倉俣史朗のデザイン ―記憶のなかの小宇宙
京都国立近代美術館|京都府
開催期間: ~
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展示空間もクールでスタイリッシュ!
京都へ巡回するのを楽しみに待っていました倉俣史朗の展覧会!
アバウトさんの感想を拝読しながら、「そう、そうですよね」と。
私も大阪中之島美のオープニング展で「ミス・ブランチ」を目の当たりにしてあまりの美しさに心打たれました。こーーーんな素敵な椅子があるなんて。その後日美でも「倉俣史朗 デザインの魔法」の放送があり、ますます期待膨らむでした。
展示会場は照明が落とされて、それぞれの倉俣作品の作る影も美しい。ミス・ブランチは黒い薔薇の影が床に落ちているのでした。京都では、ロビーや展示会場への階段踊り場にある椅子には座れたりしちゃいました。展示会場最初の展示スペースに限り写真撮影OKでした。
商業空間を手掛け、天井画が宇野亞喜良ってかっこよすぎます。倉俣曰く「言葉で語れない部分を形で言おう」の倉俣の家具たちは、(当然ですけれど)今なおとても魅力的です。多分、永遠に古びないでしょう。イメージスケッチや夢日記、倉俣が手元に置いた本やレコードなど資料も豊富に展示され、倉俣デザインの発想に近づく展示となっています。
倉俣から小林正和に宛てた手紙も展示されていました。京近美で春に開催されたファイバーアートの小林正和展です。
倉俣史朗(1934-1991)56才、この前お出かけた木下佳通代(1939-1994)55才、小林正和(1944-2004)60才、彼らが精力的に制作した’70-90年代という時代、彼らが生まれ育った時代を今一度考えてしまいます。彼らは一から手仕事、図面もグラフィックも全部自分の手で描いています。上半期にたまたま展覧会があった同時代の作家たち、展示空間がどれも素晴らしかったです。
5Fでは「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957–1979」として「東京国際版画ビエンナーレ展」の展示と横尾忠則特集でしたが、横尾さんは横尾美でいつも見ているので。また福田平八郎特集では装飾的な表現の作品が展示されていましたが、福田平八郎展には選りすぐりの作品が展示されていたのだなぁと改めて思った次第です。
先ごろ亡くなられた 槇文彦 「京都国立近代美術館のためのドローイング」も展示されていました。
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- BY morinousagisan