出版120周年 ピーターラビット™展

世田谷美術館

  • 開催期間:2022年3月26日(土)~2022年6月19日(日)
  • クリップ数:36 件
  • 感想・評価:5 件
出版120周年 ピーターラビット™展 世田谷美術館-1
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出版120周年 ピーターラビット™展 世田谷美術館-3
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出版120周年 ピーターラビット™展 世田谷美術館-6
《『ピーターラビットのおはなし』挿絵原画》 ビアトリクス・ポター 1902年 ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社
© Frederick Warne & Co. Ltd, 2017
ビアトリクス・ポター 1892年 ヴィクトリア&アルバート博物館
Courtesy of the Victoria and Albert Museum
《『ピーターラビットのおはなし』挿絵原画》 ビアトリクス・ポター 1902年 ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社
© Frederick Warne & Co. Ltd, 2017
《『ピーターラビットのおはなし』挿絵原画》 ビアトリクス・ポター 1902年 ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社
© Frederick Warne & Co. Ltd, 2017
《『ピーターラビットのおはなし』挿絵原画》 ビアトリクス・ポター 1902年 ヴィクトリア&アルバート博物館(リンダーコレクションからの寄贈)
Courtesy of The Victoria and Albert Museum and Frederick Warne & Co.
出版120周年 ピーターラビット™展 世田谷美術館-1
出版120周年 ピーターラビット™展 世田谷美術館-1
出版120周年 ピーターラビット™展 世田谷美術館-1
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出版120周年 ピーターラビット™展 世田谷美術館-1
出版120周年 ピーターラビット™展 世田谷美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

今なお世界中で愛され続けるいたずら好きなウサギ、ピーターラビット™。1902年にフレデリック・ウォーン社から刊行されたシリーズ第一作『ピーターラビットのおはなし』は、2022年の今年、出版120周年を迎えた。

本展は、そのメモリアルイヤーをお祝いし、ピーターラビットの誕生前夜から今日に至るまでの歩みを振り返る、盛大なバースデイパーティをテーマに開催します。

作者のビアトリクス・ポター™が「ピーターラビット」シリーズを描くきっかけとなった、作品の原点《ノエル・ムーア宛ての絵手紙》の直筆オリジナルを日本初公開。さらに、シリーズ最初の絵本『ピーターラビットのおはなし』の彩色画を、作家が当初構想した通りに、全てそろった形でご覧いただけるのは日本で初めてです。ほかにも「ピーターラビット」以前にビアトリクスによって描かれたウサギのスケッチ(日本初公開)やイラストレーション、私家版や草稿本、作家自身の発案による貴重な関連アイテムなど約170点を紹介。

会場には、ピーターラビットの世界を体験できるイギリス湖水地方のテーマパークThe World of Beatrix Potter Attractionが、本展のために特別に制作した、高さ180cmの特大バースデイケーキも登場し、ピーターラビットの誕生日を来場者と一緒にお祝いします。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年3月26日(土)~2022年6月19日(日)
会場 世田谷美術館 Google Map
展示室1階展示室
住所 東京都世田谷区砧公園1-2
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
ただし、5月2日(月)は開館
観覧料 一般 1,600円
65歳以上 1,300円
大高生 800円
中小生 500円
  • ※障がい者の方は500円。小中高大生の障がい者の方は無料。介助者(当該障がい者1名につき1名)は無料
    ※未就学児無料
    ※高校生、大学生、専門学校生、65歳以上の方、各種お手帳をお持ちの方は、いずれも証明できるものを要提示
    ※各種割引については世田谷美術館窓口にて取り扱います
    新型コロナウイルス感染症対策のため、会期中の土日・祝休日および 5月2日(月)は、日時指定券を販売します。詳しくは展覧会公式サイトをご確認ください
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)全日9:00 ~20:00
URLhttps://peter120.exhibit.jp

世田谷美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

世田谷美術館 世田谷美術館

巡回展TRAVELING EXHIBITION

出版120周年 ピーターラビット™展 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

可愛いイタズラうさぎ

「ピーターラビットのおはなし」出版120周年の展覧会。
日本語版の絵本では掲載されなかった挿絵の原画を含めて、彩色画全点を見る事が出来ます。
原画は思っていたよりも小さいです。ただ、とても細かく描き込まれており、彩色も美しく、改めてビアトリクス・ポターの画力に驚かされます。
あれは原画のサイズそのままだったんですね…。
てっきり原画はもっと大きくて、縮小印刷されているのだと思っていました。
ポターが可愛いがっていたウサギのデッサンや絵手紙もあり、ピーターラビット誕生の原点を見る事が出来ます。

子供の頃、小さなサイズの本とウサギの絵が可愛いらしくて、何度も読んだ記憶が蘇りました。
ピーターのお父さんはウサギのパイにされてしまっているし、ピーターも畑でイタズラして追い掛けられ、散々な目にあって…。
とことん動物目線のお話しで、人間は悪者と言う話。子供ながらに「何だか怖いなぁ」と思っていたのは、動物VS人間の切り離せない問題までも描かれているからなんでしょう。
ポターがイギリス湖水地方の景観を守る為にナショナルトラストの活動に尽力するのも納得です。

