アル中画家が手にした武器とは
ユトリロの絵は見て本当に安心感がある。建物や通りや街の風景画ばかりでこれほど見る者を惹きつける画家もそうはいない。
絵を見て、あ、ユトリロだとすぐわかるのもいい。特に白の時代はユトリロの真骨頂なので「この絵誰のだ」クイズでも…readmore
美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ - 日本全国 313 の美術館・博物館と 748 の開催中&開催予定の展覧会をご紹介中!
哀愁漂うパリの風景を描いた画家として知られるモーリス・ユトリロ(1883‐1955)。アルコール依存症の治療のために始めた絵画制作でその才能を開花させ、1928年にはレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ章を受章し、エコール・ド・パリの代表的な画家のひとりとなりました。
約半世紀におよぶユトリロの画業の中でも、1908~14年頃の「白の時代」に描かれた作品は特に高く評価されています。
ユトリロの生誕140年を記念した本展では、画家としての名声を高めた、白壁の描写が特徴的な「白の時代」の作品を中心に、初期の「モンマニーの時代」、1915年以降の色使い豊かな「色彩の時代」、そして晩年までの作品を国内のコレクションから紹介します。
会期 | 2023年11月3日(金・祝)~2023年12月25日(月) |
---|---|
会場 |
美術館「えき」KYOTO
![]() |
住所 | 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町ジェイアール京都伊勢丹7階隣接 |
時間 |
10:00~19:30
|
休館日 | 会期中無休 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 高・大学生 800円(600円) 小・中学生 600円(400円)
|
TEL | 075(352)1111(大代表) |
URL | https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_2309.html |
◆ ギャラリートーク
会場:美術館「えき」KYOTO
日時:12月2日(土) 1回目11:00~/2回目14:00~
講師:松沢寿重氏(新潟市新津美術館 館長)
※各回約30分
※マイクを使用し、会場内を移動しながらお話しいただきます
※事前申込不要、参加無料(要美術館入館券)
※混雑した場合は入館制限を行う場合があります
ユトリロの絵は見て本当に安心感がある。建物や通りや街の風景画ばかりでこれほど見る者を惹きつける画家もそうはいない。
絵を見て、あ、ユトリロだとすぐわかるのもいい。特に白の時代はユトリロの真骨頂なので「この絵誰のだ」クイズでも…readmore
月曜日のデパートのおついでにいらした方たちなのか、来館者はまぁまぁ入っていたように思います。ユトリロって今も人気なんですね。独学で自分色を出して、アル中で酒に溺れながら描いた作品とは思えず、大衆に広く受け入れられた画家です…readmore
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
京都府で開催中の展覧会
《可愛い聖体拝受者》、トルシー=アン=ヴァロワの教会(エヌ県)1912年頃 八木ファインアート・コレクション蔵
© Hélène Bruneau 2023
クリニャンクールのノートル=ダム教会 1911年頃 八木ファインアート・コレクション蔵
© Hélène Bruneau 2023
ラパン・アジル、モンマルトルのサン=ヴァンサン通り 1910-12年頃 八木ファインアート・コレクション蔵
© Hélène Bruneau 2023
雪のサン=リュスティック通り、モンマルトル 1933年頃 個人蔵
© Hélène Bruneau 2023