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「茶道具」で眼福の秋の京都 「初秋の取り合わせ」を楽しむ
緊急事態宣言が解除となり、さっそく県外へ出かけた。
いつもの道、地下鉄蹴上から南禅寺前を通って「野村美術館」へ。
秋季特別展は初秋と晩秋の前後期に分けての趣向を楽しむ。
展示室は最初は私一人、「烏丸光広筆 初秋萩画賛」から初秋へと誘われて、じっくりお道具を拝見する。
「裂手鑑 銘 花みし峯」裂を貼って手鑑として手元で愛でる。濃茶と薄茶にケースが左右に分かれ、中央には愛らしい香合が並ぶ。
前田藩の能装束の多くを引き受けため豪華な能衣装も見どころです。
茶の湯はなるほど総合芸術です。
秋が深まるころ後期の「晩秋の取り合わせ」にも伺いたい。
この秋京都では、「畠山記念館の名品」@京博、「伝世の茶道具ー珠玉の住友コレクション」@泉屋博古館、秋季茶道具取合展 「秋懐」@北村美術館と楽しみ・・・さらに樂美術館や茶道資料館も巡ればおなか一杯かも。