泉屋博古館東京リニューアルオープン記念展Ⅳ
不変/普遍の造形
―住友コレクション中国青銅器名品選―

泉屋博古館東京

  • 開催期間:2023年1月14日(土)~2023年2月26日(日)
  • クリップ数:29 件
  • 感想・評価:7 件
不変/普遍の造形 —住友コレクション中国青銅器名品選― 泉屋博古館東京-1
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虎卣(こゆう)殷後期(前11世紀)泉屋博古館蔵
饕餮文方罍(とうてつもんほうらい)殷後期(前12-11世紀)泉屋博古館蔵
饕餮文平底爵(とうてつもんへいていしゃく)殷前期(前14世紀)泉屋博古館蔵
螭文方炉(ちもんほうろ)春秋前期(前8-7世紀)泉屋博古館蔵
金銀錯獣形尊(きんぎんさくじゅうけいそん)北宋 (10-12世紀)泉屋博古館蔵
鴟鴞尊(しきょうそん)殷後期(前13-12世紀)泉屋博古館蔵
夔神鼓(きじんこ)殷後期(前12世紀)泉屋博古館蔵
見卣(けんゆう)西周前期(前10世紀)泉屋博古館蔵
虎鴞兕觥(こきょうじこう)殷後期(前13-12世紀)泉屋博古館蔵
方格規矩四神鏡(ほうかくきくししんきょう)前漢末(前1世紀)泉屋博古館蔵
戈卣(かゆう)殷後期(前12世紀)泉屋博古館蔵
犠首方尊(ぎしゅほうそん)殷後期(前12-11世紀)泉屋博古館蔵
鼎父己尊(ていふきそん)殷後期(前11世紀)泉屋博古館蔵
円渦文敦(えんかもんたい)
戦国前期(前5世紀)
泉屋博古館蔵
画文帯同向式神獣鏡(がもんたいどうこうしきしんじゅうきょう)重要文化財後漢末~三国(3世紀)泉屋博古館蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

東京館のリニューアルオープン記念展の掉尾を飾るのは、住友コレクションの象徴、中国青銅器の名品たちです。

およそ3000年前の古代から受け継がれ、東アジアの美術工芸の源となった中国青銅器。造形や文様、銘文、鑑賞の歴史など、さまざまな角度からその魅力を余すことなくご紹介すべく、住友コレクションの選りすぐりの名品を一堂に会する特別な機会となっています。

また今回の記念展にあわせて3D計測を用いたデジタルコンテンツを制作し、展示会場にて公開します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年1月14日(土)~2023年2月26日(日)
会場 泉屋博古館東京 Google Map
住所 東京都港区六本木1丁目5番地1号
時間 11:00~18:00
  • ※金曜日は19:00まで開館
    (入館は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日 
祝日の場合は開館、翌平日休館
観覧料 一般 1,000円(800円)
高大生 600円(500円)
中学生以下 無料
  • ※20名様以上の団体は( )内の割引料金
    ※障がい者手帳呈示の方は本人および同伴者1名まで無料
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.sen-oku.or.jp/tokyo/

泉屋博古館東京の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

泉屋博古館東京 泉屋博古館東京

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

青銅器は難しい!! でも、よく見れば本当に飽きない!! 解説も面白い。

会期終盤。空いていると思しき平日昼時、やはり混んでいました。驚きました。これほどまでに泉屋さんが青銅器をコレクションされていたとは‥。今まで青銅器は奈良国立か根津、と思っていました。青銅器は難しい!! でも、よく見れば本当に飽きない!! さらにここは解説が面白いんです。特に今回、作品の状態はものすごくいいですし、祭祀専用ではなく、一般に使用されたものが多くあり、いろいろ想像も膨らませました。若干混雑気味でなかなかゆっくり見入っているわけにもいかないので、ほとんどカメラOKのため、解説を撮って回りました。青銅器、面白いです。

THANKS!をクリックしたユーザー
mimimichangさん

5.0

たいへん面白かった

コレクション展で、中国の青銅、日常使いであったと思われる数々です。
造形のおもしろさ、みごとさに瞠目でした。
人類はすごいと思います。
素晴らしいコレクションですね。

