特別展 明治美術狂想曲

静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)

  • 開催期間:2023年4月8日(土)~2023年6月4日(日)
  • クリップ数:43 件
  • 感想・評価:6 件
特別展  明治美術狂想曲 静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)-1
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河鍋暁斎「地獄極楽めぐり図」のうち「極楽行きの列車」明治5年(1872)静嘉堂文庫美術館蔵 前期展示(後期 場面替え)
落合芳幾「末広五十三次 程ヶ谷」慶応元年(1865)静嘉堂文庫美術館蔵 後期展示
薩摩焼「色絵金彩麒麟乗香炉」明治9年(1876)頃 静嘉堂文庫美術館蔵 通期展示
荒木(狩野)探令原画 吾妻焼「釉下彩竹に雀図皿」明治18年(1885)静嘉堂文庫美術館蔵 通期展示
柴田是真「柳流水蒔絵重箱」江戸~明治時代(19世紀)静嘉堂文庫美術館蔵 通期展示
国宝「曜変天目(稲葉天目)」南宋時代(12-13世紀)静嘉堂文庫美術館蔵 通期展示
鈴木長吉「鷹置物」明治時代(19~20世紀)静嘉堂文庫美術館蔵 通期展示
渡辺省亭原画、濤川惣助「七宝四季花卉図瓶」明治時代(19~20世紀)静嘉堂文庫美術館蔵 通期展示
重要文化財 橋本雅邦「龍虎図屛風」右隻 明治28年(1895)静嘉堂文庫美術館蔵 前期展示
重要文化財 橋本雅邦「龍虎図屛風」左隻 明治28年(1895)静嘉堂文庫美術館蔵 前期展示
今尾景年「耶馬渓図屏風」右隻 明治28年(1895)静嘉堂文庫美術館蔵 後期展示
今尾景年「耶馬渓図屏風」左隻 明治28年(1895)静嘉堂文庫美術館蔵 後期展示
黒田清輝「裸体婦人像」明治34年(1901)静嘉堂文庫美術館蔵 通期展示
特別展  明治美術狂想曲 静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

江戸幕府が倒れ、西洋文明が流入した明治時代は「美術」が産声を上げた時代でした。政治体制・身分制の改革、西洋風の建築やファッションの普及など、社会の面でも、文化の面でも、人々の生活と意識に大きな変化がもたらされました。

「美術」という言葉が誕生し、博覧会が開催され、美術館が初めて設置されたのもこの時代です。油彩画が普及し、欧米好みの華麗な工芸品が輸出され、博覧会では絵画や彫刻が並びました。社会全体が西洋化する一方、古美術品の再評価や保護、日本美術史の編纂も、明治時代の重要な出来事です。

本展では、現代の「美術」につながる諸制度・文化が生まれた明治時代を立脚点として、静嘉堂のコレクションを展観します。初めて重要文化財に指定された近代美術の一つである橋本雅邦「龍虎図屛風」、論争を巻き起こした黒田清輝「裸体婦人像」など、岩﨑家とゆかりが深く、当時としてはセンセーショナル、しかし現代でも色あせない明治美術の魅力をお楽しみください。

※国宝《曜変天目(稲葉天目)》も出品します。

【FEATURE|内覧会レポート】
賞賛も浴びれば物議も醸した、明治時代の美術界に迫る

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年4月8日(土)~2023年6月4日(日)
  • 前期:4月8日(土) ~ 5月7日(日)
    後期:5月10日(水) ~ 6月4日(日)
会場 静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内) Google Map
住所 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
  • 金曜日は18:00 (入館は17:30)まで
休館日 月曜日 
5月9日(火)
観覧料 一般 1,500円
大高生 1,000円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
中学生以下 無料
  • ※来館日時指定予約
    ※予約の無い方は当日入場できない場合があります(無料チケットは除く)
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.seikado.or.jp/

静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内) 静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

転換期明治の美術は素晴らしいです。作家の意地と努力に、収集家の心意気にも、本当に感服。

やっと最終日の訪館。今回は特に混雑もありませんでした。既に会期終了してしまっています。巡回展もない静嘉堂文庫美術館です。感想は皆さまが書かれているので、それ以上のものはありません。ただ、個人的には、勝手にこちらの期待が大きすぎで、ちょっと残念感がありました。濤川さん是真さん、素晴らしかった。康円広目天眷属像、も良かったです。いずれにせよこの転換期、日本美術の危機的状況下で、とにかくめちゃめちゃ頑張った作家たちと、そしてその作品を収集して今私たちに見せて下さっている収集家さんに、心からの敬意と感謝の気持ちが溢れました。次回展の「サムライのおしゃれ」も永青に負けない良い内容をと、とても楽しみにしています。

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morinousagisanさん

4.0

昨日終わっちゃったのにシリーズ③(忘備です<(_ _)>)

