4.0
動物好きには!
初めての訪問の美術館。
嵯峨嵐山文化館とセットというのを見落としていて
北斎を見たかったのが本音だけれど、
時間的にもこちらのみ鑑賞。
動物たちが可愛い。ころころしていて。
何百年前もの作品を、今こうやって昔のものとして楽しませてもらっているけれど
当時の人たちにとっては
こういう動物は身近で、もちろんカラーで存在していて。
そんな違うようであるけれど、共通である点を思ったりして楽しい。
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江戸絵画の名品114点が勢揃い
福田美術館、嵯峨嵐山文華館が合同で開催する本展では、歌川広重の浮世絵、伊藤若冲の鶏、円山応挙や長沢芦雪の仔犬など誰もが一度は目にしたことがある江戸絵画の優品計114点(福田美術館/75点・嵯峨嵐山文華館/39点)を、江戸絵画の基礎知識や鑑賞ポイントと共に紹介します。
日本画に精通している方はもちろん、江戸絵画に触れたことのない方でも楽しめる展覧会となります。
会期 |
2023年10月18日(水)~2024年1月8日(月・祝)
|
---|---|
会場 | 福田美術館 Google Map |
住所 | 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
12月5日(火)展示替え 年末年始 12月30日(土)~2024年1月1日(月) |
観覧料 | ⼀般 1,500円(1,400円) 高校生 900円(800円) 小・中学生 500円(400円) 障がい者と介添人1名まで各900円(800円) 嵯峨嵐山文華館 共通券 ⼀般 2,300円 高校生 1,300円 小・中学生 750円 障がい者と介添人1名まで各1,300円
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URL | https://fukuda-art-museum.jp/ |
4.0
初めての訪問の美術館。
嵯峨嵐山文化館とセットというのを見落としていて
北斎を見たかったのが本音だけれど、
時間的にもこちらのみ鑑賞。
動物たちが可愛い。ころころしていて。
何百年前もの作品を、今こうやって昔のものとして楽しませてもらっているけれど
当時の人たちにとっては
こういう動物は身近で、もちろんカラーで存在していて。
そんな違うようであるけれど、共通である点を思ったりして楽しい。
5.0
前日に芦雪展で福田美術館の岡田さんの講演会を聞き、これは福田美術館にも行かなければと思い、翌日訪れました。
解説のあった芦雪の「大黒天図」のネズミの表現が、芦雪らしくユーモアがあり、楽しい気分になりこれだけでも来て良かったと思いました。
それに加え、さらに、私の好きな長谷川等伯の作品「柳橋水車図屏風」も見ることができ、感激しました。右隻から左隻へ、「静」から「動」への表現が、柳の葉の傾きによる風、水面の波しぶきで表わされ、また、柳の枝の表現がすべて曲線で現実的でないところから妖艶さ、黄泉の世界観を感じる作品です。今年、大阪歴史博物館で見た長谷川宗也の「柳橋水車図」と比べると、等伯の方が静動の対比が明確で、宗也は柳の葉を鮮やかな緑色にし、柳の枝の曲線性も抑えられた感じから時代の要請の変化を感じました。本当に来てよかったです。ただ、絵ハガキがなかったのは残念でした。
5.0
中之島美術館で蘆雪展を見た後に入館したので、いろいろとリンクしました(笑)
半世紀ぶりに公開された「大黒天図」は大きくてのびのびしていて、ネズミと対比するとサイズ的には巨人です。私はネズミの数が気になって仕方なかったんですが、大黒天は気にせず微笑。見ていると大らかな気持ちになります。
京都に来ると必ず福田美術館には立ち寄ります。その理由はあまり知られていない(≒私が知らない)面白い作品に出会えるから。「禅宗祖師・散聖図押絵貼屛風」にはヤギの顔(頭?)を持った僧侶が描かれていたり、「五節句図」では季節の行事がわかったり、新しい発見が多いんです。初公開作品も多数あり、見応え十分でした。
そして、今回うれしかったのは、扇面貼屛風に対する苦手意識が薄れたこと。源氏物語を題材にした扇面貼を何度も見ましたが、場面の違いをすぐに理解できないし、顔はみんな同じに見えるし、地も扇も金色で見分けづらいし…、という感じで気持ちの良い鑑賞を諦めかけていました。ところが、今回見た「光琳式扇面散志図」は見やすいんですよー!背景は金地で季節の花を描き、屏風を横断するように銀地を置いて、その上に扇面を載せるという構成。扇面に描かれた絵もバラエティーに富んでいて、全く見飽きない!良い作品を見せてもらいました。
発表された来年の展覧会も見たいものばかり。また来るよー!
5.0
いつもキャプション読むだけでも楽しい「福美」の展覧会。
今回は詳しい説明付きで、タイトル通り江戸絵画が初めての人でも「ゼロから」わかります。
もちろん江戸絵画ファンなら何倍も楽しめます。
この美術館はとにかく作品が近い!目の前に展示されるので、迫力が違います。
館蔵品中心の展示なので、写真もOK。
スマホ利用の無料音声ガイドもあり。
1階は応挙、蘆雪、若冲中心、2階は琳派とその流れ中心、現代画家作品もありました。
前後期でほぼ入れ替えなので、また行かなきゃ。
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