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空間全体がアート作品のよう
東京駅からもアクセスが良く、小旅行にはぴったりです。
池のある庭園はぐるりと一周歩くことができ、美術館との一体化が素晴らしいです。
窓から差し込む光と緑、空間全体がアート作品のようでした。
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DIC川村記念美術館は、DIC株式会社が関連会社とともに収集した美術品を公開するために、1990年5月、千葉県佐倉市の総合研究所敷地内に設立した美術館である。これまでに収集された作品は1000点を超える。
創業家の第2代社長であり、初代館長をつとめた川村勝巳(1905~1999)は、経営の労苦の合間にひとり芸術作品と語らうことが無常の喜びであったという。1970年代初頭から収集が本格化し、ピカソ、ブラック、カンディンスキー、マレーヴィッチ、コーネルといった20世紀美術を中心にコレクションを充実させていった。さらに、日本で未だ紹介されていなかった同時代の新進作家たちの作品や、当時ヨーロッパで評価され始めたルイスやステラなどのアメリカ現代絵画にも早い時期に着目し収集を始めた。
やがて、川村勝巳の永年の夢であった美術館設立構想が現実のものとなり、西欧絵画の名品に加えて、戦後アメリカ美術に深い関心を寄せた、第3代社長川村茂邦(1928~1999)によって、ロスコの壁画作品やステラの諸作品などアメリカ美術史に残る名品の数々が集められ、今日のコレクションの礎が形作られた。
DIC川村記念美術館の展示室は、雰囲気の異なる11の部屋があり、所蔵作品にあわせ、大きさや意匠を変えた設計がされている。DIC川村記念美術館の建築は、初代館長 川村勝巳の盟友であった建築家 海老原一郎が設計し、その基本構想は美術家 飯田善國の案を参考にしている。2008年に実施された増改築工事では、建築設計 老有自の根本浩が担当している。
また、四季折々の美しい花草木に出会える自然散策路もDIC川村記念美術館を特徴づける、見どころのひとつである。樹木200種、草花500種を超え、野鳥や昆虫も数多く生息している。木立のなかを数百メートルにわたって続く散策路を歩けば、四季の移ろいを間近で感じることができる。
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東京駅からもアクセスが良く、小旅行にはぴったりです。
池のある庭園はぐるりと一周歩くことができ、美術館との一体化が素晴らしいです。
窓から差し込む光と緑、空間全体がアート作品のようでした。
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初めて訪れた当美術館。なんでもっと早く来なかったのだろう。
そう後悔するほどに贅沢な空間と作品が楽しめる。
都会の美術館に行くことが多い当方ですが、千葉県佐倉市にあるこの美術館は
広大な敷地面積と緑を活かした庭園・公園型の美術館で
非常に清々しく、気持ちの良い空間が楽しめる。
綺麗に手入れされた木々、斜面に広がる芝生と眼下に池、所々に屋外彫刻があり、
美術館に入る前から気分が高揚するのが分かる。
館内に入る。
エントランスのブロンズもさることながら、天井の照明の意匠と壁面のステンドグラスも
美しい。
訪問時はコレクション展示として印象派絵画やジョゼフ・コーネルの新収蔵品を
拝観できた。
驚いたのが、ビッグネームの作家が多い… Read More
5.0
今回、久々にDIC川村記念美術館を訪れました。自然と調和する建物がとても落ち着きます。カラーフィールド展が開催されていたのでそちらを鑑賞したのですが、何とも考えさせられる内容でした。抽象的な絵画が多く、「何を描くかではなく、どのように描くかに焦点を当てた画家たち」という説明を見た時に、視野が広がった気がしたのが印象的です。
5.0
JR佐倉もしくは京成佐倉から送迎専用バス(無料)で20~30分という立地もあり、平日はいつ行ってもひっそりとしていてゆっくり名画を堪能できる。庭園も手入れが行き届いて美しく散策も良い。建物はディテールにまでこだわりが見られ、この美術館を作った人は本当に芸術を理解し、愛していたのだなぁと実感する。とはいえ、やたらゴテゴテとした成金趣味ではなく、本当に芸術鑑賞のために作られたと実感できる展示室である。昨今美術館といえば、混んでいたり、狭かったりが多いので、ここまでじっくりと鑑賞できる空間はほかにはそうはないと思う。素晴らしいコレクションにはアプリで聞けるガイドがついているので、ぜひ事前にアプリとイヤホンは用意していってほしい。
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