サントリー美術館 開館60周年記念展
ざわつく日本美術

サントリー美術館

  • 開催期間:2021年7月14日(水)~2021年8月29日(日)
  • クリップ数:51 件
  • 感想・評価:11 件
サントリー美術館 開館60周年記念展 ざわつく日本美術 サントリー美術館-1
サントリー美術館 開館60周年記念展 ざわつく日本美術 サントリー美術館-2
サントリー美術館 開館60周年記念展 ざわつく日本美術 サントリー美術館-3
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サントリー美術館 開館60周年記念展 ざわつく日本美術 サントリー美術館-6
サントリー美術館 開館60周年記念展 ざわつく日本美術 サントリー美術館-7
尾上菊五郎 一枚 明治8年(1875)頃 サントリー美術館
重要文化財 色絵五艘船文独楽形鉢 有田 一口 江戸時代 18世紀 サントリー美術館
重要文化財 佐竹本・三十六歌仙絵 源順 伝 藤原信実 画/伝 後京極良経 書 一幅 鎌倉時代 13世紀 サントリー美術館
茶練緯地宝尽模様腰巻 一領 江戸時代 19世紀 サントリー美術館
貝尽蒔絵硯箱 小川破笠 一合 江戸時代 18世紀 サントリー美術館
笙 銘 小男鹿丸 行円 一管 鎌倉時代 建保3年(1215) サントリー美術館
袋法師絵巻(部分) 一巻 江戸時代 17~18世紀 サントリー美術館
サントリー美術館 開館60周年記念展 ざわつく日本美術 サントリー美術館-1
サントリー美術館 開館60周年記念展 ざわつく日本美術 サントリー美術館-1
サントリー美術館 開館60周年記念展 ざわつく日本美術 サントリー美術館-1
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サントリー美術館 開館60周年記念展 ざわつく日本美術 サントリー美術館-1
サントリー美術館 開館60周年記念展 ざわつく日本美術 サントリー美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

ある作品を見た時、「えっ?」「おっ!」「うわぁ…」などと感じたことはないでしょうか?本展では、こうした言葉にならない「心のざわめき」を、作品をよく見るための、大切なきっかけと捉えてみます。というのも、「いったい私は、この作品のどこにざわついたのだろう?」と考えることで、目の前の作品により一層興味を覚えるからです。

そこで今回は、思わず「心がざわつく」ような展示方法や作品を通して、目や頭、心をほぐし、「作品を見たい!」という気持ちを高めていきます。サントリー美術館の名品から珍品、秘宝まで、作品を「見る」という行為を意識して愉しみながら、日本美術のエッセンスを気軽に味わえる展覧会です。

作品との出会いによって沸き起こる、自分自身の「心のざわめき」に耳を傾けると、日本美術の魅力にぐっと近づけるような、意外な発見があるかもしれません。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年7月14日(水)~2021年8月29日(日)
  • ※作品保護のため、会期中展示替を行います
会場 サントリー美術館 Google Map
住所 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • ※金・土および7月21日(水)、22日(木・祝)、8月8日(日・祝)は20:00まで開館
休館日 火曜日 
※ただし8月24日は18:00まで開館
観覧料 一般 1,500円(1,300円)
大学・高校生 1,000円(800円)
中学生以下 無料
  • ※( )内は前売料金
    ※サントリー美術館受付、サントリー美術館公式オンラインチケット、ローソンチケット、セブンチケットにて取扱
    ※前売券の販売は展覧会開幕前日まで
    ※サントリー美術館受付での販売は開館日のみ
TEL03-3479-8600
URLhttps://www.suntory.co.jp/sma/

サントリー美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

サントリー美術館 サントリー美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

面白い企画

美術鑑賞の際の「心のざわめき」をテーマにした日本美術展。
一見どこにでもある日本美術も、裏から見たり、一部を見たりすることにより、見え方が全く変わってくるという面白い企画。
若冲や宗達などの有名な絵師の作品もチラホラあるし、今までにない楽しみ方ができ展覧会だった。

5.0

こだわりの企画

夏休みの子供向け企画かな?と思っていたのですが、いい意味で裏切られました。
解説も、展示の仕方(室内のあつらえも含め)も細部までこだわった、とても楽しい企画でした。
・能面の裏側!しげしげ観察
・美術工芸品を収納する箱は、箱も、箱書きも見事でした
・「こぎん」の表も裏も精緻な縫い目は、美しい
平日のため空いていて、密も気にせず拝見できました。
いくつかを除いて写真撮影OKでした。
美術館に久しぶりに行ったこともあり、リフレッシュできました。

