野口里佳 不思議な力

東京都写真美術館

  • 開催期間:2022年10月7日(金)~2023年1月22日(日)
  • クリップ数:26 件
  • 感想・評価:5 件
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《きゅうり 8月21日》 2017年 作家蔵
© Noguchi Rika, Courtesy of Taka Ishii Gallery
《不思議な力 #8》 2014年 アマナコレクション
© Noguchi Rika, Courtesy of Taka Ishii Gallery
《クマンバチ #1》 2019年 東京都写真美術館蔵
© Noguchi Rika, Courtesy of Taka Ishii Gallery
《ヤシの木 #3》 2022年 作家蔵
© Noguchi Rika, Courtesy of Taka Ishii Gallery
《夜の星へ》(映像作品) 2015年 作家蔵
© Noguchi Rika, Courtesy of Taka Ishii Gallery
《潜る人 #1》 1995年 作家蔵
© Noguchi Rika, Courtesy of Taka Ishii Gallery
《海底 #1》 2017年 大林コレクション
© Noguchi Rika, Courtesy of Taka Ishii Gallery
野口里佳 不思議な力 東京都写真美術館-1
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野口里佳 不思議な力 東京都写真美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

野口里佳は1995年「写真3.3㎡(ひとつぼ)」展と1996年「写真新世紀」展でのグランプリ受賞以降、〈フジヤマ〉(1997年–)、〈飛ぶ夢を見た〉(2003年)、〈太陽〉(2005–08年)、〈夜の星へ〉(2014-2015年)などの写真・映像作品を国内外の展覧会で発表し、国際的にも高い評価を受けている写真家です。

野口はこれまでに、水中や高地、宇宙といった未知の領域と人間との関わりをテーマにした作品を手がけてきました。近年では、日常や周囲に満ちる無数の小さな謎の探求を通して、見るものの感覚や想像を解き放つような表現を追求しています。写真と映像、ドローイングによって構成される本展は、初期作品〈潜る人〉(1995年)から最新作〈ヤシの木〉(2022年)までを出品作品に含み、時間や場所も超えていく写真の「不思議な力」に導かれるように、野口がこれまでに出会ってきた様々な現象や光景が描き出されます。

その独自の作品表現に触れることは、それぞれの存在がこの世界に生きていることの意味を見つめ直し、また写真・映像のもつ「不思議な力」とは何なのかを考えるきっかけとなることでしょう。

◆ 野口里佳|Rika Nogichi
さいたま市出身。那覇市在住。1992年より写真作品の制作を始め、展覧会を中心に作品を発表。現代美術の国際展にも数多く参加している。2002年、第52回芸術選奨文部科学大臣新人賞(美術部門)を受賞。国内での主な個展に「予感」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2001年)、「飛ぶ夢を見た」(原美術館、2004年)、「光は未来に届く」(IZU PHOTO MUSEUM、2011–2012年)など。作品は東京国立近代美術館、国立国際美術館、グッゲンハイム美術館、ポンピドゥ・センターなどに収蔵されている。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年10月7日(金)~2023年1月22日(日)
会場 東京都写真美術館 Google Map
展示室2F 展示室
住所 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • 木・金曜日は20:00まで
休館日 月曜日 
月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館
年末年始 12月29日-1月1日、1月4日
※ただし12月28日、1月2日、1月3日は臨時開館
観覧料 一般 700円(560円)
学生 560円(440円)
中高生・65歳以上 350円(280円)
  • ※( )は東京都写真美術館の映画鑑賞券提示者、各種カード会員割引料金。各種割引の詳細は美術館公式サイトのご利用案内を参照ください。各種割引の併用はできません。
    ※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)年間パスポート提示者は無料
    ※1月2日(月)、3日(火)は無料。開館記念日のため1月21日(土)は無料
TEL03-3280-0099
URLhttps://topmuseum.jp

