クールベと海 展
―フランス近代 自然へのまなざし

パナソニック汐留美術館

  • 開催期間:2021年4月10日(土)~2021年6月13日(日)
  • クリップ数:57 件
  • 感想・評価:9 件
クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館-1
クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館-2
クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館-3
クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館-4
クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館-5
クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館-6
クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館-7
クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館-8
ギュスターヴ・クールベ《波》1869年 油彩・カンヴァス 愛媛県美術館
ギュスターヴ・クールベ《フランシュ=コンテの谷、オルナン付近》1865年頃 油彩・カンヴァス 茨城県近代美術館
ギュスターヴ・クールベ《狩の獲物》1856-62年頃 油彩・カンヴァス 個人蔵
クロード・モネ《アヴァルの門》1886年 油彩・カンヴァス 島根県立美術館
ウジェーヌ・ブーダン《浜辺にて》油彩・カンヴァス 個人蔵
ギュスターヴ・クールベ《エトルタ海岸、夕日》1869年 油彩・カンヴァス 新潟県立近代美術館・万代島美術館
ギュスターヴ・クールベ《波》1870年 油彩・カンヴァス オルレアン美術館 © 2020 Musée des Beaux-Arts, Orléans
ナダール「ギュスターヴ・クールベの肖像写真」1860年頃
Photo © Ministère de la Culture -Médiathèque de l'architecture et du patrimoine,Dist. RMN-Grand Palais / Atelier de Nadar / distributed by AMF
クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館-1
クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館-1
クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館-1
クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館-1
クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館-1
クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館-1
クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館-1
クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし パナソニック汐留美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

19世紀フランスを代表するレアリスムの巨匠ギュスターヴ・クールベ(1819-1877)。あるがままの現実を描くことで、既存の政治や美術制度に敵対的な態度を表明した一方で、故郷フランシュ=コンテ地方の大自然や動物、22歳の時に初めて目にしたノルマンディーの海を繰り返し描き、その鋭い洞察力や高い技術力が評価されました。

本展では、こうしたクールベの風景画家としての側面に焦点をあて、とりわけ画家が1860年代以降に集中的に取り組んだ「波」連作を中心に紹介します。

さらに、クールベ以前より表象されてきた畏怖の対象としての海、同時代の画家ブーダンやモネが描いたレジャーとしての海もあわせて展覧し、海との距離がより身近なものとなった当時において、レアリスムの巨匠クールベが捉えた海の風景画の特異性を探ります。

出品作品は、国内作品にフランスのオルレアン美術館が所蔵する《波》も加わった、約60点の作品によって構成されます。同時代の画家たちが描いた海景画の中でも、とりわけ「奇妙」に映るクールベの、迫力ある海の描写を堪能ください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年4月10日(土)~2021年6月13日(日)
  • ※会期中、一部展示替えします
    前期4月10日~5月11日
    後期5月13日~6月13日
会場 パナソニック汐留美術館 Google Map
住所 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • ※5月7日(金)、6月4日(金)は夜間開館20:00まで(最終入場時間 19:30)
休館日 水曜日 
※但し5月5日は開館
観覧料 《本展の入館方法について》
本展は予約サイトで日時指定予約をされた方を優先で案内します(全ての方が対象)
事前予約の予定数に空きがあれば、予約なしの方も入館できます
※詳しくは2021年3月1日(月)以降、パナソニック汐留美術館公式サイトをご確認ください
  • 一般 1,000円
    65歳以上 900円
    大学生 700円
    中・高校生 500円
    小学生以下 無料
    ※障がい者手帳を提示の方、および付添者1名まで無料で入館できます
TEL050-5541-8600 (ハローダイヤル)
URLhttps://panasonic.co.jp/ew/museum/

パナソニック汐留美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

パナソニック汐留美術館 パナソニック汐留美術館

巡回展TRAVELING EXHIBITION

クールベと海 展 ―フランス近代 自然へのまなざし 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

初めて「クールベ」と出会いました

モネが好きなので、モネと同時代の画家という事でクールベの名前は知っていましたが、そして多分彼のエトルタの絵も見たことはあったのですが、今回初めて「クールベ」という人の全体像を知ることができました。
同じエトルタの海でも、モネの絵とクールベの絵は随分感じが違うのだなと思いました。同時代の画家の海辺の絵も展示されており、19世紀の人々にとっての「海」がどのようなものであったのかも知ることができて、楽しかったです。
ルオーの生誕150周年で、大好きな「マドレーヌ」の絵も撮影OKで本当に嬉しかったです。パナソニックだけでなく、巡回展示をされたら、観に行きたい方は多いのではないかなと、ちょっと残念でした。

4.0

クールベの見た海は時におだやかで、時に荒々しい

19世紀フランスの写実主義の巨匠ギュスターヴ・クールベの風景画家としての側面に焦点を当てた展覧会。
22歳になるまで海を見たことがなかったクールベの見た海は時におだやかで、時に荒々しく、「波」の連作は迫力があった。
晩年に一時期収監され、のちに釈放された後に描かれた「クールベ デュバル氏の英国馬」の力強い描写が印象的。

2.0

19時まで開いています!

