英国キュー王立植物園
おいしい ボタニカル・アート
食を彩る植物の物語

西宮市大谷記念美術館

  • 開催期間:2023年6月10日(土)~2023年7月23日(日)
  • クリップ数:21 件
  • 感想・評価:5 件
英国キュー王立植物園 おいしい ボタニカル・アート 食を彩る植物の物語 西宮市大谷記念美術館-1
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《コショウ》 おそらくインドの画家/1810 年頃/ キュー王立植物園蔵/ ©RBG KEW
《カカオ》無名の北インドの画家、もしくは中国の画家 /1810 年頃/ キュー王立植物園蔵/©RBG KEW
《リンゴ「ケリー・ピピン」》 ウィリアム・フッカー/1818 年/ 個人蔵/Photo Michael Whiteway
《カリフラワー》ジョゼフ・ヤコブ・リッター・フォン・プレンク/1788-1803 年頃/ キュー王立植物園蔵/©RBG KEW
《ブドウ「 ブラック・プリンス」》ウィリアム・フッカー/1818 年/ 個人蔵/Photo Michael Whiteway
《イチゴ「 ウィルモッツ・レイト・スカーレット」》ウィリアム・フッカー/1818 年/ 個人蔵/Photo Michael Whiteway
英国キュー王立植物園 おいしい ボタニカル・アート 食を彩る植物の物語 西宮市大谷記念美術館-1
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英国キュー王立植物園 おいしい ボタニカル・アート 食を彩る植物の物語 西宮市大谷記念美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

英国キュー王立植物園は18世紀にケープル卿が熱帯植物を集めて作った庭園として始まりました。ロンドン南西部のテムズ河畔に位置し132ヘクタール(甲子園球場約34個分)の広大な敷地を有する植物園です。また22万点を超える世界最大級のボタニカル・アートのコレクションを所蔵していることでも有名です。

ボタニカル・アートの起源は有用な薬草を見分けるために植物を調べ図化したことにあると言われ、古代ギリシャでは薬草をまとめた本草書『薬物誌』が編集されました。その後、植物画は医学的な実用書から美術的な鑑賞としてのボタニカル・アートへと発展していきました。

人間にとって欠かすことのできない「食」をテーマに、英国キュー王立植物園の協力のもと「おいしいボタニカル・アート」展を開催します。17世紀初頭の大航海時代より貿易大国として発展したイギリスは、世界中からその土地に由来する植物や香辛料などを持ち帰りました。本展ではイギリスの歴史や文化を、野菜や果物はもちろん、ハーブやスパイス、さらにはアルコール類など様々な食材を植物にまつわる物語とともに紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年6月10日(土)~2023年7月23日(日)
会場 西宮市大谷記念美術館 Google Map
住所 兵庫県西宮市中浜町4-38
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 水曜日 
観覧料 一般 1,200円(1,000円)
高大生 600円(400円)
小中生 400円(200円)
  • ※( )内は前売料金、団体料金(20名以上)
    ※前売券はローソンLoppi(L コード 53081)または、西宮市大谷記念美術館受付にて販売(5/1~6/9)
    ※西宮市内在住65歳以上の方は500円、西宮市内在住の一般の方は1,000円(いずれも要証明書呈示)
    ※ココロンカード・のびのびパスポート呈示の小中生は無料
    ※心身に障害のある方及び介助者1名は無料(要手帳等呈示)
TEL0798-33-0164
URLhttp://otanimuseum.jp

西宮市大谷記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

西宮市大谷記念美術館 西宮市大谷記念美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

アートと記録の融合

ボタニカルアートは、植物学の正確な観察記録と美しいアートが重なりあったときに
出現するものだと感じました。
朝ドラ「らんまん」でも出てくる植物画。綿密な観察に基づいた正確さがまず求められます。しかし写真のなかった時代、そこには画家・版画家の技量と熱意が記録以上の命を吹き込みます。エングレーヴィングの技術の変遷とともに表現にも変化が。そして一つ一つの版画に施される手色彩。それが記録をアートに変えていきます。
 記録という面ではカルペパーの「薬草大全」が印象的でした。初版1653年、展示してあったのは1814年版のもの。何と150年にもわたって挿画の技術を進化させながら版を重ねる超ロングセラー。変化の早い現代に生きる私には新鮮な出会いでした。

