VOCA展2024
現代美術の展望-新しい平面の作家たち

上野の森美術館

  • 開催期間:2024年3月14日(木)~2024年3月30日(土)
  • クリップ数:13 件
  • 感想・評価:4 件
VOCA展2024 現代美術の展望-新しい平面の作家たち 上野の森美術館-1
VOCA展2024 現代美術の展望-新しい平面の作家たち 上野の森美術館-2
VOCA展2024 現代美術の展望-新しい平面の作家たち 上野の森美術館-3
VOCA展2024 現代美術の展望-新しい平面の作家たち 上野の森美術館-4
VOCA展2024 現代美術の展望-新しい平面の作家たち 上野の森美術館-5
VOCA賞
大東 忍(だいとう しのぶ)《風景の拍子》
木炭、麻布・パネル 130.3×388.0×3.0㎝
VOCA奨励賞
上原 沙也加《幽霊たちの庭》
アーカイバルピグメントプリント、額
62.8×87.5×4.2㎝が6枚、42.5×32.1×3.5㎝が1枚
VOCA奨励賞
片山 真理《red shoes #003》《red shoes #001》《red shoes #002》C-Print
202.2×126.9×0.2㎝が3枚
VOCA佳作賞
佐々 瞬《そこに暮らす人々は自らの歴史を記した》
追廻住宅の家屋部材、同住宅ふとんカバー、アクリル、謄写版原紙(ガリ版ろう原紙)、鉛筆、額
220.0×155.0×20.0㎝が1枚、48.0×36.0×3.0㎝が11枚
VOCA佳作賞
笹岡 由梨子《Animale/ベルリンのマーケットで働くクマ》
レンチキュラー印刷・パラフィン・絵の具・ぬいぐるみ・古着・LEDライト、木枠・かざり板・パネル・モニター・メディアプレーヤー・スピーカー(映像1分20秒)
265.0×321.0×20.0㎝
VOCA展2024 現代美術の展望-新しい平面の作家たち 上野の森美術館-1
VOCA展2024 現代美術の展望-新しい平面の作家たち 上野の森美術館-1
VOCA展2024 現代美術の展望-新しい平面の作家たち 上野の森美術館-1
VOCA展2024 現代美術の展望-新しい平面の作家たち 上野の森美術館-1
VOCA展2024 現代美術の展望-新しい平面の作家たち 上野の森美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

The Vision of Contemporary Artの頭文字をとってVOCA(ヴォーカ)展と呼ばれる本展は、全国の美術館学芸員、研究者などに40歳以下の若手作家の推薦を依頼し、その作家が平面作品の新作を出品するという方法により、毎年全国各地から未知の優れた才能を紹介している現代美術展です。

今開催で31回目となる「VOCA展」は、平面美術の領域で国際的にも通用するような将来性のある若い作家の支援を目的に1994年より毎年開催し、延べ1044名(組)の作家が出展。ここから大きな躍進を遂げる作家を多く輩出しています。

今年も「平面」の可能性を追求した多様な作品を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年3月14日(木)~2024年3月30日(土)
会場 上野の森美術館 Google Map
住所 東京都台東区上野公園 1-2
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 会期中無休 
観覧料 一般 800円
大学生 400円
高校生以下 無料
  • ※学生の方は、学生証・生徒手帳を要提示
    ※障害者手帳をお持ちの方と付添の方1名は無料 (要証明)
TEL03-3833-4191
URLhttps://www.ueno-mori.org/exhibitions/voca/2024/

上野の森美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

上野の森美術館 上野の森美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

現代アートで最近気になるワード「VOCA」

家族三人で美術館巡り、いつものごとくアートにあまり興味のない、息子と妻が先行し、私がじっくり鑑賞するパターンとなりました。ですが、せっかく来たので、必ず聞く質問「何が一番良かった?」
息子は、笹岡由梨子さんの「Animale/ベルリンのマーケットで働くクマ」が良かったとの事。私も全作品の中で一番インパクトがあったと思いますし、美術館を出てからもあの音楽が耳から離れない強さがありました。
妻は、小左誠一郎さんの「百合」が良かったとの事。色の組み合わせが綺麗でしたので、それを理由に選んだと思いますが、ちょっと意外でした。もっと具象的な作品を選ぶかと思っていました。
私は、松元悠さんの「サラバ化物(御徒町のパジャマ3枚、やっぱりやめよう、先生大丈夫入るよ)」です。先日、アーティストフェア京都2024で直接ご本人の話を聞けたことが、より作品を知ろうとの思いとなり、松元さんが法廷で聴講したエピソードを映像化した作品・タイトルを見て、そのエピソードの全体を把握しようとしましたがちょっと難しかったです。もう一つは、松延総司さんの「Pattern of Dark #49(Wall)、Pattern of Dark #2(Wall)」です。離れて全体を見ると単純に濃さの違う壁紙ですが、近づいてみると、ボールペンが書けるかなと試し書きをする意味のない模様でした。それが規則正しく敷き詰められていて、その対比が大変面白く感じました。
今回はじめて「VOCA」展に参加して、今まで以上に若手アーティストを応援したい気持ちが強くなりました。今後は「VOCA」展注目していきたいと思います。

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fumiko773さん、uchikoさん、morinousagisanさん

