4.0
やっぱり月が好き。
ポーラ美術館開館20周年記念展で見た、坂本繁二郎の月と馬の絵がすごく良かったので、こちらにも興味を持って行ってきました。
若い頃の絵から順を追って展示してある為、この画風に到達していく経過がよくわかりましたが、やっぱり中間色を多様し始めた当たりからが好きだなぁ。そして月の絵ないなぁと思っていたら最後に少しだけ・・・とは言えやはり全部好き。
とか思ってにやけていたら、青木繁の絶筆「朝日」が真正面にあって、あまりの凄さに固まりました。「うぉ~っ!!」とか思わず声出ちゃいました。
企画展とは別の話になりますが・・・。今回が初ゾン美だった私、あまりの寒さに完璧に腹を下し、小一時間トイレと会場を往復、腹痛の中の鑑賞となり久々に結構きつかったです。今の時期に(外は気温23度とか)長袖で下に一枚キャミ着ていて、カシミア入りのでかいショールで調整してもだめ。結局下にあるロッカーまで上着を取りにいく羽目に。他ではここまでは滅多とありませんでしたし、係の方が「一年中同じ温度です」と仰ってましたので、身に覚えのある皆様、どうぞお気をつけ下さいませ。
という事情で、別階の石橋財団コレクション選特集コーナー展示に時間が足りず(泣)。
ロベール・ドローネー「街の窓」良かったし、クレーとかザオ・ウーキーもいい感じだったしで見どころ多そうだったから涙しかありません。時間が許せば期間内にリベンジしてきます。