会場内にはフォトスポットが5か所、設けられています。
物語の世界に迷い込んだ様で子供達には好評の様でした。
120周年記念のグッズも充実しています。
バック、ぬいぐるみ、食器や缶入りお菓子、ロールシール等、散財する事必須です。
常設のショップにも特別展ショップとは違うハガキやぬいぐるみ等があるので気になる方はお忘れなくチェックしてみて下さい。

5.0

愛らしさマシマシ

日時予約ですが、原画や手紙、絵本、小さいので、一列にずっと並んで、ちょっとずつ移動しながら見る感じでした。もうちょっとすいてるほうがよかったとは思いますが、ピーターラビットの世界を楽しんできました。

原画は小さく、名刺2枚分よりも小さいくらいサイズです。
鉛筆と水彩またはカラーインクで描かれた原画は淡い色使い、細かく描きこまれた繊細な描写で、ピーターラビットたちの愛らしさがマシマシでした。

会場も120周年記念のバースデーケーキー、木戸の下に潜り込んだピーターのお尻が見えてる写真撮影用のディスプレイなど、楽しいしかけがあちこちに!
学芸員のみなさんも、きっと楽しんで企画されてますね。

・ピーターラビットシリーズのきっかけになったお見舞いの手紙をはじめ、出版社のやりとり、シリーズが始まる前のデッサンなど、資料がたくさん
・某デパートが勝手に作ったピーターのぬいぐるみが気にならなくて、自分で作ってしまい、キャラクターグッズの先駆けに
・ナショナルトラストを応援し、湖水地方の景観を守った

など、逸話も盛りだくさんでした。
会場最後に、湖水地方の映像があるのでお見逃しなく。美しい風景に癒されます。

グッズもとても充実してました。

2階の企画展は、東急線沿線の美術家の作品紹介で、岡本太郎や石川達三も登場します。

土地勘がなく20分くらい歩くのはキケンと思い、バスに乗りました。
バスの路線はいくつかあるようですが、東急沿線駅発は、1時間に1、2本の路線が多く、そして平日と土日は時間も違うのでご注意ください。

THANKS!をクリックしたユーザー
Tarさん、Audreyさん

4.0

物販充実

雨の日、空いておりました。
ル・ジャルダンも予約なしで大丈夫でした。
かわいい、ですけれど、それだけではない、湖水地方の自然や文化の記録でもある。色んな理由で、限りなく遠くなってしまった。
物販は充実です。

3.0

ピーターは永遠に

ピーターラビット出版120周年。その誕生から今日までの歩みが丁寧に展示されている。シリーズ最初の絵本の彩色画を、作家が当初構想した通りにそろった形でみられるのもうれしい。お父さんは兎パイになってしまったことを思い出した。ピーターは、その物語以上にキャラクターが世界中に知れ渡っている。そのピーターを守るためのぬいぐるみの特許登録など、ビアトリクス・ポターの努力、先見性に驚かされる。こうしてピーターは現代まで生き続けている。ちなみに、日本で最初に紹介されたときは「ピータロー兎」だったという。大人から子供まで楽しめる展示というところだが、作品の展示位置が子供目線には少し高過ぎることが気になった。

THANKS!をクリックしたユーザー
Tarさん、他1人

5.0

ピーターラビットの世界観を楽しんできました

初めて訪れる世田谷美術館にわくわくしながらも、駅から徒歩19分を迷わずに歩けるか、少し心配でした。しかし用賀の駅に着くと、わかりやすい表示とともに、用賀プロムナードという遊歩道が続いていて、美術館に行くまでのプロセスも楽しめるようになっています。ピーターラビット展は、展示だけでなく湖水地方の映像や写真撮影スポットなど、存分に楽しめる工夫がいっぱいでした。ピーターラビットが生まれた背景や、作者の活動がよくわかりました。美しくてかわいい原画の数々を見ていると、早く家に帰ってピーターラビットの絵本を読みたいと思いました。

THANKS!をクリックしたユーザー
はるにゃんさん、tibeanie3さん

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出展作品・関連画像IMAGES

《『ピーターラビットのおはなし』挿絵原画》 ビアトリクス・ポター 1902年 ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社
© Frederick Warne & Co. Ltd, 2017

ビアトリクス・ポター 1892年 ヴィクトリア&アルバート博物館
Courtesy of the Victoria and Albert Museum

《『ピーターラビットのおはなし』挿絵原画》 ビアトリクス・ポター 1902年 ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社
© Frederick Warne & Co. Ltd, 2017

《『ピーターラビットのおはなし』挿絵原画》 ビアトリクス・ポター 1902年 ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社
© Frederick Warne & Co. Ltd, 2017

《『ピーターラビットのおはなし』挿絵原画》 ビアトリクス・ポター 1902年 ヴィクトリア&アルバート博物館(リンダーコレクションからの寄贈)
Courtesy of The Victoria and Albert Museum and Frederick Warne & Co.

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