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嵯峨嵐山文華館は、京都市右京区、嵯峨嵐山に2006年にオープンした百人一首ミュージアム「百人一首殿堂 時雨殿」が改装されて、2018年11月1日に名称を変えてリニューアルオープンした美術館である。
百人一首の歴史を辿る常設展示や、年4回開催される企画展で日本画を中心とした展示を行っている。
美術館の建物は、百人一首ゆかりの「小倉山」を背にし、古来から著名な景勝地であった嵐山・大堰川を借景として取り込んでいる。2階からの眺めは絶景で、石段を上がり、冠木門をくぐって石庭に足を踏み入れると、春はしだれ桜、初夏はサツキツツジ、 秋は紅葉、冬は冠雪と、四季の美しさを楽しむことができる。
季節を彩る自然を背景に、120畳の壮大な大広間が展示スペースとなっている。
百人一首は、約800年前に藤原定家が、嵯峨嵐山で優れた和歌を撰んだことに始まる。それにちなんで、嵯峨嵐山文華館では百人一首の歴史や魅力を伝える常設展を開催している。
主な所蔵品に、「百人一首かるた」(江戸時代前期・紙本着色)「百人一首手鏡」(伝・長谷川宗圜 江戸時代前期・紙本着色)などがある。また百体の歌仙人形と共に、百人一首を日本語・英語で紹介している。競技かるたの解説ビデオも英語の字幕付で流しており、百人一首についての理解を幅広い層に促進できるよう試みている。
庭を眺められるカフェ「嵐山OMOKAGEテラス」(入館料なしで利用可)、ミュージアムショップも併設している。
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