地球がまわる音を聴く:
パンデミック以降のウェルビーイング

森美術館

  • 開催期間:2022年6月29日(水)〜2022年11月6日(日)
  • クリップ数:32 件
  • 感想・評価:6 件
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《ヘーゼルナッツの花粉》を展示するヴォルフガング・ライプ、豊田市美術館(愛知)2003 年
Courtesy:ケンジタキギャラリー(名古屋、東京)撮影:怡土鉄夫
※参考図版
オノ・ヨーコ 《アース・ピース》1963年春 オフセット・プリント
オノ・ヨーコ『Grapefruit』(Wunternaum Press、東京、1964 年)より
ギド・ファン・デア・ウェルヴェ《第9番 世界と一緒に回らなかった日》2007年 ハイビジョン・ビデオ・インスタレーション
8 分40 秒
Courtesy:Monitor, Rome; Grimm, Amsterdam; Luhring Augustine,New York
撮影:ベン・ゲラーツ
飯山由貴《海の観音さまに会いにいく》2014 年 ビデオ、スライド 撮影:宮澤 響
※参考図版
ロベール・クートラス《僕の夜のコンポジション(リザーブカルト)》1970 年 油彩、ボール紙 約12 × 6 cm(各)撮影:内田芳孝+岡野 圭、片村文人
ツァイ・チャウエイ(蔡佳䊽)《子宮とダイヤモンド》2021年 手吹きガラス、鏡、ダイヤモンド 300 × 600 cm 展示風景:「ツァイ・チャウエイ:子宮とダイヤモンド」リブ・フォーエバー財団( 台中)2021 年
金沢寿美 展示風景:「第6回新鋭作家展 影⇆光」川口市立アートギャラリー・アトリア(埼玉)2017年 撮影:阿部萌夢
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

2020年以降、目に見えないウイルスによって日常が奪われ、私たちの生活や心境は大きく変化しました。こうした状況下、現代アートを含むさまざまな芸術表現が、かつてない切実さで心に響きます。

本展では、 パンデミック以降の新しい時代をいかに生きるのか、心身ともに健康である「ウェルビーイング」とは何か、 を現代アートに込められた多様な視点を通して考えます。自然と人間、個人と社会、家族、繰り返される日 常、精神世界、生と死など、生や実存に結びつく主題の作品が「よく生きる」ことへの考察を促します。

また、本展では、美術館ならではのリアルな空間での体験を重視し、インスタレーション、彫刻、映像、写真、絵画など、国内外のアーティスト16 名の作品を紹介します。五感を研ぎ澄ませ、作品の素材やスケールを体感しながらアートと向き合うことは、他者や社会から与えられるのではない、自分自身にとってのウェルビーイング、すなわち「よく生きる」ことについて考えるきっかけになることでしょう。

本展のタイトル「地球がまわる音を聴く」は、オノ・ヨーコのインストラクション・アート(※1)から引用しています。意識を壮大な宇宙へと誘い、私たちがその営みの一部に過ぎないことを想像させ、新たな思索へと導いてくれるものです。パンデミック以降の世界において、人間の生を本質的に問い直そうとするとき、こうした想像力こそが私たちに未来の可能性を示してくれるのではないでしょうか。

※コンセプチュアル・アートの形式のひとつで、作家からのインストラクション(指示)そのもの、あるいはその記述自体を作品としたもの。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年6月29日(水)〜2022年11月6日(日)
会場 森美術館 Google Map
住所 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
時間 10:00〜22:00 (最終入場時間 21:30)
  • 火曜日は10:00~17:00(最終入場時間 16:30)
休館日 会期中無休 
観覧料 [平日]
一般 1,800円(1,600円)
学生(高校・大学生)1,200円(1,100円)
子供(4歳~中学生)600円(500円)
シニア(65歳以上)1,500円(1,300円)
[土・日・休日]
一般 2,000円(1,800円)
学生(高校・大学生)1,300円(1,200円)
子供(4歳~中学生)700円(600円)
シニア(65歳以上)1,700円(1,500円)
  • ※専用オンラインサイトでチケットを購入すると( )の料金が適用されます
    ※本展は、事前予約制(日時指定券)を導入しています。専用オンラインサイトから「日時指定券」を購入してください。日時指定券の販売開始日は森美術館ウェブサイトをご確認ください
    ※当日、日時指定枠に空きがある場合は、事前予約なしで入館できます
TEL050-5541-8600 (ハローダイヤル)
URLhttps://www.mori.art.museum