THANKS!をクリックしたユーザー
mimimichangさん、niko3さん

5.0

古代中国世界にタイムトリップ

説明文がとても分かりやすく、かつセンスが良かった。

どろりとしたお酒を青銅器に入れて香草の香りづけをしてからスプーンで飲んでいたなど古代中国人の生活について色々想像できた。

昔読んだ酒見賢一氏の小説『周公旦』や、中国古典文学の『楚辞』に描かれた古代中国世界を思い出した。

学芸員の山本堯氏の本が会場でも紹介されていたので読んでみたいと思った。

『意外と恐ろしい古代中国』のエピソードが心に残る。

日本の茶道の茶室の調度品としての歴史もあることを初めて知った。

普段は京都の本館に所蔵されているものが多いので、東京でこれだけまとまった数の青銅器が見られる機会は貴重だと思った。

THANKS!をクリックしたユーザー
niko3さん、さいさん

5.0

面白すぎる!食わず嫌いせず絶対見るべし!

以前拝見した「金文」を観てから青銅器が大好きになった。
どこの展示も只「殷・周時代の祭祀儀礼用の器、酒などを入れた」なんてつまらない解説が有るのみだ。
それが、此処では微に入り細に入り鑑賞方法を解説されておりお陰で青銅器が展示されて居るのを見ると「金文」は有るか?文様はやはり「饕餮(とうてつ)」か?なんてまじまじ見てしまう。
殷・周時代の作は形は可愛い、細工は奇想天外、なのに実用的。金文も純粋。
それが時代が下がると形や模様は洗練されて行き、金文は自慢話に。笑える内容だ。
馴染みの薄かった「饕餮」も小説「十二国記」で興味が湧いていた。詳しい解説で最強凶悪の聖獣にして首が有って身が無い、と有り全体像が浮かばない謎の獣だ。
キメラと有ってどの文様も似ているようでどれ一つとして同じ物が無い。
龍や鳳凰は後世に残り日本にも伝承されたが饕餮は難しかったのだろうか。
青銅器のどこからどこまでが饕餮なのかも良くわからないのが難。
似ている龍と鳳凰の見分け方やフクロウや蝉、恐ろしい門番の解説も面白かった。
講堂では映像で青銅器の中や使用方法を見せている。
「鳥蓋瓠壺(ちょうがいここ)」は酒を注ぐのは鳥の胴体を開けると思ったが傾けると嘴が開くと分かり、その繊細な細工に感心した。
「虎ゆう」はそのユニークさは群を抜いていて見飽きない。3D映像も有る。

受付で無料の単眼鏡の貸出有り。
撮影可。
今回の公式ガイドブックはとんぼの本だ。お勧めの内容だ。
漢字変換が出来なくて感想が偏ってしまった。

THANKS!をクリックしたユーザー
niko3さん、さいさん、mimimichangさん、morinousagisanさん

4.0

凄いなこんなの見たことがない

見てる間見終わった後につくづくそう思った

中国関連の展示はそれこそコンスタントにあるし
青銅器も必ずと言っていいほど展示されてるから
それなりに見てきたつもりだったけれど

もじどうり「つもり」でしかなかったということだ

毎度おなじみの鼎や爵といったものが
まったく知らない形状種類の中に混じっている

それぞれの種類、その分け方命名法といった解説もほどほどに細かく
好奇心を掻き立ててくれる

動物をどったものでは戈卣というまるまるとした
みみずくが背中合わせになったものがやはり好ましいのだけど、
こんなに可愛らしい造形なのに実はみみずくは悪鳥というのだから面白い

個人的に「そこまでやるか??」とおもったのは
青銅器の内側に記された銘文の解説だ

内容としてはおおむね
「~ということがあってこれを作ったので子孫は大切にするように」
みたいなことが書いてるだけなのだけど、
さすがにここまで展示解説されているのは珍しいと思う

