土方久功と柚木沙弥郎
熱き体験と創作の愉しみ

世田谷美術館

  • 開催期間:2023年9月9日(土)~2023年11月5日(日)
  • クリップ数:37 件
  • 感想・評価:6 件
土方久功と柚木沙弥郎――熱き体験と創作の愉しみ 世田谷美術館-1
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柚木沙弥郎《ならぶ人ならぶ鳥》1983年、世田谷美術館蔵 
土方久功《美しき日》1970年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏
土方久功《マスク》1929-49年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏
土方久功《二人-にらめっこ》1965年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏
土方久功《島の伊達少年》1965年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏
土方久功《猫犬》1974年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏
柚木沙弥郎《町の人々》2004年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏
柚木沙弥郎《旗じるし》2011年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏
柚木沙弥郎《コップ》2011年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏
柚木沙弥郎《コンストラクション》2011年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

世田谷美術館の収蔵作家から、立体、平面、絵本など多岐にわたる仕事を手がけている土方久功(ひじかたひさかつ 1900-1977)と柚木沙弥郎(ゆのきさみろう 1922- )をとりあげます。

土方久功は、東京美術学校(現・東京藝術大学)彫刻科を卒業後、1929年から42年まで、当時日本の委任統治領であったパラオ諸島や、カロリン諸島中部のサタワル島で過ごしました。現地の人々と生活しながら制作に励む一方、周辺の島々を巡り、生活様式や儀礼、神話などの詳細な調査も熱心に行いました。帰国後は世田谷区の自宅で、ミクロネシアの人物や風景を主題とした木彫レリーフやブロンズ彫刻、水彩画を数多くのこしています。さらには民族誌学的調査の成果をまとめた著書や、詩集、絵本も出版しました。

柚木沙弥郎は東京帝国大学(現・東京大学)文学部美学美術史科で学んだ後、柳宗悦が提唱する「民藝」の思想と、芹沢銈介の型染カレンダーとの出会いを機に染色の道を志すようになりました。以来、鮮やかな色彩と大胆な構図の型染による作品を発表するほか、立体作品、絵本まで精力的な創作活動を展開しています。100歳を迎えてなお活躍を続ける柚木の作家人生においては、海外でメキシコの玩具などを目にした経験が、より自由な表現へ向かう契機となりました。

両者に直接的な接点はないものの、多彩な表現の広がりをみせる土方と柚木。本展では世田谷美術館の収蔵品に作家やご遺族が所蔵する作品と資料を加え、パラオ諸島や周辺の島々での稀有な体験、そして日常の身近なものや出来事に潜む面白さを源泉として生まれた二人の創造の世界を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年9月9日(土)~2023年11月5日(日)
会場 世田谷美術館 Google Map
住所 東京都世田谷区砧公園1-2
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日、9月19日(火)、10月10月(火)
※ただし9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館
観覧料 一般 500円(400円)
65歳以上 400円(300円)
大高生 400円(300円)
中小生 300円(200円)
未就学児 無料
  • ※障害者の方は300円。ただし小中高大生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
    ※8月15日(火)正午より日時指定券発売(オンライン・クレジット決済またはd払い)
    ※( )内は20名以上の団体料金。事前に電話でお問い合わせください
TELハローダイヤル:050-5541-8600
URLhttps://www.setagayaartmuseum.or.jp/

世田谷美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

世田谷美術館 世田谷美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

島の思い出がいっぱい、印象的なデザイン、雑誌のカットがすばらしい

土方さんの作品は、南の島の思い出がいっぱいです。自分も南の島に住んだら変われるかなぁ。
すばらしい作品がいっぱいでした。
柚木さんの作品は、印象的なデザインの染色作品が多く、また、自身が収集した各地のお土産?が良くて楽しかった。
同時開催の「カットの世界」は、雑誌のカットの原画なのですが、近代芸術家のビックネームの方々が作品をよせていて、素晴らしいものでした。雑誌のカットだと馬鹿にしてはいけないと思いました。また、暮しの手帖の花森さんの作品はとてもステキで飽きませんでした。

4.0

コレクション展も充実

すこし前に見た髙島屋の展示は作品が中心でしたが、部屋を飾っている人形たちが楽しそうにに並んでいました。指人形にはどんなストリーがあるのでしょうか。
「ぶたぶたくんのおかいも」の作者、土方久功の優しい彫刻と絵が迎えてくれます。
2Fの雑誌に見るカットの世界。時代を映す雑誌世界のカット。こんな人たちが描いていたと、岩波書店の力感じます。暮らしの手帳のカットも楽しく見ました。

3.0

柚木さんと土方さん

土方さんの絵は絵本『ゆかいなさんぽ』『ぶたぶたくんのお買い物』で観たことがありました。彫像に興味がなかったので何とも言えない感じです。
柚木さんの染色作品は非常に素敵でした。北欧にある模様のような感じもしました、また絵本や手書きのクリスマスカード、手作りの人形などとてもかわいくて、心温まる者ばかりでした。
 世田谷美術館の素晴らしい環境に感動しました。
 アクセスが悪いですが、近くの子供たちもワークショップのために美術館にきていたり、美術館が身近なのだと感じる館の運営に尊敬しました。

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん、morinousagisanさん

3.0

暑い土方と可愛い心打つ絵本柚木沙耶郎

2人のエネルギーを感じます。
土方の絵の中の島民は目が光っていて純 何か判らないけど足止めになりました。
 二階の「雑誌にみるカットの世界」展は、有名人の挿絵原画が見きれないほどの点数あり、上手さ面白さ圧巻でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

4.0

柚木さんと土方さん

柚木沙弥郎さんは、昨年満100歳を迎えられたこともあり、昨年から作品展を観る機会が度々。今回は世界各国で集めたお気に入りの玩具等の展示もあり面白かったです。インタビュー映像も、作品制作の向き合い方を知ることができ、ずっと持ち続ける制作意欲が素晴らしいと思いました。
土方久功さんは、初めて知りました。100年近く前にパラオやサタワル島で15年近く暮らして現地の人と交流し、帰国後も南の島を題材とした彫刻や木彫レリーフ、水彩画などを残された方がいらしたなんて。その力強さ、無駄を省いてぎゅっと作られた作品は愛らしかったです。

THANKS!をクリックしたユーザー
Nikiyaさん、micco3216さん

4.0

懐かしいタッチ

三連休の中日に訪問。空いていました。最初に土方久功、後に柚木沙弥郎の順で展示されていました。絵画は少なく、小ぶりのブロンズ像や板彫りの作品が多いです。木彫りのマスクの展示は面白かったです。柚木さんは染色された布や大きな染め物がメインで、どこかでみたような懐かしさを感じさせます。土方さんの絵本も超ロングセラーですが色あせないところがすごいです。最後に人形が13体並んで展示されているのは圧巻でした。ショップにもかわいらしいものが多く売っており、あれもこれも欲しくなります。いまのところゆったり鑑賞できますのでおすすめです。

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出展作品・関連画像IMAGES

柚木沙弥郎《ならぶ人ならぶ鳥》1983年、世田谷美術館蔵 

土方久功《美しき日》1970年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏

土方久功《マスク》1929-49年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏

土方久功《二人-にらめっこ》1965年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏

土方久功《島の伊達少年》1965年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏

土方久功《猫犬》1974年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏

柚木沙弥郎《町の人々》2004年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏

柚木沙弥郎《旗じるし》2011年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏

柚木沙弥郎《コップ》2011年、世田谷美術館蔵 撮影:上野則宏

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