3.0
大迫力の全身骨格と混雑
家族3人で行きました。
化石そのものではなく、化石ハンター(研究者)を通してみる新しい試みかと。面白いのは伝説の化石ハンター「ロイ・チャップマン・アンドリュース(RCA)」は発掘そのものは下手で、ツルハシで破壊することもしばしばだったとか。今でも輸送中の破損やちゃんと処理されていないものを「RCAされている」というところ。
しかし、展覧会の終盤だから仕方がない部分はあるものの、日時指定しているのにあの混雑はなんとかならんもんか。
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化石ハンターとして世界的に有名なロイ・チャップマン・アンドリュースが、1922年に大規模な調査隊を編成してゴビ砂漠へ探検を開始してからちょうど100年。アンドリュースが発掘した恐竜や哺乳類の数々の貴重な化石は古生物学上の大発見とされ、その功績は後世の化石ハンターたちに多大な影響を及ぼしてきました。
本展では、恐竜・哺乳類化石をたどりながら、アンドリュースや彼の偉業を追いかけた名だたる化石ハンターたちの探検を紹介します。
また、アンドリュースに大きな影響を受けた古生物学者たちの研究により明らかになった氷河時代における哺乳類の進化に関する「アウト・オブ・チベット」説を紹介。その説を導き出す証拠となった“チベットケサイ”の全身骨格復元標本を世界初公開します。
会期 | 2022年7月16日(土)~2022年10月10日(月・祝) |
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会場 |
国立科学博物館
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住所 | 東京都台東区上野公園 7-20 |
時間 |
9:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 | 9月5日(月)、12日(月)、20日(火)、26日(月) |
観覧料 | 一般・大学生 2,000円 小中高生 600円 |
TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://kaseki.exhn.jp/ |
3.0
家族3人で行きました。
化石そのものではなく、化石ハンター(研究者)を通してみる新しい試みかと。面白いのは伝説の化石ハンター「ロイ・チャップマン・アンドリュース(RCA)」は発掘そのものは下手で、ツルハシで破壊することもしばしばだったとか。今でも輸送中の破損やちゃんと処理されていないものを「RCAされている」というところ。
しかし、展覧会の終盤だから仕方がない部分はあるものの、日時指定しているのにあの混雑はなんとかならんもんか。
5.0
昨年の植物展ぶりに訪れましたが、相変わらずのエンターテイメント性に溢れた展示に、足を踏み入れた瞬間からワクワクしました。
全体を通して思ったのが、人類はすごい!ということ。
化石があってもそれが何の化石なのかわたしにはさっぱりですが、研究の蓄積によって何千万年も昔のことがこれほど分かるのか!と感動しました。
個人的に一番面白かったのが、恐竜の卵の話。卵の化石によって、恐竜が卵から生まれるということが分かったわけで、凄い発見だなと思いました。
生みの親が、ずっとプロトケラトプスだと思われていて、一方本当の親は卵泥棒と勘違いされ、その意味からオビラプトルと名付けられたというエピソードは面白かったです。
たしかに、化石だけではどの種類の卵か分からないよね、と思いました。
そう思うと、シチパチの胚の発見がとても意義あるものだなと改めて重要性を認識しました。
また、途中ですごく小さい化石があり、こんなに小さいものを化石ハンターは発見するのかと驚きました。
プロってすごい。
後半のチベットケサイの復元もとても良かったです。
CGの復元もリアルで、親子の様子が見られて興味深かったです。
化石というテーマだと、どうしても実物の展示が難しいところがあります。
今回の展示は、実物でなくともこんなに学べて楽しめるのかと思わせてくれる内容でした。(もちろん実物もありますが)
解説や映像も充実しており、またカラフルで親しみやすく、一種のアミューズメントパークとしても楽しめました。
まだ行かれていない方は、ぜひ行かれることをおすすめします。
3.0
9月になってから行ったので混雑もなくゆっくり見ることができました。
氷河期の生き物は「マンモス」くらいしか知らなかったけれど、サイの先祖のチベットケサイやケブカサイの存在も今回初めて知りました。しかも、チベットケサイについては骨の復元標本(全身)と(生きていた時のような姿の)生体復元モデルも展示されて印象に残りました。チベットケサイの子供には「ちべたん」と名前があり印象に残りました。
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5.0
まず伝説の化石ハンターが日本に滞在していた驚き。
何も無いと云われていたゴビ砂漠からザクザクと恐竜化石が出てきた興奮。
ハンターには女性科学者も居て、映画「ジュラシックパーク」の女性科学者のモデルか。
化石標本も沢山並び壮観。
後半は地殻変動により寒さが厳しくなったチベットで進化していった哺乳類について。チベットケサイの親子生体復元モデルが微笑ましい。
会場は映像以外撮影可。
本館常設の一階から地下二階も併せて見て欲しい。
飲食出来る場所が限られている上混み合うので注意。
夏休みで土日は特に混み合う。
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チベットケサイ 全身骨格復元標本
アンドリューサルクス 頭骨 国立科学博物館蔵
チベットケサイ 生体復元モデル