特別展 国宝 聖林寺十一面観音
―三輪山信仰のみほとけ

東京国立博物館

  • 開催期間:2021年6月22日(火)~2021年9月12日(日)
  • クリップ数:53 件
  • 感想・評価:7 件
特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」 東京国立博物館-1
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国宝 十一面観音菩薩立像(部分) 奈良時代・8世紀 奈良・聖林寺蔵
国宝 十一面観音菩薩立像(部分) 奈良時代・8世紀 奈良・聖林寺蔵
国宝 十一面観音菩薩立像 頭上面(部分) 奈良時代・8世紀 奈良・聖林寺蔵
国宝 十一面観音菩薩立像 右手(部分) 奈良時代・8世紀 奈良・聖林寺蔵
国宝 地蔵菩薩立像(部分) 平安時代・9世紀 奈良・法隆寺蔵
山ノ神遺跡出土品 奈良県桜井市山ノ神遺跡出土 古墳時代・5~6世紀 東京国立博物館蔵
月光菩薩立像(部分) 平安時代・10~11世紀 奈良・正暦寺蔵
日光菩薩立像(部分) 平安時代・10~11世紀 奈良・正暦寺蔵
聖林寺外観
三輪山
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特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」 東京国立博物館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

日本彫刻の最高傑作、東京で初公開

奈良県桜井市にある聖林寺の国宝 十一面観音菩薩立像は天平彫刻の名品で、日本を代表する仏像の一つです。

法隆寺の国宝 地蔵菩薩立像などとともに、江戸時代までは同市の大神神社に付属した大御輪寺(旧大神寺)にありました。

大神神社は本殿を持たず、三輪山を拝む自然信仰をいまに伝えますが、奈良時代には仏教の影響を受けて神社に寺や仏像がつくられました。

この展覧会では、大御輪寺にあった仏像や、大神神社の自然信仰を示す三輪山禁足地の出土品などを展示します。十一面観音菩薩立像が東京で展示されるのは初めてです。比類ない美しさを御覧ください。

◎巡回情報
「特別展 国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」
開催美術館:奈良国立博物館
開催期間:2022年2月5日(土)〜3月27日(日)

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年6月22日(火)~2021年9月12日(日)
会場 東京国立博物館 Google Map
展示室東京国立博物館 本館特別5室
住所 東京都台東区上野公園13-9
時間 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
  • 展示会ごとに異なる場合があるので、展示会ごとにご確認ください。
休館日 月曜日 
※ただし、8月9日(振休)は開館
観覧料 一般1,500円(1,400円)
大学生800円(700円)
高校生500円(400円)
中学生以下無料
  • ※( )内は前売日時指定券の料金
    ※混雑緩和のため、本展は事前予約制(日時指定券)を導入します。入場にあたって、すべてのお客様は日時指定券の予約が必要です。「前売日時指定券」、「当日券」の詳細は展覧会公式サイトでご確認ください
    ※当日券の販売および入館は、閉館の30分前までです。また、ご来館時「当日券」は販売終了している可能性があります
    ※中学生以下、障がい者とその介護者1名は無料。ただし、「日時指定券」の予約が必要です。入館の際に学生証、障がい者手帳等を要提示
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://tsumugu.yomiuri.co.jp/shorinji2020

東京国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

東京国立博物館 東京国立博物館

巡回展TRAVELING EXHIBITION

特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

そもそも仏像とは見上げるもの

聖林寺の十一面観音は一度聖林寺で排したことがあったので、これで二度目。どうしても長浜市出身の私としては、「渡岸寺 観音堂」十一面観音と比較することになる。渡岸寺が優しいお顔であるのに対し、聖林寺は厳しい威厳あるお姿。やはり神の本地仏として作られたからなのだろうか。
感想でチラホラと高すぎてよく見えない、という意見を見たが、そもそも仏様というのは見上げて拝するものであり、そのように作られている。同じ目線で拝する事は仏師は想定していないはずであり、そういう意味ではこのような展示が最も理にかなっていると思うのだが。あとは仏像を美術品としての展示物として観るか否か、という違いでしょうか。

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ファイさん

4.0

見上げすぎて首が・・・

白州正子氏が絶賛してた十一面観音は、ちょっと厳しいお顔でがっちりしたプロポーションの観音様でした。立ち姿がとてもきれいでした。思わず手を合わせたくなり、さすがに恥ずかしいので黙礼にとどめましたが・・・
かなり高い位置にあり、頭上の小さな観音様を単眼鏡で頑張って見ていたら首が・・・

三ツ鳥居を壁に再現したり、神事に使われた盾など、三輪山信仰も併せて紹介されてました。
チケットが少々割高かな?と思っていたのですが、地蔵菩薩立像は間近で拝見でき、これだけで割高感がなくなりました。

本館の常設展でも関連した仏像が展示されています。十一面観音のプレートがついてるので、目印にしてください。

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Toshinoさん、fumiko773さん、TomTさん、ファイさん

5.0

日本彫刻の最高傑作

贅沢な展示の聖林寺十一面観音菩薩立像を観まてきました。ガラスの箱に入っていたのが残念でしたが、後ろの三輪山のパネルが良い感じのアクセントになっていて良かったです。とても美しい立像でした。

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Toshinoさん、fumiko773さん

5.0

高い尽くし?

