大阪・関西万博開催記念大阪市立美術館リニューアル記念特別展「日本国宝展」
大阪市立美術館|大阪府
開催期間: ~
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ラスト2週間 スパートが凄い展示ラインナップだった!
再訪のお目当ては、お目にかかるたびに心が揺さぶられる『日月四季山水図屛風』と永徳の『唐獅子図屛風』でした。
3日からは18時30分まで開館となり、それでも4時ごろまでは入館までに並ぶと警告が出ています。今回は2階のコレクションも観たいと思い、15時半入館して、30分コレクションを観て、1階から見て、5時過ぎて2階への予定で出かけたが・・・入館が4時になり、それでも2時間半あるはずでした。
1Fから入れて頂き、「書」右手は壁面の経や高野切れなどはゆるゆるでないと進んでおり離れて単眼鏡で確認する程度。しかし反対壁面には、圜悟克勤の『流れ圜悟』と虚堂智愚の『破れ虚堂』が並んで展示されていました。観やすいようにちょっと高めに吊るしてありお軸物はよく見えましたよ。おそらく何度お目にかかっても見分けはつかないと思いますけれど、あまりにも有名で展示されると足を止めて確認します。
サムライアートでたくさん展示されている刀剣は壁面にあり、刀剣は見どころが多く皆さんじっくり眺めたいところなので、私はパスしました。四天王寺蔵の国宝《七星剣》の星を確認したかったのですが、それもちょっと無理で、離れた所から単眼鏡で間隙を縫って象嵌を少し確認できた程度です。
『日月四季山水図屛風』古代のアニミズムの大地からの声が聞こえてきそうな、山が揺れ、波が泡立ち逆巻く、木々が詠い、雪が降って季節が巡る巡る。波が盛り上がっていて工芸のようにも見えました。・四天王寺さん蔵の《扇面法華経冊子》手の込んだ装飾経です。今回はじっくり観ました。四天王寺さんは、市美のすぐ近くだし、四天王寺の宝物展なんて展覧会が観たいなぁ。ハルカスと市美に来ても他へは行ったことがなく、四天王寺さんへも伺ったことがないのです。
さて、5時を回り2階へ、「日本美術の巨匠たち」の展示室へ一歩足を踏み入れてもうひゃーっとなりました。えっ、えー《唐獅子屛風》ってこんなに大きかったかしらと、その迫りくる迫力に圧倒されました。この屏風を贈られた毛利は吃驚したでしょうね。京博の永徳展のときメインヴィジュアルになっていたので見たはずなんだけどなー。夕方になると確かに壁面のガラスは汚れていることが多いです。透過性があり、皆さんついつい近くへよってご覧になっているのでしょう。リニューアルで最新最適の展示環境というだけあって、屛風にしても近いし、照明がいいので端から端までキッチリ見える。作品保護のためと照明が暗かったりしない。それがなおのこと屏風が近くに迫る。グルグル渦巻く獅子の毛は、もうゴッホやないか。で、獅子の横には、長くコロナ禍で美術館へ出かけられずにやっと出かけた京博で思わず涙した宗達の淡い水墨《蓮池水禽図》、その向かいに等身大の《婦女遊楽図屏風(松浦屏風)》こちらも大和文華館で何度もお目にかかっているはずだけれど、一双が並ぶことはあまりなかったので、一双が並べて展示されると壮観です。左右の女性たちが呼応しています。神護寺の三肖像画は1階に展示だったかもですが。こちらもとってもガラス面にとても近くに展示されているように思え、照明が良いのでもうクッキリ見え、単眼鏡でも目元やくち口元も丁寧に描いてあること確認。光琳の《燕子花図屛風》を背景にみる、その立体造形《八橋蒔絵螺鈿硯箱》贅沢すぎる空間でした。
再び1階へ下りて第3会場へ。最後展示室には、2階に展示されていた火焔型土器と共に縄文のビーナス!秋に文博で開催される「世界遺産 縄文」が楽しみです。
今回の国宝展、激混みながら皆さんが楽しそうにご覧になっているのがとってもいい!小さなお子さんを連れた若いお母さんにも、ちゃんと見ていたお子さんたちにも拍手でした。
最終週に奈良博へ突撃を考えていますが、日に日に大変な状況になっているようで、奈良博さんは時間延長はないようだしなぁ、うーん、悩ましい。
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- BY morinousagisan