4.0
マイナーな鳥多め
花鳥画が好きでよく見に行くんですが、描かれるのは孔雀・鶴・鷹・鳳凰が多め。
でも、今回はマイナーな鳥が多めです。ウミネコやカケスなんて他で見ることが少ないし、今尾景年先生はタイトルに「余物百種図」とか付けちゃうし(笑)
いろんな鳥が見たい人にオススメです。
嵯峨嵐山文華館、好きなんですよ。2階の畳に座ってゆっくり見られるし、なぜかここで好みの作家に出会うことが多いんです。
今回も⻄⼭翠嶂の「渚鴎」とか、⼭本梅逸の「花鳥図」とか、めっちゃ好きですね。好きな作品を見つける→その作家を追う→別の好きな作品に出会う、のサイクルを回している感じです。
面白かったのは池上秀畝と石崎光瑤を並べて展示してたこと。二人とも今年展覧会が開かれるので、知ってる人はニヤッとしたんじゃないか思います。
池上秀畝は春に東京で見たし、石崎光瑤は秋に京都で見るつもりです。
描かれている鳥の鳴き声がQRコードから聞けるサービスがありました。イヤホン持参でどうぞ。