4.0

玉石混交の展覧会展覧会

VOCA展という展覧会が毎年上野の森美術館で開催され、今年で31回になるそうですが、観に行くのは初めてです。VOCA展の由来がわからないため、ネットで調べたところ、同展は、全国の美術館学芸員、研究者などから推薦された40歳以下の作家が新作を出品するという方法により、未知の才能を紹介する美術展とのことです。
一般の公募展と違って落選作がないため、出品作は玉石混交で、とても素晴らしい作品から「これは何だ?」と首を傾げるような作品まで一堂に会しています。
文句なしに素晴らしかったのはVOCA賞を獲得した大東忍 さんの「風景の拍子」です。木炭のみで描かれた夜の風景画ですが、暗がりの中にいろいろな物が潜んでいるようで、目を凝らして眺めました。
VOCA奨励賞を受賞した片山真理さんの「red shoes シリーズ」も美しく衝撃的な作品でした。
このほか、大橋鉄郎さん、大山智子さん、メヌケさん、東山詩織さん等、観て楽しい作品が多かったです。
「これは何だ?」と思う作品については、具体的なタイトルは挙げないでおきます。個人による好みであり、他の鑑賞者がそれらを高く評価するかもしれませんので・・・・

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん

4.0

見て感じて楽しむ新鮮な驚き

どんなぶっ飛んだ作品が見られるかと毎年楽しみなVOCA展。
今年はややおとなし目。
VOCA賞の大東忍の「風景の拍子」は木炭のマットな黒に魅了されます。
写真作品では片山真理の「red shoes」シリーズが好き。自身の義足を交えた沢山の手足が下半身から生えて願望と可能性を感じる。
他には映像作品の中山晃子「半球体の肖像」は液体が変化しながら流れて行く様子が偶然性の不思議さに見とれてしまう。

日比谷の第一生命ギャラリーでは絵画中心。こちらは綺麗め。
川内理香子「Raining Forest」は厚塗した絵の具の中に沢山の動物が隠れている。よく見ると内蔵!も。面白い。他の作品も色鮮やかな物が多く
朝8時〜20時で無料。

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karachanさん、アバウトさん

4.0

一人で踊る盆踊りを描いた作品やイカを巨大かつ精密に描いた作品など、現代美術の先端を堪能する

VOCAは40歳以下の作家を美術館学芸員、キュレーター、研究者が推薦するシステムで、推薦された作家の作品はすべて展示される。作品は400×250cm、厚さ20cmの平面作品で、油絵でも日本画でも写真でもビデオでもよい。今年で31年目。過去に出展した有名作家も数多くいる登竜門的なイメージがあるので、毎年どんな作家が出てくるか、と楽しみにしている。

今年は、昨年に比べると、少々物足りない。見たことのある作家の作品が多いからなんですが、だからといって不満というわけでもない。VOCA賞をとった大東忍の作品は昨年、見たことがあって、作品の主旨というか制作方法は分かっていたので、驚くと言うよりは、懐かしい感じがあった。ちなみに、作品《風景の拍子》は木炭で描いた郊外の夜の風景で、街灯の明かりとそれに照らされた野原や人気のない広場が展開している。そしてよく見ると、なんとなく踊っている感じの人間らしきモノも描かれている。その人間らしきモノが作者で、作者は自分が一人で盆踊りを踊る光景をもとに、風景画を描いている。単純に幅が388cmと巨大な木炭画に驚くだけでもいいのかもしれないが、以前見た展示では、実際に踊っているところ、それも暗いところで踊るので体にLEDをまとって踊っているのを動画にとって見せていたので、そういうことかと分かったのですが、今回はそういった仕掛けがないので解説だけでは分かりにくいかも。

このほか、宮内裕賀の共食いしているイカを精密に描いた巨大作品《生かされていくこと》も印象に残った。解説に「約20年間イカだけを描き続けてきた」とか「ほぼ毎日イカを食し、墨をインクとして用い、石灰質の甲を漂白・乾燥させて自ら胡粉に加工する」とかあるので、ぜひ他の作品も見てみたいと思っている。

あと、VOCA展については推薦する側の学芸員やキュレーターにも注目している。面白い作品を見たら、その推薦文をよく読んで、推薦文も面白かったら、推薦者を覚えておこうと思っている。そんな学芸員なら面白い企画展を見せてくれそうな気がするから。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、fumiko773さん、morinousagisanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

VOCA賞
大東 忍(だいとう しのぶ)《風景の拍子》
木炭、麻布・パネル 130.3×388.0×3.0㎝

VOCA奨励賞
上原 沙也加《幽霊たちの庭》
アーカイバルピグメントプリント、額
62.8×87.5×4.2㎝が6枚、42.5×32.1×3.5㎝が1枚

VOCA奨励賞
片山 真理《red shoes #003》《red shoes #001》《red shoes #002》C-Print
202.2×126.9×0.2㎝が3枚

VOCA佳作賞
佐々 瞬《そこに暮らす人々は自らの歴史を記した》
追廻住宅の家屋部材、同住宅ふとんカバー、アクリル、謄写版原紙(ガリ版ろう原紙)、鉛筆、額
220.0×155.0×20.0㎝が1枚、48.0×36.0×3.0㎝が11枚

VOCA佳作賞
笹岡 由梨子《Animale/ベルリンのマーケットで働くクマ》
レンチキュラー印刷・パラフィン・絵の具・ぬいぐるみ・古着・LEDライト、木枠・かざり板・パネル・モニター・メディアプレーヤー・スピーカー(映像1分20秒)
265.0×321.0×20.0㎝

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