森美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

森美術館 森美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

国際芸術祭「あいち2022」と構成が相似形

 オノ・ヨーコの《グレープ・フルーツ》が通奏低音となったキュレーション。河原温を展覧会を貫くコンセプトにした「あいち2022」と同型の構成(館長と芸術監督が同一人物の片岡真実さんなので当然かも)。ただ生きているだけのことの恩寵。MAMスクリーンではツァオ・フェイ(曹斐)の《新星》も「あいち2022」と重なり、嬉しいデジャブでした。
 ついでに、MAMコレクションでは小谷元彦、やなぎみわ、名和晃平、ユ・スンホ。小谷の《ホロウ:全ての人の脳内を駆け抜けるもの》は良い意味での超絶工芸。MAMリサーチは、いつもならが知られざる美術史の発掘で目を見張る。ただ、文字が多い展示なので、過去のMAMリサーチも含めて書籍化を希む。

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ファイさん、morinousagisanさん

4.0

テーマはよくわからんが内容は詰まってる。

・オノ・ヨーコの詩から始まって、ヴォルフガング・ライプの「確かさの部屋(蜜蝋でできた壁の細い廊下の先に電球が一つ斜めに垂れ下がってる)」辺りまでは「ウェル・ビーイング・・・なるほど~」と思っていたが、その後からテーマがこじつけにしか思えなくなり、現代美術の作品展と割り切って各々観ていくことにしました。もう一つ、この企画展とても文系っぽいというか、他にも詩を作品にしている人がいたり、新聞(文字含む)が効果的に使用されるなど、文字がフックになっている作品が多い印象を受けました。最初の部屋のライプの詩もすごく胸アツになりましたし。
・ギド・ファン・デア・ウェルヴェの「世界と一緒に回らなかった日」の映像を、自分が見てる間にちゃんと見ていく人が他に一人もおらず・・・少し見て「なるほど~」と思うのか、どんどん去っていくので、何となく見切ってやろうという気になり、全部見ました。が、次の家の周りをぐるぐる回ってるのはさすがにもう諦めた(笑)。ネタがYouTuberっぽいと思ってしまったが、日本人のお笑いが現代美術に近いものがあるからそう思うのかなぁ、などと、「現代アートってなんでしょ?括る意味って何でしょ??」とすごく考えてしまいました。こういうアーティスト好きなので、体壊さずに元気でどんどんやってほしいです。
・ゾーイ・レナードの「アイ・ウォント・ア・プレジデント」は英語と和訳で用紙が置いてあり、お好きにお取りください、ということでした。この詩も懐かしい感じですごく好きです。
・飯山由貴の作品「家父長制を食べる」がきつかったので、この部屋は途中で切り上げました。アーティストの方には申し訳ないですがこの辺は自分の度量で判断。きつい人は無理なさらずに。自分もDV被害者ですが、個人的な気持としても作品としても、理解し難いものがありました。個人差もある、あっていい、ということが大事だなとも思いました。
・内藤正敏の写真も強烈。写真の説明もインパクトあって、言葉が強かった印象に繋がった。
この後も続々続くのですが、もうこの辺でふらふらに(笑)。普段見られないようなでかい作品も多かったし、展示数も多いし(作品リスト10Pあるよ!)、充実しましたが、考えてしまう作品が多かった為に相当削られました。この辺が好き・嫌いの分かれるところかと思います。

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Boodlesさん、morinousagisanさん、ファイさん、micco3216さん

3.0

全くわからん!

