4.0
混雑
完全事前予約制でしたが、
やっぱり混雑していました。
もう少し、開催期間を長くしてくれると
良いのですが。
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正倉院宝物は、奈良時代にわが国を治めた聖武天皇ご遺愛の品々を中心とした、天平文化の粋を今に伝える貴重な宝物群です。これらの宝物は、かつて東大寺の重要な資財を保管する倉であった正倉院正倉(しょうそういんしょうそう)に納められ、勅封(ちょくふう)などの厳重な管理のもと、今日まで守り伝えられてきました。
今年も調度品や服飾具、仏具、文書(もんじょ)といった、正倉院宝物の全体像をうかがえる品々が会場を彩ります。なかでも、美しい錦張(にしきば)りの肘おき「紫地鳳形錦御軾」(むらさきじおおとりがたにしきのおんしょく)(北倉47)は、聖武天皇がお使いになった品として格別の意義を有する至宝です。
また、「碧瑠璃小尺」(へきるりのしょうしゃく)(中倉111)や「深緑瑠璃魚形」(ふかみどりるりのうおがた)(中倉128)といった色ガラス製の装身具のほか、金と緑釉(りょくゆう)の対比が華やかな「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」(おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう)(南倉70)など、色とりどりのガラスを用いた宝物の数々が私たちの目を楽しませてくれます。
そのほか、「沈香木画箱」(じんこうもくがのはこ)(中倉142)や「紫檀金銀絵書几」(したんきんぎんえのしょき)(南倉174)といった、奈良時代の高度な工芸技術を誇る品々にも目を見張ることでしょう。さらに今年は、宮内庁正倉院事務所が製作した宝物の再現模造品も多数展示され、これらとあわせて観覧することで、宝物により深く親しむことのできる内容となっています。
会期 | 2024年10月26日(土)~2024年11月11日(月) |
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会場 |
奈良国立博物館
![]() |
展示室 | 東・西新館 |
住所 | 奈良県奈良市登大路町50番地 |
時間 |
|
休館日 | 会期中無休 |
観覧料 | 一般 2,000円 高大生 1,500円 小中生 500円 キャンパスメンバーズ学生 400円 レイト割 一般 1,500円 レイト割 高大生 1,000円 レイト割 小中生 無料
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TEL | 050-5542-8600 (ハローダイヤル) |
URL | https://shosoin-ten.jp/ |
4.0
完全事前予約制でしたが、
やっぱり混雑していました。
もう少し、開催期間を長くしてくれると
良いのですが。
4.0
正倉院展への参戦は昨年に続いて2回目。
平日の朝8時に飛び込んだら、思いのほか混雑しておらず、気持ちよく見て回れました。
展覧会でいつも思うのは、実物でサイズを確認するのって大事だなー、ということ。
今回目玉の肘おきも、あんなに大きいと思っていなかった!
一人掛けの椅子用の肘おきをイメージしていたら、実際には20×25×80cmで重さは5kg弱。横座りをして体を預けていたのか、巨大な椅子に置いたのか…。
七宝細工の鏡は直径20cmくらい。こちらは思いがけず小さい。
猫足の台、フェルト製の敷物など、意外とカワイイものが好きだったのかも。
目に留まったのは「悲華経」。普段は読めないお経や書跡はスルーするんですが、これにはやたらと「三昧」が出てくる。お経の意味はわからないけれど、現代でも使われている言葉が出てくると、急に親近感がわきます。
再現模造は数年前に巡回展をやっていたので見たことがあったけど、本物と並べて展示されると当時の生活がよりリアルに想像できますね。
今回も行ってよかった!
正倉院展が始まっています。関西に住んでいればもうこの時期かと毎年思います。
私は、このためにちょっと遠い奈良博のメンバーに入っていると言っても過言ではありません。
呉春展@大和文華館の無料招待デーに合わせて行ってきました。ち…readmore
4.0
ここ何回かは保存や修復の展示の印象が強い正倉院展
今年も模造の展示とその解説がとても印象深い
紫地鳳形錦御軾の模造の製作解説は非常に興味深い
ただのクッションのように思ってしまいがちだけど
中身はぎっち理と束ね荒れた植物の束をむしろでまき
くりぬいた中に綿を詰めるという
程よい硬さと弾力のあるしっかりとした構造なのが面白い
模造は製作工程や技術を復元する重要なもので
遺物を残し、修復に役立てるということを目で理解することができる
今回も見ごたえたっぷりの展示だった
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