KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2024

京都芸術センター

  • 開催期間:2024年4月13日(土)~2024年5月12日(日)
  • クリップ数:4 件
  • 感想・評価:1 件
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2024 京都芸術センター-1
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Nemis, Montreal, Canada, from the series Where Children Sleep
© James Mollison
Joshi, Rajkot, India, from the series Where Children Sleep
© James Mollison
James Mollison “Where Children Sleep”
KYOTO ART CENTER
Supported by Fujifilm
©︎ Takeshi Asano-KYOTOGRAPHIE 2024
James Mollison “Where Children Sleep”
KYOTO ART CENTER
Supported by Fujifilm
©︎ Takeshi Asano-KYOTOGRAPHIE 2024
©︎ Kenryou Gu
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KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2024 京都芸術センター-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

京都芸術センターは、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2024」で、ふたつの展覧会を開催します

ジェームス・モリソン「子どもたちの眠る場所」
ケニアに生まれ、イギリスで育ち、現在、ヴェネツィア在住のジェームス・モリソンは、ニューポート・スクール・オブ・アートで映画と写真を学んだ後、イタリアに渡り、ベネトンのクリエイティブ・ラボ、ファブリカで仕事をしてきました。社会的・文化的テーマに独自のコンセプトを適用することで作品を制作・発表するジェームスは、今回の展覧会でプロジェクトを発表します。これは世界中の子供たちとその寝室をテーマにした進行中のプロジェクトで、子供たちの生活の複雑な現実を探求するものです。

展示室:京都芸術センター1階フリースペース

子ども写真コンクール展2024
「しあわせのみなもと」

KYOTOGRAPHIE子ども写真コンクール2024の約50名のファイナリストたちの作品が、プチバトーフォトコンテストの優秀作品と一緒に京都芸術センターにて展示されます。また、コンクールの全参加者の作品をスライドショーで展示します。展示スペースの工作コーナーでは、和紙や折り紙を使って自分だけのオリジナルフォトブックを作ることができます。

展示室:京都芸術センター2階大広間

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年4月13日(土)~2024年5月12日(日)
会場 京都芸術センター Google Map
住所 京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
時間 11:00~19:00
  • ※入場は閉館の30分前まで
休館日 5月7日(火)
観覧料 ジェームス・モリソン
「こどもたちの眠る場所」
大人:800円
学生:600円(学生証の提示をお願いします)

子ども写真コンクール展2024「しあわせのみなもと」
無料
TEL075-213-1000
URLhttps://www.kac.or.jp/

京都芸術センターの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

京都芸術センター 京都芸術センター

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

テーマは「SOURCE」、写真を通して、原点に戻るのか、ここを出発点としてみるのかを考える

テーマは「SOURCE」だそうです。そのテーマの元に10カ国、13組のアーティストの作品が12の会場で展開する。主催者によるとSOURCEは「源は初めであり、始まりであり、すべてのものの起源である」とのこと。そして「人生の分岐点にかかわらず、私たちは岐路に立っており、原点に戻るか、新しいことを始めるかの間で揺れ動いている」としていて、できる限りそのつもりで見てみました。結局、実は岐路を通り過ぎてかなり経っていて、原点はあまりに遠く戻ることも出来ないのでは、という軽い絶望を感じてしまうのでした。

とは言え、写真の面白さにどっぷりと浸ってしまいました。特に、二条城の二の丸御殿 台所・御清所を会場にしたティエリー・アルドゥアンの「種子は語る」と京都新聞ビル地下1階の印刷工場跡を会場にしたヴィヴィアン・サッセンの「PHOSPHOR|発光体:アート&ファッション 1990–2023」はいろいろなことを忘れてしまうような楽しさがあった。「種子は語る」は色も形もかなり個性的な種子を大きくプリントして屏風に仕立てたものや、特殊なビューアーに仕込んでポジフィルムをのぞき込んでみるものなど、写真の見せ方もユニークでした。「発光体」は色の洪水という感じ。地下にある元印刷工場なので、自然光は一切入らない場所で、色鮮やかなプリントとプロジェクションを使ったインスタレーションで目がくらんでしまった。

もちろん、硬派のドキュメンタリーも充実している。例えばジェームス・モリソン「子どもたちの眠る場所」では、世界各地の子供たちのポートレイトと寝室の写真を展示しているのですが、それこそパレスチナ難民キャンプにいる子供からイスラエル入植地に住む厳格なユダヤ教徒の子供まで、という感じ。貧富の差などというレベルを超えたものがそこにある。

どの会場も力作揃いで、見る側の体力と時間が必要です。ちなみに、見るのに2日かかりました。

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出展作品・関連画像IMAGES

Nemis, Montreal, Canada, from the series Where Children Sleep
© James Mollison

Joshi, Rajkot, India, from the series Where Children Sleep
© James Mollison

James Mollison “Where Children Sleep”
KYOTO ART CENTER
Supported by Fujifilm
©︎ Takeshi Asano-KYOTOGRAPHIE 2024

James Mollison “Where Children Sleep”
KYOTO ART CENTER
Supported by Fujifilm
©︎ Takeshi Asano-KYOTOGRAPHIE 2024

©︎ Kenryou Gu

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