4.0

ざわざわします

裏を見たり、切ったものがあったり(巻物は切られる運命?)、ペアを想像したり、大事な箱をじっくり確認したり、そしてざわざわしたりと、たのしい企画でした。

5.0

練られた企画に脱帽

「ざわつく」というタイトルからして秀逸。とにかく練りに寝られた企画だ。
各パートのキャッチも良いし、裏を見るなど、普段の鑑賞法から離れたところからアプローチされると、自然と興味をひかれること間違いなし。解説文もとても分かりやすく、文章量もちょうど良い。小学生高学年なら理解できるのでは。しかし、稚拙では無い、大人でも楽しめる。絶妙なバランス。
超有名作品があるわけでは無いのに、展示方法に工夫がある。硯箱の蓋と中身あわせのクイズのようにされると注視してしまう。興味の発端は何でも良い。事前の知識量が必要ない開かれた企画だと思う。ざわついたのは、頭でっかちに鑑賞していた私だw。

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Audreyさん

4.0

意外性の発見

平日の10時半頃訪問しましたが、お盆休みと重なったのか混んでいました。密とまではいかなくとも、それなりに人がいて自分のペースでは見られませんでした。もし行こうと思っている方は、お盆休み期間は避けた方が無難です。展示ですが、普段意識しない部分にスポットをあてる気づきのある展示でした。言われなければわからない署名や、縁起物の意匠、能面の裏側など、面白かったです。気に入ったのは雨宿り図屏風と、朱漆塗ガラス絵蓋付椀でした。このところ収蔵品展が多いので既視感は仕方ありませんが、楽しい展示でした。

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Toshinoさん

4.0

大人にも大人気

夏休み期間とあって、子供向けなのか面白い趣向がたくさん。
でも、大でした。人にも十分楽しめためになる展覧会でした。
その作品が入っていた箱まで展示していたり、箱は二重なのね、とか。
紐の縛り方もあるのね。とか楽しめる。
圧巻は宝づくしの着物。宝を探すのが大変。
会話がつまらない人と一緒だったら、宝を探し続けたゃうかも。
こんな着物着てみたい

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Toshinoさん

5.0

子供と楽しめる展覧会

最初は「怪しい絵」的な展覧会なのかと思っていましたが、そうではなく美術品を多面的に見ることができる展覧会でした。特に茶道具をしまう箱はなかなか見ることができないため、面白かった。また、硯箱の底と蓋を当てるクイズは子供と楽しむことができました。ほとんどが収蔵品なのでほぼ撮影可能です。

4.0

能面の内側って初めて見た!

茶碗の高台側や箱が見たかった。硯箱の蓋裏見たかった。
箱書きを見ると所有者の愛情が感じられる。
見ずらい展示も有ります。何故、箱と中身を離して展示?硯箱もバラバラに展示していて鑑賞しづらく残念。
それでも、面白い視点の展覧会で楽しめました。
チラシにも工夫が。5種類も有り。

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Toshinoさん

4.0

意外と全うな展覧会に仕上がっていました

ざわ美、面白かったです。
見せ方、配置、キャプションなど隅々まで気配りされ周到に準備した展覧会だと思います。
夏休み向けの企画でしょうか。
ただし終始せわしなく意外と作品自体が印象に残らなかったなぁとも。
清方以外撮影OKです。

5.0

おもしろい!!

いつもながら、着眼点が面白く、お子さんや美術にあまり詳しくないひとも楽しめる展覧会でした。
ふだんはフューチャーされないような、作品の裏面、隠れている底面、展示品の入れ物(箱)など、なかなかに普段お目にかからないような視点から、改めて作品を見るのはとても面白いです。
何度見でも新たな発見がありそうで、楽しいです。

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Toshinoさん

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貝尽蒔絵硯箱 小川破笠 一合 江戸時代 18世紀 サントリー美術館

笙 銘 小男鹿丸 行円 一管 鎌倉時代 建保3年(1215) サントリー美術館

袋法師絵巻(部分) 一巻 江戸時代 17~18世紀 サントリー美術館

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