身体から生まれる横尾絵画に無限の力を感じました。ただ、まだまだ理解できない世界もあり、学芸員さんのギャラリートーク映像を見てから作品を鑑賞。う~ん、やっぱり難しい。次は、「ぶるうらんど」を読んでからもう一度チャレンジしたいと思います。