大橋翠石の動物画を堪能しました。『万博・日本画繚乱ー北斎、大観、そして翠石ー』@福田美術館&嵯峨嵐山文華館
日本が万国博覧会(以下、「万博」)に初めて参加したのは、明治維新直前の1867(慶応3年)です。以来、近代国家への仲間入りを目指して、欧米で開催される万博に参加し様々なモノを展示し日本を紹介してきました。20世紀初めまで当時を代表する日本画壇の巨匠…
大阪から始まりました フィンセント・ファン・ゴッホ亡き後のファミリーヒストリー
フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)様々なテーマで展覧会が開かれ、多くの人たちを魅了してきました。ゴッホ作品を所蔵する美術館は彼の作品が所蔵品を代表する作品の1つとなり、ゴッホの作品を所蔵していることがステータスともなっていると云っても…
大阪から 美術史家 山下裕二先生が「国宝」への新たな視点を提言
関西の「国宝祭」が終わって、またしても「国宝」なのか?こちらは「未来の国宝」って何?大阪中之島美術館では、2022年の開館以来大阪からの視点を大切にしてきました。大阪からみた日本や世界の美術史という視点に立って、これからの「国宝」を考える、新た…
藤田美術館の新しいテーマは「雨」
寒さがいつまでも続いて、最寄駅から徒歩1分というアクセスのよい藤田美でさえ行き難かったり、そうこうするうちに春の展覧会が始まり、ついついいつでも伺えるということに甘えて少しお久となった藤田美術館です。6月1日に館長と武者小路千家第15代家元後嗣…
国宝祭に些か疲れたあなたにピッタリ、1点1点じっくりじっくり見入ると見どころ満載 「広がる屛風、語る絵巻」@細見美術館
「風を屛(ふ)せぐ」つまり風よけや間仕切り、今で言うところのパーテーションでもあった調度の1つである大きな画面の屛風と手元で巻物を進めながら鑑賞する小さな画面の絵巻を楽しむ展覧会です。細見館長のギャラリートークに参加してきました。館長のお話…
上村松園展の後期展示が始まりました、重要文化財の二作品が登場です。
「生誕150年記念 上村松園」@大阪中之島美術館の後期展示が始まりました。前期展示の半数ほどが展示替えとなっています。みなさんお待ちかねの重要文化財二作品《母子》(東京国立近代美術館蔵)と《序の舞》(東京藝術大学蔵)も登場です。《花がたみ》(松伯美…
東洋陶磁美術館は「大阪の宝」
特別展「CELADON―東アジアの青磁のきらめき」が大阪市立東洋陶磁美術館で開催中です。会期が長いのでもっと先で出かけようと思っていたのですが、「生誕150年記念 上村松園」@大阪中之島美術館の後期展示へ伺うついでに同じ中之島をお散歩気分でこちらにも…
必見!これまでの「国宝展」とは一線を画す奈良の奈良博ならではの 開館130年記念特別展「超 国宝―祈りのかがやき―」
春の関西、日本美術の特別展第2弾です。奈良国立博物館(以下「奈良博」)は、明治28年(1895)4月29日に「帝国奈良博物館」として開館しました。令和7年(2025)130年周年を迎え、これを記念し奈良博では初めての大規模な国宝展です。タイトルに込められた思…
独自の画境を築いた木島櫻谷の画業を二館で紹介します。「京都の巨匠・木島櫻谷 画三昧の生涯」
福田美術館と嵯峨嵐山文華館では、三年半ぶりとなる木島櫻谷の回顧展です。京都市京セラ美術館蔵《寒月》(4/26~5/10 2週間限定展示です)が日曜美術館で取り上げられ、井浦新さんの絶賛と漱石の辛い批評も相まって一気に認知が広まり、リニューアルなった…
教科書に載っている国宝に会いに行こう!!「日本国宝展」@大阪市立美術館
今年の春、関西は日本美術が熱い!第3弾!あなたが見たい国宝は何?本展は、大坂で、更には公立美術館で開かれる初めての国宝展です。1. 絵画、彫刻、工芸、書跡など135件、展示作品すべてが国宝で、建造物などを除くと国宝指定の14%に当たるそうです。他、…