5.0
大好き
20240301
岩崎家のおひなさまいいなぁ。
丸平大木人形店の人形がすばらしい。
初めて観た「お福の花見」もクスッとしていいな。
ウサギの行列も再会できてうれしい。
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三菱第四代社長・岩﨑小彌太(1879~1945)が孝子夫人(1888~1975)のために誂えた雛人形は、京都の人形司・丸平大木人形店(丸平)によるものです。
内裏雛は、白くつややかで丸い顔が愛らしい稚児雛です。岩﨑家の替紋である花菱文をあしらった雛道具は精巧な作りで、実物と見まがうばかりの出来栄えです。
本展では、小彌太の還暦を祝して丸平に制作させた「木彫彩色御所人形」(五世大木平蔵製、1939年)のほか、丸平文庫が所蔵する岩﨑家旧蔵「御所人形 お福の花見」も展示します。
会期 | 2024年2月17日(土)~2024年3月31日(日) |
---|---|
会場 | 静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内) Google Map |
住所 | 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 |
月曜日(祝休日は開館し翌平日休館) 展示替期間、年末年始など ※ただし、3月4日(月)はトークフリーデーとして開館 |
観覧料 | 一般 1,500円 大高生 1,000円 中学生以下 無料 障がい者手帳提示の方 700円(同伴者1名 無料) |
TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.seikado.or.jp/ |
5.0
20240301
岩崎家のおひなさまいいなぁ。
丸平大木人形店の人形がすばらしい。
初めて観た「お福の花見」もクスッとしていいな。
ウサギの行列も再会できてうれしい。
4.0
この時期はあちこちで雛人形関連の展示があるので
ついつい目につくたびに回ってしまう
依然展示のあった御所人形も一緒に展示されてるので
生き生きと元気の良いコロコロと丸々とした人形が所狭しと並んでいる
その様を眺めるだけでも楽しい展示だ
(三井、人形の家、そして今回の静嘉堂とここのところ
雛人形関連展示をまわってたのだけど、どこも構成が違い
それぞれでとても興味深く楽しめる)
第四章の
白綸子地松竹梅鶴模様打掛
紅綸子地御簾薬玉柴垣菊模様打掛
も併せてとても楽しい展示だった
4.0
今年もこの季節ですね。丸く愛らしい顔立ちに品格のただよう、幼児の姿をした内裏雛をはじめ、子供仕立てに作られたお雛さま(稚児雛)は、昭和初期、三菱第4代社長の岩﨑小彌太が、夫人孝子のために、京人形司の老舗 「丸平大木人形店」の五世大木平藏に、特別に誂えさせたものだそうです。豪華な装束の織りや染め、刺繡、金工など、精緻を尽くした工芸美が随所に見られるこの雛人形は、戦後ひとたび散逸しましたが、桐村喜世美氏(茂照庵)により、段飾りの雛人形15体すべてと道具類の多くが集められ、2018年、岩﨑家ゆかりの静嘉堂に寄贈されました。2019年春に初めて観させて頂きました。それからは2021年にも、丸の内で2023年は「初春」展と「お雛様」展両方で紹介されていましたね。今回は更に、小彌太の還暦を祝し丸平に特注した「木彫彩色御所人形」のほか、丸平文庫が所蔵する岩﨑家旧蔵の御所人形も展示。木彫りの体躯に胡粉塗りと彩色がなされた、七福神と童子たちの総勢58点の多くが、小弥太が卯年生まれであることから、兎の兜を被っていて、なかなかに面白いです。ほか岩﨑家に伝わった「白綸子地松竹梅鶴模様打掛」(個人蔵)も初公開されていました。なんとも凄い品々です。打掛の刺繍の見事さは、本当にため息ものでした。ただこの季節、岩崎家も、三井家も、住友家もお雛様ですよね。可愛かったり奇麗だったり、細かい仕事だったりですが、それに少しずつ新しい何かも加わっているとしても、毎年は少し飽きます。三年おきくらいにされては??です。勿論、窯変天目に、応挙屏風、仁清茶壺、師宣など他の作品も凄いのですが。
4.0
三井家のお雛様に続き、岩崎家のお雛様、2週連続のひな祭りです(笑)
こちらも丸平のお雛様ですが、丸いお顔が可愛らしい稚児雛。趣がだいぶ違います。
そして、豪華なお道具!
貝桶は中の貝合わせも展示され、小さい貝(シジミくらい)にしっかり絵が描かれてます。打掛やお布団まであり、琴や硯箱の細工も見事でした。
還暦祝いの木彫彩色御所人形は、色鮮やか、子供たちのしぐさもや表情も可愛い。並べる順番がありそうで、今ならカラー写真で記録できますが、昔はどうしていたのか?詳細な配置図があるのかしら。
展示の最後に、赤と白の豪華な打掛が待ってました。初公開とのことで楽しみにしてました。赤はくす玉模様、白は松竹梅鶴、刺繍が見事で素敵でした。大事に大事にされていることが状態のよさから伝わりした。
仁清の吉野山図茶壷、曜変天目も出品されており、お雛様以外も充実してました。
4.0
毎年季節ものの展示をしているので、「今年も同じかな」と思いがちですが、そんなことはありません。
メインは同じでも、その他作品に毎回趣向を凝らしていて、今年はなんといっても孝子夫人の打掛と千代田の大奥でしょう!
まず、打掛。白い打掛は鶴の刺繍が見事でしたね。大きめの鶴が何羽も刺し込まれていて、お目出たい感じがダイレクトに伝わってきます。背中に一か所、糸がすれている部分があって、何をしちゃったのかすごく気になりました(笑)
赤い打掛は、染めの赤がまず美しい。すっきりとした赤が御簾の刺繍を引き立てていて、羽織ってみたくなる美しさでした。
そして、周延の「千代田の大奥」。季節に合わせた絵を見る楽しさを改めて感じました。師宣の風俗図も細かい部分まで描き込まれていて、現在の雛飾りにはないモノがあったり、屏風を蛇腹ではなく場を囲うように使ったり、いろいろ勉強になりました。
3.0
雛飾りは興味が薄いので、応挙屏風、仁清茶壺、師宣など少数の作品のみ楽しみました。
曜変天目のある展示室以外は写真撮影可能。
久しぶりの訪問だけど展示室の作りがやっぱり今ひとつ。
2024年度のぐるパスに再参加予定。入場だといいけど割引だろうなぁ。
静嘉堂から徒歩5分の出光美術館の池大雅、素晴らしい内容です。
まだまだ空いているので合わせて是非。
4.0
昨年のお雛様は三井さんに行ったので 今年は静嘉堂文庫さんに
トーハクさんでよく見る貝合わせですが こちらはお雛様のお道具なので 本当に小さく
レンズ越しに覗きます
思っていたより おおきなお内裏様は稚児雛で可愛らしいお顔です
焼き物では 紅彩鉢の色合いが綺麗です
相変わらず妖しく美しい曜変天目
五人囃子のお顔と これぞ日本のお顔だわ のお福のお花見が良かったです
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