東京都写真美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

正直わからなかった。

入ってすぐの展示作品には確かに「不思議な力」が働いているように感じました。
が、何故少しぽわんとした、柔らかい雰囲気の表現を選んだのだろうか・・・とか、
お父様が撮った写真を焼き直してみたシリーズでは「撮った人の視線を追体験することが新鮮」みたいな解説がありましたが、写真展に来る客にとっては多かれ少なかれ当たり前のことなので、逆に新鮮がられてもどうしてよいものか? しかも「視線の追体験」はおろか「写真の中の写真」ですら特に目新しいテーマではないし、「不思議な力」はどこに行った・・・? お父様の視線に何かを感じるということなのか? とか・・・、
おもしろくないわけではないけれど、特別なものも感じられず、また「不思議な力」って???と、とてももや~っとした気分になりました。
SNSでの評価がすごく高かったので期待していましたが、彼女をずっと追いかけているファンでないとわからない何かがあるのかもしれませんね・・・。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、micco3216さん、Tarさん

5.0

家族の記憶

野口さんの写真の展示は久しぶりに拝見しました。
写真美術館も久しぶりに行きました。
ノスタルジア、というのでしょうか、どこかで見たような光景や、なにげないモノたちだったりして、結構な時間見入っていました。
同時開催のほかの展示もいろいろ面白かった。
建物も好きですし、ショップも面白いし、休憩スぺースも落ち着きます。

4.0

レンズを通すと不思議な力が覗いて見える

元気に伸びるきゅうりの弦、見えない糸で空中に浮いているような青虫、長い尾羽根を靡かせて飛ぶ孔雀、風に煽られまるで振り乱した髪のようになった椰子の木。磁石、コップの水、プリズムの光。
どれも普段気にすることの無い光景だが野口のレンズを通して見ると、そこにあたかも不思議な力が働いたように見えてくる。
工業地帯の水辺から暗い海へ潜る人々。
訓練の様子。何を求めて潜るのか。不穏な暗闇にライトが当たる。
ロビーではレスキュー隊の訓練の動画。
たゆまぬ努力と優れた身体能力も「不思議な力」なのか。

4.0

出発

野口里佳、ちょっと物足りないです。
映像作品に結構場所を割かれていて写真作品をもう少し見たいところ。
父のアルバムと潜る人が良かったです。
最初のエリアのみ写真撮影可能でした。


地下フロアで開催の星野道夫にも訪問。
こちらは大変素晴らしいです。
本物が持つ力に圧倒されました。
こんな世界が今も地上に存在するのだなと。
星野道夫の言葉も素直で押し付けがましくなくスッと胸に入ります。
ワイルドライフの映像も見ましたが穏やかで飾りのない人柄に感じました。
会場内は撮影不可、ロビーは撮影可能でした。
オススメします。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、micco3216さん

4.0

何気ない事物の特別な一瞬

 初期作から最近作まで並んだ野口の写真のモチーフには、きゅうり、ヤシの木、アオムシ、クマンバチ、クジャク等、植物や昆虫が多い。何か特別な事物が映っているわけではない。ただどれもが、じぃーっと見つめて、特別な一瞬をとらえていると思える。

THANKS!をクリックしたユーザー
fumiko773さん、morinousagisanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

《きゅうり 8月21日》 2017年 作家蔵
© Noguchi Rika, Courtesy of Taka Ishii Gallery

《不思議な力 #8》 2014年 アマナコレクション
© Noguchi Rika, Courtesy of Taka Ishii Gallery

《クマンバチ #1》 2019年 東京都写真美術館蔵
© Noguchi Rika, Courtesy of Taka Ishii Gallery

《ヤシの木 #3》 2022年 作家蔵
© Noguchi Rika, Courtesy of Taka Ishii Gallery

《夜の星へ》(映像作品) 2015年 作家蔵
© Noguchi Rika, Courtesy of Taka Ishii Gallery

《潜る人 #1》 1995年 作家蔵
© Noguchi Rika, Courtesy of Taka Ishii Gallery

《海底 #1》 2017年 大林コレクション
© Noguchi Rika, Courtesy of Taka Ishii Gallery

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