本展では、パンデミック以降の新しい時代をいかに生きるのか、心身ともに健康である「ウェルビーイング」とは何か、を現代アートに込められた多様な視点を通して考えます。自然と人間、個人と社会、家族、繰り返される日常、精神世界、生と死など、生や実存に結びつく主題の作品が「よく生きる」ことへの考察を促します。

という内容の展覧会。チラシにヴォルフガング・ライプが花粉を敷き詰めてる作品が掲載されている。

ヴォルフガング・ライプ展を2003年に東京国立近代美術館で見て以来、久々に3点を鑑賞することができた。大理石をくりぬいて牛乳を表面張力が張るまで注いだ作品、蜜蝋を壁面に仕立てて洞窟のようにした作品。蜜蝋のいいにおいにハマってマスクをずらして思いっきり吸いました。ちなみに作家本人がコロナに感染し来日できず、館長が花粉を撒いたとのこと。まさか展覧会の趣旨の根幹の部分を作家が体験することになろうとはと思ったことでしょう。苦笑い

展覧会全体の感想は何を見ているのかよくわかりませんでした。もう1度行ってもっと咀嚼しながら見たいと思います。

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さいさん、ファイさん、morinousagisanさん

3.0

興味深き作品群

「ウェルビーイング」をキーワードに16名の作品が展示されていた。
ヴォルフガング・ライプのヘーゼルナッツの花粉を敷き詰めた作品に自然と芸術の静かな関係を感じ、震災の遺物を組み上げた青野文昭の作品に心奪われ、新聞を鉛筆で塗りつぶした金沢寿美の巨大な作品に圧倒された。
DVや洗脳など社会問題もあり表現テーマは多岐にわたる。
どの作品も興味深く、それ自体は満足できた。だが「ウェルビーイング」というキーワードが自分に響いてきたかはちょっと怪しい。どうとでもとれるキーワードが本当に必要だったのかは疑問が残る。

8/3(水)午後1時半予約無しで入館。混雑無し

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さいさん、ファイさん

4.0

地球がまわる音が聴こえた気がした

オノ・ヨーコの作品から引用された 【地球が回る音を聴く】
国内外の複数名の芸術家が参加しており見応えは十分。
いきなり目に飛び込んで来るのは
ヴォルフガング・ライプの『ヘーゼルナッツの花粉』
まっ黄色の花粉が床を覆っている。鼻がムズムズする。
様々なインスタレーションはどれも興味深い。
DV(ドメスティックバイオレンス)をテーマにした
作品展示室は息苦しい。当事者なら特に居心地が悪くなるだろう。
色々と考えさせられる作品が多いが、純粋に鑑賞対象として楽しんで欲しい。

個人的なお気に入りの作品は
金沢寿美『新聞紙のドローイング』2021年
新聞紙が黒く塗りつぶされているのだが、作者の印象に残った記事や言葉は残っている。
引きで見ると壮大な宇宙や星空を眺めている様な感覚である。

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ファイさん

3.0

コンセプチュアルアートの難しさ

コンセプチュアルアートって本当に感覚で理解するまでに時間が必要ですね。理解しようとするこのがおこがましいのかも知れません。最後の方に展示されていた女性3人のアートが印象的でした。

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さいさん

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出展作品・関連画像IMAGES

《ヘーゼルナッツの花粉》を展示するヴォルフガング・ライプ、豊田市美術館(愛知)2003 年
Courtesy:ケンジタキギャラリー(名古屋、東京)撮影:怡土鉄夫
※参考図版

オノ・ヨーコ 《アース・ピース》1963年春 オフセット・プリント
オノ・ヨーコ『Grapefruit』(Wunternaum Press、東京、1964 年)より

ギド・ファン・デア・ウェルヴェ《第9番 世界と一緒に回らなかった日》2007年 ハイビジョン・ビデオ・インスタレーション
8 分40 秒
Courtesy:Monitor, Rome; Grimm, Amsterdam; Luhring Augustine,New York
撮影:ベン・ゲラーツ

飯山由貴《海の観音さまに会いにいく》2014 年 ビデオ、スライド 撮影:宮澤 響
※参考図版

ロベール・クートラス《僕の夜のコンポジション(リザーブカルト)》1970 年 油彩、ボール紙 約12 × 6 cm(各)撮影:内田芳孝+岡野 圭、片村文人

ツァイ・チャウエイ(蔡佳䊽)《子宮とダイヤモンド》2021年 手吹きガラス、鏡、ダイヤモンド 300 × 600 cm 展示風景:「ツァイ・チャウエイ:子宮とダイヤモンド」リブ・フォーエバー財団( 台中)2021 年

金沢寿美 展示風景:「第6回新鋭作家展 影⇆光」川口市立アートギャラリー・アトリア(埼玉)2017年 撮影:阿部萌夢

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