入館料が高いのは、宝物館建設のための浄財と思えば、ですが展示の位置が高すぎる・・・
お寺でも何度か拝観しましたがせっかくの360°展示が生かされていないと思う。
この高さならケース無しで良いし、ケース有りならもう少し低い位置に置いていただきたかった。
その点、法隆寺の地蔵菩薩!ケース無しの至近距離での拝観、感激だった。(★5つはそちらの分)

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Toshinoさん、fumiko773さん、ファイさん

5.0

仏像ファン待望の天平のあの観音様関東初お目見え

和辻哲郎が絶賛し、白州正子の名著「十一面観音巡礼」でトップを飾る観音様が東博にお出ましです。大三輪信仰のコンテクストで展示されていて、更に魅力は倍増です。此の他、大三輪神社神宮寺ゆかりの貞観期の地蔵菩薩立像(コチラも国宝)、伝日光、月光菩薩立像、大三輪寺社宝物館蔵の宝物も多数展示されております。バネル展示も充実しており、コアな仏像ファンから初心者迄、興味深く鑑賞出来ます。開催期間が長いのも嬉しい限りです。

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ファイさん、fumiko773さん
  • 2
  • BY TK

3.0

厳めしい顔立ちの十一面観音菩薩

新型コロナウイルスの流行により1年延期となり開催された、奈良の今は無き寺院のいにしえを期間限定で蘇らせる、御仏を集めた展覧会。特別5室はモナリザやツタンカーメン、民衆を率いる自由の女神など世界の宝を展示してきた部屋だそう。ここで開かれている展覧会に出掛けたのは初めての事でした。聖林寺の十一面観音が奈良県外に出るのは初とのことで大雨の予報もありましたが沢山の人出でありました。展示は30、部屋もそれほど大きくは無く、コロナも勘案するとあまり長く鑑賞する事は出来ません。本展だけを観るとなると割高感は否めませんが、トーハクも工夫を凝らしているようで、特集では霊場那智の滝の周辺で出土した日本最古の、また彫刻コーナーでは聖林寺より少し後の時代の奈良の十一面観音が出展されており、表現の違いを見るという意味でも混雑時はそちらを先に拝観すると良いかもしれません。本展の本尊ともいえる観音様は見上げるような形とレビューで拝見したので簡易な双眼鏡を持って行ったのは正解でした。名高い写真家の土門拳は永い年月を経て得た観音の顔の傷を含めて、物凄い迫力の表情だと表現したそうですが、傍らにある光背が輝いていた当時から厳めしい視線を送っていたのでは無いでしょうか。この像を作った人々が置かれた世相を反映しているようにも見えてきます。日本がまさに日本らしくなっていく天平時代、認められるだけでも縄文から連綿と続く自然信仰と、国の支えとして新たに現れ興ってきた仏教というものは、根源の部分では極めて相性が良かったのかもしれません。

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ファイさん、reilaさん、シンディさん、fumiko773さん、他2人

2.0

見上げてきました。

小規模展覧会のため、若干お高く感じます。もう一体、等身大の国宝 地蔵もあり、まあまあかもしれません。拝んでいる方もちらほらいらして、威光のようなものは感じました。ご尊顔を水平で拝見は出来ない感じです。見上げての拝観。金曜日夜間の開館は現状ないようです。

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ファイさん、シンディさん

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出展作品・関連画像IMAGES

国宝 十一面観音菩薩立像(部分) 奈良時代・8世紀 奈良・聖林寺蔵

国宝 十一面観音菩薩立像(部分) 奈良時代・8世紀 奈良・聖林寺蔵

国宝 十一面観音菩薩立像 頭上面(部分) 奈良時代・8世紀 奈良・聖林寺蔵

国宝 十一面観音菩薩立像 右手(部分) 奈良時代・8世紀 奈良・聖林寺蔵

国宝 地蔵菩薩立像(部分) 平安時代・9世紀 奈良・法隆寺蔵

山ノ神遺跡出土品 奈良県桜井市山ノ神遺跡出土 古墳時代・5~6世紀 東京国立博物館蔵

月光菩薩立像(部分) 平安時代・10~11世紀 奈良・正暦寺蔵

日光菩薩立像(部分) 平安時代・10~11世紀 奈良・正暦寺蔵

聖林寺外観

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