この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
日本の博物学は、中国の薬学・博物学である「本草学」の影響を受けて発達し、18世紀には「博物趣味」に熱中する大名が多く現れました。その先駆けの一人が細川家熊本藩6代藩主の重賢(しげかた、1720~85)です。
重賢は、熊本藩の藩政改革や産業奨励、藩校時習館、医学校再春館、薬草園蕃滋園の設立などを行って「肥後の鳳凰」と称される一方、動物、昆虫、植物などに強い関心を示しました。参勤交代の途次では植物採集にいそしみ、精緻な博物図譜を作らせています。図譜に掲載された多様なスケッチは驚くほど細かく描き込まれており、自然に対するひたむきな情熱と好奇心が感じられます。
永青文庫では1991年に「殿様の博物学」展を開催し、所蔵する図譜を多く公開しましたが、本展はそれ以来33年ぶりとなります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2024年4月27日(土)~2024年6月23日(日)
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会場 | 永青文庫 Google Map |
住所 | 東京都文京区目白台1-1-1 |
時間 |
10:00~16:30
(最終入場時間 16:00)
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休館日 |
月曜日、4月30日、5月7日 ※ただし4月29日、5月6日は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円 シニア(70歳以上) 800円 大学・高校生 500円
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TEL | 03-3941-0850 |
URL | https://www.eiseibunko.com/ |
永青文庫の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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