やっぱり一番の見所は河鍋暁斎「地獄極楽めぐり図」。

あと、ついつい今尾景年の墨の屏風見ながら考えちゃって、段々頭真っ白に・・・。
個人的な内容で恐縮ですが、今神奈川歴史博物館の「あこがれの祥啓―啓書記の幻影と実像―」の4週連続講演会イベントに毎週通っていまして、今山水画とか見ると、見るポイントが多過ぎて絞れずに毎回パニックor頭真っ白になってます・・・。
とりあえずはっとして解説を読み直して落ち着きましたが、如何に今まで見落としてたか、かと言ってパッと見て理解できるほど経験値はない、ということで墨絵を前にすると本当に冷や汗でして・・・。
広々としていい感じの屏風なのに、なんだかすんませんという感じでした。

曜変天目出てますが、人だかりは落ち着いてました。

企画の意図が出品作品見てる中で、あんまりくみ取れないなぁ~、よくわからんなぁ~と思ってしまったので本当は☆3つでしたが、暁斎が良過ぎたので☆一つ足しました。

曜変天目のぬいぐるみは1日限定10個と書いてありました。
まだまだ人気なんですね。

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morinousagisanさん、micco3216さん

4.0

腰巻き事件実物

興味深い作品が並ぶ中にも、やはり黒田清輝《裸体婦人像》を実験できたのがよかった。今みれば、特に違和感を感じないけれど、当時のセンセーショナリズムは、実際に腰巻きをつけて展示された当時の写真によって、想像することができた。ここに、日本の明治、明治の洋画のポジション、画界内外の認識の落差、などがよく出ているように感じた。

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morinousagisanさん

4.0

明治期の頑張りが目に浮かぶようだ

ものすごーっく大雑把な個人的印象として、明治って
「欧米列強に並ぶ(舐められない)ためにそれまでの価値を全部捨てようとした」
時代であり
「切り捨てようとしたものの価値を再認識した」
時代だと個人的には感じている

(多分このドタバタの中で本当に失われてしまったものも多いのではないかなぁ)

そんな時代のエネルギッシュさと
捨てられず残った既存の日本美術の名品を
静嘉堂文庫美術館のゆったりとした余裕のある空間どりで
どっぷりと楽しめる企画展示である

印象にのこる好きな展示はいくつかあったのだけど、
黒田清輝「裸体婦人像」をめぐる
「腰巻き事件」の解説、経緯がとても面白い

そりゃ作者的には絶対納得できないよこれは

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morinousagisanさん、micco3216さん

5.0

暁斎最高

大好きな地獄極楽めぐりを身に行った。
お多津ちゃんを弔うため、精魂込めて描いた作品。
まだ若い多津が生きていたら楽しめたであろう歌舞伎も見に行ってるし、閻魔様も新設だ。
文明開化の時代であってもそんな情には変わりがない。
いつ見てもいい作品。
なぜ国宝じゃないの?せめて重文に。
安村先生、蕨のシンポジウムでこの作品のレプリカを売るとおっしゃっていましたが、ありませんでしたよ。売り場の方もご存じないって。
いつ売りますか??

3.0

アレもこれも邸宅を飾っていたんですね

河鍋暁斎と柴田是真が目的で来館。暁斎の「地獄極楽めぐり図」は幼くして亡くなった娘の親に贈った傑作。細かくて鮮やか。まるで絵本の様。前期は極楽、後期の5/10からは地獄だが全頁解説付きで見たい。

是真は器の蓋、印籠、重箱とどれも漆の技をこれでもかと誇示した作品だ。「古墨型印籠」の枯れた感じの表現は流石。重箱は凝り過ぎていて騒がしい。

素晴らしかったのは加納夏雄の「小刀(柳図·月にホトトギス·薄図)」小さな刃に凛とした毛彫りが美しい。ロビーのケースの渡辺省亭原画濤川惣助作「七宝四季花卉図瓶」は申し分ない美しさ。

黒田清輝の「裸体婦人像」の腰巻事件やちょこんと置かれていた「稲葉天目」はもういいかな。

今回はロビーのみ撮影可なので残念。作品数の割にチケット代が高いのとミュージアムショップがつまらない所もざんねん。

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morinousagisanさん、micco3216さん

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河鍋暁斎「地獄極楽めぐり図」のうち「極楽行きの列車」明治5年(1872)静嘉堂文庫美術館蔵 前期展示(後期 場面替え)

落合芳幾「末広五十三次 程ヶ谷」慶応元年(1865)静嘉堂文庫美術館蔵 後期展示

薩摩焼「色絵金彩麒麟乗香炉」明治9年(1876)頃 静嘉堂文庫美術館蔵 通期展示

荒木(狩野)探令原画 吾妻焼「釉下彩竹に雀図皿」明治18年(1885)静嘉堂文庫美術館蔵 通期展示

柴田是真「柳流水蒔絵重箱」江戸~明治時代(19世紀)静嘉堂文庫美術館蔵 通期展示

国宝「曜変天目(稲葉天目)」南宋時代(12-13世紀)静嘉堂文庫美術館蔵 通期展示

鈴木長吉「鷹置物」明治時代(19~20世紀)静嘉堂文庫美術館蔵 通期展示

渡辺省亭原画、濤川惣助「七宝四季花卉図瓶」明治時代(19~20世紀)静嘉堂文庫美術館蔵 通期展示

重要文化財 橋本雅邦「龍虎図屛風」右隻 明治28年(1895)静嘉堂文庫美術館蔵 前期展示

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