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静かな展示室で眼福の時間をゆっくり過ごす。
今年は千利休生誕500年に当たり、京博で秋に大きな展覧会が予定されています。
京都の茶道具の美術館でも関連展示が多いのではないかと楽しみにしています。
野村美術館大好きな美術館で、毎回どんな茶道具に出会えるのかとワクワクしながら伺います。
地下鉄蹴上から南禅寺を通って伺うので、混む桜の時期までに前期伺ってきました。
16世紀後半に千利休が茶の湯を確立するまで、
茶寄合⇒茶数寄⇒わび茶までを、名品で楽しむという趣向でしょうか。
本展では、いつもの能装束の展示がなく、奥のケースも茶席、濃茶の茶道具の取り合わせとなっておりました。
オマケに、地下併設展示は樂家歴代の茶碗並んでおりました。
私の個人的お薦めは《種村肩衝茶入》その来歴も面白い!
茶道具って半分は来歴がものを云う?
こちらの美術館は、前後期でガラリと展示が替り、後期も必見かと。
美術館HPに紹介されているYouTube動画を観ていくと更に理解が深まりそうです。