またこの日は、美術館で開催されるクラシックコンサートも経験。大谷美術館の見事な庭を見ながら聞くピアノの音はコンサート専用ホールとは違った味わいでした。

 

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morinousagisanさん

5.0

リフレッシュ空間

前から気になっていた近いようで遠い大谷美術館。住宅街の中を通り抜け突然現れる緑に囲まれた一画。ここは庭園も見所の一つ。暑さもひと時忘れる水と緑に癒されました。岡本太郎氏の彫刻がサラッと置いてあったのにも驚き‼️
今回のボタニカルアートは以前京都で見たキューガーデンの展示よりは少な目でしたが精『おいしい』に特化した展示がとても楽しかったです。果物がみずみずしく本当においしそうでしたよ

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

3.0

清々しい展示でした。

西宮大谷美は、私にとっては時間の空いた時に思い立ってひょいと出かけられる美術館です。
水曜日が休館日なので、月曜日もOKなのですが、珍しく日曜日に出かけてみると
来館者がまぁまぁいらして、展覧会の内容なのか?日曜日だからなのか?
濃い目の展覧会に出かけることが多く、前のめりに作品を観る事が多いが
繊細に描かれたボタニカルアート、もちろん学術的なこともあるのは承知しておりますが
私には、清々しく映りました。
水の流れるお庭を一幅の絵のように眺めるロビーは、グッズ売り場となっておりまして
モリスデザインとかあると・・・どうしても手に取ってしまいます。

THANKS!をクリックしたユーザー
uchikoさん、micco3216さん、karachanさん、Nine Livesさん、さいさん

REPORT

科学と芸術

私がキュー・ガーデンという言葉を知ったのは昨年のこと。

植物学者のスケッチが箱になったオリジナルのハンドクリームを購入した。

うっとりするようなマグノリアの香りと美しい絵に魅了され、

いつか本物が見たいと思っていた。

念願…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
Nine Livesさん、morinousagisanさん、Sukekiyo-Acckermanさん
  • VIEW671
  • THANKS3
  • BY Ryohei

5.0

庭園散策もできるボタニカルアート展

さまざまな植物が繊細で正確、美しい線で描かれていました。葉脈や根、種子、太陽のあたり具合で変化する色合い等に画家の植物への視線が感じられ、作品に引き込まれます。コーヒーや紅茶、貿易によってもたらされた新たな食材、食文化の歴史も紹介されていてとても興味深かったです。

美術館は、広くて心地よい空間でした。
観賞後、建物を囲む庭園も散策でき、美しい紫陽花、木々の緑、小さな川のせせらぎなどとても豊かな時間を過ごすことができ、心癒やされました。

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karachanさん、morinousagisanさん、Sukekiyo-Acckermanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

《コショウ》 おそらくインドの画家/1810 年頃/ キュー王立植物園蔵/ ©RBG KEW

《カカオ》無名の北インドの画家、もしくは中国の画家 /1810 年頃/ キュー王立植物園蔵/©RBG KEW

《リンゴ「ケリー・ピピン」》 ウィリアム・フッカー/1818 年/ 個人蔵/Photo Michael Whiteway

《カリフラワー》ジョゼフ・ヤコブ・リッター・フォン・プレンク/1788-1803 年頃/ キュー王立植物園蔵/©RBG KEW

《ブドウ「 ブラック・プリンス」》ウィリアム・フッカー/1818 年/ 個人蔵/Photo Michael Whiteway

《イチゴ「 ウィルモッツ・レイト・スカーレット」》ウィリアム・フッカー/1818 年/ 個人蔵/Photo Michael Whiteway

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