予想以上にマニアックな展示だった

THANKS!をクリックしたユーザー
uchikoさん、mimimichangさん、fumiko773さん、さいさん、niko3さん、他1人

5.0

青銅器の魅力全開。

この企画展の詳細を見た時に3館の学芸員さん達の「青銅器サミット」というイベントがあって、とても楽しそうで印象に残りました。
しかも松岡美・根津美と3館でデジタルスタンプラリー(2/5まで)もやります、とのことで、ますます企画した方々の熱気が感じられました。
ダメ押しは、最近銀座にできたアンペルギャラリーのスタッフさんから、「泉屋博古館(東京)の青銅器はすごく愛嬌があっていいですよ。おすすめです。私は自分が観たものの中では一番好きです♡」と言われたこと。
それまで泉屋博古館が「昭和35年に住友家より中国古代の青銅器の寄贈を受けて以降、順次収蔵品を拡大し・・・」という館の歴史を存じ上げておりませんでした<(_ _)>
(余談ですが、話題のアンペルギャラリーの顧問は泉屋博古館(東京)の野地耕一郎さんだそうです。youtubeでも作品解説されてました。)

そうか、そんなにすごいのか・・・と期待半分・不安半分で見に行きました。
当方は根津美の双羊頭位しか知らない初心者。
そんな私ですが、今までの青銅器のイメージが(少ないですが(-_-;))ガラッと変わりました。
「愛嬌がある」が正にずばりだと思います。
まず器の足が何かかわいい♡
この企画展ページの写真でも見られる戈卣(かゆう)殷後期(前12世紀)は足が4本あるのですが、象の足のような、何かの生き物のような感じ。
・・・わかりますかね?
しかも足だけでなく、器の底の部分がお尻を思わせるものもあって、お尻に3本足が生えている・・・かわいい怪獣的な感じ・・・。
同じくこの企画展ページの写真でも見られる饕餮文平底爵(とうてつもんへいていしゃく)のすらりとした3本足も、まるで生き物がすっと立っているような感じがしました。
何となく、指を掛ける輪のところが、腰に手を当ててるように見えませんか?
こういう水差しがずらっと同じ向きに並んで展示されていて、不思議の国のアリス的な感じで、まるで腰に手を当てて気取った感じで行進しているみたい。「(ファッションショーの)ランウェイかい!」と心の中で突っ込んで笑ってしまいました。
設置の時に絶対に狙って置いたなぁ!と思ってます(〃艸〃)ムフッ

とは言っても解説はきっちりで、観ていくと青銅器の歴史がしっかり理解できます。
解説とは別にコラムと称したワンポイントレッスンみたいなものもあり、読みごたえがありとても面白かったです。
こちらの館… Read More

THANKS!をクリックしたユーザー
ぷりんさん、mimimichangさん、fumiko773さん、niko3さん、morinousagisanさん、他2人

4.0

かわいい動物達

美術品の中には実在する、または、架空の動物をあしらっているものがあり、非常にかわいらしかったです。

作られた時代ごとの特色を見比べたり、大きさも様々で楽しかったです。

物販コーナーでは、売り切れているものもあるようでしたが、ポストカード等のグッズがありました。

建物自体も閑静な中にあり、とても素敵でした。ただ、大江戸線六本木駅から歩くと、かなり距離があり坂道もあるので、注意が必要です。

THANKS!をクリックしたユーザー
mimimichangさん、niko3さん

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虎卣(こゆう)殷後期(前11世紀)泉屋博古館蔵

饕餮文方罍(とうてつもんほうらい)殷後期(前12-11世紀)泉屋博古館蔵

饕餮文平底爵(とうてつもんへいていしゃく)殷前期(前14世紀)泉屋博古館蔵

螭文方炉(ちもんほうろ)春秋前期(前8-7世紀)泉屋博古館蔵

金銀錯獣形尊(きんぎんさくじゅうけいそん)北宋 (10-12世紀)泉屋博古館蔵

鴟鴞尊(しきょうそん)殷後期(前13-12世紀)泉屋博古館蔵

夔神鼓(きじんこ)殷後期(前12世紀)泉屋博古館蔵

見卣(けんゆう)西周前期(前10世紀)泉屋博古館蔵

虎鴞兕觥(こきょうじこう)殷後期(前13-12世紀)泉屋博古館蔵

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