5.0
美しい香りのコレクション
会期終了3日前に訪問。
平日でしたが入場者の人数制限をしていました。(並んでも10分程で入場)
私が帰る時には整理券を配布していて、ロビーで待機している人が沢山居ました。
展示室内の撮影も禁止になっていました。
紀元前から現代のもの、日本ならではの香道具まで香りの歴史が一度に解る展示の数々。
1〜2センチの小さなペンダント型の香水瓶から水指し程の香水瓶まで、大きさも様々。
細かいカット細工がされたものから、絵付けが素晴しいものなど美しく、カワイイ作品に気分があがります。
香水瓶だけでも素敵なのに香りはどんなものだったのかと想像するのも楽しいです。
また、お化粧道具や販促用のポスターやカタログなどもあり、それらも美麗なものばかり。
日本の香道具は西洋とはまた違った美しさ。
香りを「聞く」と言う表現や源氏物語などから名をとる雅な所も興味深く思いました。
香木「蘭奢待」まで展示されてるとは!
実際に使われる香木は1ミリ角程の小ささ。いかに貴重なものなのかが解りました。
茶道や華道程、メジャーではありませんが、香道も日本文化に根付いた伝統なんですよね。
美しく、貴重なコレクションを沢山見る事が出来て楽しい時間でした。