再開館以降、19時まで開いていますので行きやすいかと思います。九分九厘国内からの借受作品のため、名画がある訳ではないですが次に東京・横浜でクールベ展があるのはいつかな?と思うと行っておいても良いかと思います。三井住友銀行所蔵の作品も出品されていて、なかなか良い作品でした。ふだんは頭取室にでも飾られているのだろうか?と、良いなぁと思いながら鑑賞しました。

5.0

クールベといえば、やっぱり「波」

三菱一号館美術館のコンスタンブル展が緊急事態宣言で閉幕してしまい行きそびれたので(涙)、クールベは何としても!と休みとって早速、行ってきました。
エトランスで、展覧会紹介の映像(11分)が上映されています。予約時間まで見るのにちょうどよい感じです。

15分毎の入場、検温して一人ずつ入館です。平日の朝イチのためかいつもに比べるとかなり空いてる印象でした。

「海」をテーマに、コロー、モネ、シスレー、ターナーなどクールベ以外の作品や、波にちなんで当時の水着や帆船の模型など、最後まで楽しく拝見できました。
どの作品も間近で拝見でき、筆使いまで感じることができました。

最後の部屋は、クールベの「波」が10点以上ずらっと並んで圧巻でした。印象派や抽象派のような作風もあり、見ごたえがありました。クールベといえばやはり「波」ですから、〆が「波」の連続で大満足です。

出口近くにポスターを拡大したパネルを背景に記念撮影できるようになっていました。
ほぼ日本の美術館からの作品で、クールベは日本で愛されれるなーと思いました。

ルオーギャラリーは「裸婦」がテーマでした。
ルオー生誕150周年を記念して、マドレーヌ(1956)の写真撮影OKでした。ディスプレイも楽しいので、ぜひ、立ち寄りしてください。

4.0

風景画

パナソニック汐留では狭いのでは
と思ってましたが
予想通り結構混んでます
15分毎の入場規制でした。
早く再開してくれることを期待しています

  • 1
  • BY ART

4.0

静かな海

コンパクトな美術館ということもあり、コロナ禍にあって数名程度で鑑賞できた贅沢な展覧会。

静寂の中で観るクールベの海景は、他の作家とはどこか違う感覚でした。

4.0

波波

クールベ、結構良かったです。
日本各地から集合していてこの規模感ありがとうございます。
内装がシックで良いですねぇ。

15分単位の細かな事前予約制です。料金は現地で後払い。
11分の映像があるので早めに到着して眺めているのも良し。
人数もしっかり絞っていて満席でも落ち着いて観られます。
なので会期終了間際は予約は取りづらくなるかも知れませんが
会場内が混雑ということにはならないかと。

クールベさん下半分暗くなりがち。
かえってモネらの明るさが際立ちがち。
コンスタブル→クールベの流れも良いかも。

2.0

「波」の連作は魅力的

チケットを持っていても入館日時の予約が必要です。
15分おきの時間設定ですので、館内は混雑する事なく観る事が出来ます。
今回、展覧会アイコンの「波」目当てです。
19世紀フランスを代表するレアリスム(写実主義)の巨匠と言う事で楽しみにしていたのですが、私とは相性が良くないのか「良いなぁ」と思うのはクールベ以外のトロワイヨン、ブーダン、ターナーの作品が多かったです。
ただ、「波」の連作はどれも素晴らしく、いつまでも観ていたいと思うものでした。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、他1人

4.0

海景画の魅力

入館時間を事前にネット予約していきました。
かなり、厳格に入館時間と人数を管理しているので、行かれる際はご注意ください。

そのおかげでか館内は混雑も少なく、みやすいです。
キャプションが作家の略歴ではなく、この時代のなかでの作品の立ち位置が分かりやすくかかれています。作品をより深く理解できました。キャプションをすべて読んだ展覧会は初めてです。

海景画の流れがつかめ、絵ひとつひとつも魅力的で大満足でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
シンディさん、他1人

あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する

より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する

周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都港区で開催中の展覧会

出展作品・関連画像IMAGES

ギュスターヴ・クールベ《波》1869年 油彩・カンヴァス 愛媛県美術館

ギュスターヴ・クールベ《フランシュ=コンテの谷、オルナン付近》1865年頃 油彩・カンヴァス 茨城県近代美術館

ギュスターヴ・クールベ《狩の獲物》1856-62年頃 油彩・カンヴァス 個人蔵

クロード・モネ《アヴァルの門》1886年 油彩・カンヴァス 島根県立美術館

ウジェーヌ・ブーダン《浜辺にて》油彩・カンヴァス 個人蔵

ギュスターヴ・クールベ《エトルタ海岸、夕日》1869年 油彩・カンヴァス 新潟県立近代美術館・万代島美術館

ギュスターヴ・クールベ《波》1870年 油彩・カンヴァス オルレアン美術館 © 2020 Musée des Beaux-Arts, Orléans

ナダール「ギュスターヴ・クールベの肖像写真」1860年頃
Photo © Ministère de la Culture -Médiathèque de l'architecture et du patrimoine,Dist. RMN-Grand Palais / Atelier de Nadar / distributed by AMF

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

※あなたの美術館鑑賞をアートアジェンダがサポートいたします。
詳しくはこちら

CLOSE

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

ログインせずに「いいね(THANKS!)」する場合は こちら

CLOSE


がマイページにクリップされました

CLOSE マイページクリップ一覧を見る


がお気に入りに登録されました

CLOSE マイページお気に入り一覧を見る


を訪問済みに移動しました

CLOSE マイページ訪問済みイベントを見る

CLOSE

name

参考になりました!をクリックしたユーザー 一覧
CLOSE