まさに「名品展」です。
前期展で感想を投稿してしまっているので、後期展示はこちらから感想を投稿。
連休過ぎて、伺ってきました。
蹴上から南禅寺への道も落ち着いておりました。
展示室には、珍しく10人ほどの先客がいらしたが、どうも茶の湯のお仲間らしく、
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野村證券などの創業者であり、一大金融財閥を築いた二代目野村徳七(1878-1945)は得庵と号し、実業家として活躍するかたわら多くの趣味を嗜みました。
とりわけ茶の湯と能楽に深く傾倒し、晩年にはそれらは趣味の域を超え、事業とともに得庵の心の中では三位一体となっていたのではないかと考えられます。
今回の展示では美術館開館40周年を記念し、得庵コレクションのなかから名品をよりすぐって展示し、得庵が目指していた茶の湯がどのようなものであったかを感じ取っていただけるよう構成しています。
会期 |
2023年3月4日(土)~2023年6月11日(日)
|
---|---|
会場 | 野村美術館 Google Map |
住所 | 京都府京都市左京区南禅寺下河原町61 |
時間 | 10:00~16:30 (最終入場時間 16:00) |
休館日 |
月曜日 4月24日(月) ~28日(金) は展示替休館 |
観覧料 | 大人 800円 高大生 300円 中学生以下 無料 団体(20名以上)600円 |
TEL | 075-751-0374 |
URL | http://nomura-museum.or.jp/ |
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連休過ぎて、伺ってきました。
蹴上から南禅寺への道も落ち着いておりました。
展示室には、珍しく10人ほどの先客がいらしたが、どうも茶の湯のお仲間らしく、
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5.0
いつもの様に蹴上から南禅寺の前を通って野村美まで。
桜にはまだ少し早いとあって観光客もそれほどでもなく、展示室はな、なんと私一人でした\(^o^)/
いつもなら季節の茶会の取合せの展示となっていましたが、
今回は開館40周年記念とあって、そこにとらわれずの名品が並んでおりました。
畠山即翁もそうでしたが、野村得庵もお能にもどっぷりのめり込み
事業と茶の湯と能楽は「三位一体」との説明があるほどです。
お二人とも目指すは「大名茶」、来歴も錚々たるものばかりの品々です。
各茶道具がバランスよく選ばれており、今回は地階も、他の企画展でなく茶道具(茶碗、水指、鉢)展示されておりました。
大好きな香合は、見入ってしまいました。
大和文華館のマスコット 仁清「色絵おしどり香合」と可愛らしさでは並ぶのでは?の「翡翠香合」、織部の「梟香合」も可愛さでは負けてはいません。
「青貝蛩香合」の青貝の美しいこと!
後期には、お棗と蓋置に展示替え。
展示は前後期で全面展示替えとなり、後期に能装束も展示されます。
ため息が漏れてしまうというか、唸ってしまうというか・・・ノンコウの横に光悦の茶碗が並び・・・
な、感じでした。
これからお出かけの方は、蹴上で降りて、蹴上インクラインの桜も愛で、野村美の側の疎水を下って碧雲荘まえの枝垂れ桜も愛でられてはいかがでしょう。
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