4.0
土の生み出す不思議な世界観
土の造形というと陶芸や彫刻という一般的なものしか浮かばなかったんですが、今回の展覧会で新たな土の力を感じることができました。
特に心惹かれたのがステファニー・クエールさんの作品。
一見、荒っぽく見えますがその実写実的で繊細、生き物の息吹が聞こえるような、そんな作品でした。
他の方の作品も独特で、一見の価値があるものでした。
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多様な素材や手法を用いて美術作品が制作される現代、絵画や彫刻、デザイン、工芸といった領域の境界線は曖昧さを増しています。「陶芸」と表わされる分野で長らく親しまれてきた「土」という素材も、国内外で改めて造形の素材と捉えなおされており、素材としての土に、従来の領域に留まらない、さまざまな可能性が見いだされています。
本展では古くからモチーフとして取り組まれてきた人間(Human)、または動物(Animal)をテーマに、ベス・カヴェナー(アメリカ)、キム・シモンソン(フィンランド)、スーザン・ホールズ(イギリス)、ステファニー・クエール(イギリス)、奈良美智(日本)という、世界各地で活躍する5人の作家達の現代陶芸作品や関連作品、約100点を紹介します。
彼らはそれぞれの関心のもと、土と対話しながら土に命を吹き込み、いきもののかたちを生み出します。注目される作家達の作品を通し、土のもつ力、土による表現の最先端をご堪能ください。
会期 | 2022年5月28日(土)~2022年7月3日(日) |
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会場 | 岩手県立美術館 Google Map |
住所 | 岩手県盛岡市本宮字松幅12-3 |
時間 |
9:30~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 | 月曜日 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 高校生・学生 600円(500円) 小学生・中学生 400円(300円)
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TEL | 019-658-1711 |
URL | https://www.ima.or.jp/ |
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土の造形というと陶芸や彫刻という一般的なものしか浮かばなかったんですが、今回の展覧会で新たな土の力を感じることができました。
特に心惹かれたのがステファニー・クエールさんの作品。
一見、荒っぽく見えますがその実写実的で繊細、生き物の息吹が聞こえるような、そんな作品でした。
他の方の作品も独特で、一見の価値があるものでした。
購入した図録によると本展は岐阜県現代陶芸美術館・滋賀県立陶芸の森陶芸館に続いての展示となるらしい。岩手県立美術館では舟越保武の彫刻作品も多く展示されている。陶芸が主流の美術館ではないが、そのような関係もあり開催の流れになっ…readmore
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