親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年記念
春季特別展「真宗と聖徳太子」

龍谷大学 龍谷ミュージアム

  • 開催期間:2023年4月1日(土)~2023年5月28日(日)
  • クリップ数:11 件
  • 感想・評価:6 件
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重文 本願寺聖人親鸞伝絵 巻上(部分) 南北朝時代 大阪・天満定専坊
木造 聖徳太子童形立像 南北朝・暦応4年(1341) 東京・西光寺
木造 南無仏太子像 南北朝~室町時代 福井・称名寺
木造 南無仏太子像 鎌倉~南北朝時代 福井・毫攝寺
聖徳太子童形像・六随臣像 室町時代  岐阜・浄源寺
和朝太子先徳連坐像 法眼良円筆 南北朝・至徳元年(1381) 奈良・順照寺
光明本尊 室町時代 兵庫・高福寺
阿弥陀如来像・震旦和朝太子高僧先徳連坐像  室町時代  岐阜・浄源寺
聖徳太子絵伝 第1幅 南北朝時代 富山・瑞泉寺
聖徳太子絵伝 第4幅 南北朝時代 愛知・勝鬘皇寺
重文 木造 聖徳太子孝養立像 鎌倉時代 石川・松岡寺
重文 聖徳太子伝暦 巻上(部分) 恵厳筆 鎌倉・乾元2年(1303) 徳島・本願寺
瑞泉寺本聖徳太子絵伝(複製)の絵解き
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

親鸞聖人御誕生850年、そして立教開宗800年を記念して、真宗と聖徳太子に焦点を当てた展覧会を開催します。

一昨年1400年御聖忌を迎えた聖徳太子(厩戸皇子)は、歴史上の人物として馴染み深い存在ですが、日本仏教においても宗派を問わず崇敬されてきました。中でも浄土真宗宗祖の親鸞の太子への深い思いは格別で、「和国の教主」と崇め、太子の造形化にも関わっていました。

この展覧会では、親鸞とその後継者たちが生み出した太子ゆかりの宝物、重要文化財3件を含む約90件を紹介します。

【FEATURE|内覧会レポート】
親鸞聖人による深き尊崇が伝わる、聖徳太子ゆかりの宝物を紐解く

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年4月1日(土)~2023年5月28日(日)
会場 龍谷大学 龍谷ミュージアム Google Map
住所 京都府京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 4月17日(月)
5月1日(月)、15日(月)、22日(月)
観覧料 一般 1,400円(1,200円)
高大生 900円(700円)
小中生 500円(400円)
  • ※( )内は20名以上団体料金
TEL075-351-2500
URLhttps://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/2023/taishi/

龍谷大学 龍谷ミュージアムの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

2.0

一生分の「絵伝」を見た気分

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今年は、親鸞生誕850年、(浄土)真宗立宗800年にあたり、京博の春の特別展は親鸞さんでした。(最近京博では春は仏教関連の特別展が多く、多分物凄く貴重な書跡がいっぱい展示されたのだろうけれど、私は超貴重な書跡の一部を拝見しても「ほーっ」で終わってしまうので、今年の春も出かけていない)
「太子信仰」については、一昨年春に奈良博と東博で聖徳太子1400年遠忌を記念した大展覧会が開催されています。
真宗と太子信仰には深い結びつきがあったということは、受け止めましたが、兎に角「絵伝」がいっぱいいっぱい展示してあった!の感、強しです。何点も見ていくと、描かれる場面はだいたい決まっているのだなという点などは納得いたしました。
そもそもこの美術館は龍大生の授業の一環の為のものが第一義であるのでしょう。
記念の年に当たる今年の今後の展覧会に期待しています。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、さいさん、uchikoさん、黒豆さん、micco3216さん

3.0

アバターが秀逸

こちらのミュージアムは京都駅から徒歩圏内で、お西さんの前後に立ち寄るにはちょうど良い距離感だと思います。子どもはマスキングテープが選べてもらえます。
アバターを動かせるのがあり、笑いをさそう風貌だったので、静かな館内で堪えるのが大変でした。
聖徳太子の年表内容が驚きで、要所要所で感動していたのが一気に冷め残念でした。

4.0

「真宗と聖徳太子」展はおもしろかったです

「真宗と聖徳太子」展に行ってきました。浄土真宗と聖徳太子の深い関わりに驚き、改めて日本の仏教における聖徳太子の存在の大きさを再認識しました。また、聖徳太子が空を飛んだり、竜に乗って中国を訪れたりなどを絵伝で辿るのは観ててとても楽しかったです。「絵解き実演」も2回とも見せて頂き、絵伝を理解するのに役立ちましたし、館内シアターも2回観るなどゆっくりと過ごせました。ちなみに、そのあと向かいの西本願寺に行くとイベントがあり、楽しく時間を過ごせました。感謝!

4.0

六角堂にも

親鸞聖人は少なめで、聖徳太子の絵巻と彫像でいっぱいの展覧会でした。ズラリと並ぶ絵巻は特に圧巻です。

龍谷大学により復元されたベゼクリク石窟の復元壁画や、アバターで壺の絵の人物になって動けたりするのも面白かったです。

観覧の前に、つつじが満開でとても華やかな西本願寺と、六角堂にお参りしてきました。本展での絵巻や文書にもたくさん描かれていましたが、六角堂での夢のお告げが親鸞聖人と聖徳太子の今に至る深い御縁のはじまりだそうです。

六角堂はミュージアムからは少し遠いですが、せっかくですから本展ご観覧の際にはぜひ。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

4.0

聖徳太子が愛らしいです

親鸞聖人誕生850年を迎え、さまざまな関連する展覧会が開催されていますが、真宗と聖徳太子の関わりを、ビジュアル資料で分かりやすく展示されていました。一万円札でお馴染みだった聖徳太子の幼少期の立像や絵巻がとても愛らしく、とても心に残りました。シアタールームの映像はおすすめで、終了後はスクリーンが上がり、窓の外に西本願寺さんが見える仕掛けも必見です。

4.0

ぜひ京博「親鸞 生涯と名宝」と併せて

親鸞聖人、というより親鸞が師と仰いだ聖徳太子の生涯について絵伝を中心に構成されています。 
親鸞聖人を知る上で何故、聖徳太子?と思われる方がいるかもしれませんが、それも展示内で紹介されています。
時代によって少しずつ異なる描かれ方をされている聖徳太子は私達がこれまで思い描いていた姿より、一層現実的でかつそのイメージの幅から如何に世間に伝えられてきたのか、記録媒体の乏しいなかでこれほど認知された人物、改めて想像が膨らみます。
京都国立博物館で開催中の「親鸞 生涯と名宝」と併せて鑑賞するとより楽しめると思います。

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出展作品・関連画像IMAGES

重文 本願寺聖人親鸞伝絵 巻上(部分) 南北朝時代 大阪・天満定専坊

木造 聖徳太子童形立像 南北朝・暦応4年(1341) 東京・西光寺

木造 南無仏太子像 南北朝~室町時代 福井・称名寺

木造 南無仏太子像 鎌倉~南北朝時代 福井・毫攝寺

聖徳太子童形像・六随臣像 室町時代  岐阜・浄源寺

和朝太子先徳連坐像 法眼良円筆 南北朝・至徳元年(1381) 奈良・順照寺

光明本尊 室町時代 兵庫・高福寺

阿弥陀如来像・震旦和朝太子高僧先徳連坐像  室町時代  岐阜・浄源寺

聖徳太子絵伝 第1幅 南北朝時代 富山・瑞泉寺

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