この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
惜しまれつつも、今年101歳の生涯を閉じた、東京出身の染色家、柚木沙弥郎(1922-2024)。型染の第一人者であり、自由でユーモラスな形態と、美しい色彩が心地よく調和したその作品は 生命力にあふれ、見る人を惹きつけてやみません。
戦後、職を得た大原美術館で、柳宗悦らによる民藝運動に出会い、芹沢鮭介のもとで染色家としての道を歩みはじめた柚木は、1990年代以降は、染色作品を主軸にしながらも、版画やコラージュ、絵本、立体作品など、ジャンルの垣根を超え、その 創作世界を大きくそしてより豊かに広げました。本展では、作家の長年にわたる多彩な活動を概観するとともに初公開となる柚木の最晩年の仕事も紹介します。また、ゆかりの深い国内外の各都市をテーマにした特別展示によって、作家をめぐる旅へと誘います。
近年、私たちを取り巻く世界は劇的に変化して います。人生をしなやかに生き、身の回りのものに 対する愛着や、日々の暮らしの中に見出した喜びから作品を紡ぎだす柚木の仕事は、変化の時代に こそ、大切に慈しみたい「いま」を私たちに示してくれます。用の美を掲げる民藝を出発点に、100歳を超えてなお、人生を愛し、楽しんだ、柚木沙弥郎の75年にわたる創作活動の全貌をご堪能ください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2024年10月19日(土)~2024年12月22日(日) |
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会場 | 岩手県立美術館 Google Map |
住所 | 岩手県盛岡市本宮字松幅12-3 |
時間 |
9:30~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日、11月5日 ※11月4日は開館 |
観覧料 | 一般 1,200円(1,000円) 高校生・学生 700円(600円) 小学生・中学生 500円(400円)
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TEL | 019-658-1711 |
URL | https://www.ima.or.jp/ |
岩手県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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