3.0
現代アートを満喫
「王様の美術館」を観にトライアローグを訪れました。日時指定のため、混雑も緩和されていて、ゆったりと鑑賞できました。「王様の美術館」は、実際に観た方が色が薄く感じました。「夜の汽車」は鏡なのか、窓なのか部屋の形と天井が合っていなかったり、ホームの上なのかどこなのか、すっかりポール・デルヴォーさんの罠にハマった感じでした。
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国内の各地方を代表する3つの公立美術館、横浜美術館、愛知県美術館、そして富山県美術館。この3館は、1980年前後の、いわゆる「美術館建設ラッシュ」の時期に開館した美術館です。
それから約40年の間に、それぞれが多様性に富んだコレクションを築いてきましたが、いずれの美術館も近現代の西洋美術を収集の柱のひとつとし、またその分野に美術館の「顔」となる作品が多く含まれる点で共通しています。
本展覧会は、その3館が共同し、それぞれのコレクションを組み合わせて20世紀西洋美術の歴史を振り返るものです。3館が誇る西洋美術コレクションから、ピカソ、クレー、ミロ、エルンスト、ダリ、マグリット、ポロック、ベーコン、ウォーホル、リヒターなど、20世紀美術史を彩った巨匠たちの作品を厳選し、絵画を中心に約120点の作品を紹介します。特定の作家をフォーカスして3館の所蔵作品を比較するコーナーなど、連携・共同企画ならではの趣向も織り交ぜながら、表現手法と概念の刷新が繰り返された前世紀の美術の軌跡をたどります。
3つの公立美術館のコレクションが競演する本展を通じて、欧米の近現代美術の粋をご堪能いただくと同時に、日本の美術館が競いあうように繰り広げてきた西洋美術収集の足跡と、その結果日本にもたらされた豊かな資産を再確認いただく機会となるでしょう。
※2021年3月より大規模改修工事のため休館
会期 | 2020年11月14日(土)~2021年2月28日(日) |
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会場 | 横浜美術館 Google Map |
住所 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
木曜日 2020年12月29日(火)~2021年1月3日(日) 2月12日(金) ※2021年2月11日を除く |
観覧料 | オンライン日時指定予約制/9月18日(金)10:00発売 一般 1,500円 大学・専門学校生 1,100円 中学・高校生 500円 小学生以下 無料 65歳以上(要証明書) 1,400円
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TEL | 045-221-0300 |
URL | https://yokohama.art.museum/special/2020/trialogue/ |
3.0
「王様の美術館」を観にトライアローグを訪れました。日時指定のため、混雑も緩和されていて、ゆったりと鑑賞できました。「王様の美術館」は、実際に観た方が色が薄く感じました。「夜の汽車」は鏡なのか、窓なのか部屋の形と天井が合っていなかったり、ホームの上なのかどこなのか、すっかりポール・デルヴォーさんの罠にハマった感じでした。
3.0
もうすぐ休館してしまうから、その前に行ってきました。空調施設などの大規模改修らしいので、改修後も展示室はそんなに変わらないのかもしれません。丹下健三氏の設計だし、展示空間も広いし、特に不便さは感じないので間仕切りを変えるくらいじゃないかなと想像してます。昔からある展望室とか、今はほとんど使用されてないので、活用できるようにしてほしいですね。
1階のレストランも閉店してしまったので(カフェはまだあります)、あのスペースもどう活用するのか気になります。
気長に2年を待つとします。
5.0
3館の20世紀の西洋美術のコレクションが一度に鑑賞できる、また、同作家の関連作品が並べて展示される、貴重な機会で充実した企画でした。
所蔵展示も幅広い時代・内容を網羅していて素晴らしく、長期休館前に鑑賞できて、良かったです。
リニューアル開館を、楽しみにしております。
5.0
1月に行きました。
事前日時予約制ですが、どの日も空いているようでした。時間より早く着きましたが、スタッフの人から「空いているのでどうぞ」と快く入れてもらえました。館内も空いていて、じっくり作品を鑑賞できました。
オーディオガイドはなかったですが、代わりにアプリを使えば一部の絵画の解説が見られました。
20世紀を代表するピカソ・クレー・ウォーホルなどの画家の各館の持つ作品が並べられており、制作された時代も違うので見応えがありました。個人的には、クレーとマグリットがよかったです。そのほかにはボルタンスキーの「シャス高校の祭壇が心に残りました。
横浜美術館はこのあと大改修をするそうで、改修後にまた見に行くのも楽しみです。
3.0
不得手な分野のせいかあまり楽しめず。
ベーコンが観られたのは嬉しい。
コレクション展のほうが良かったです。
岸田劉生、里見勝蔵、佐伯祐三あたり好きです。
ミュージアムショップで過去図録500円です。
個人的にはめぼしいものはなく。
予約制ですが当日入館OKで空いていました。
もうすぐ休館なんですね。
4.0
3館共同で20世紀の西洋美術を振り返る。
コロナ前からの企画なんだろうけど、国外とのやりとりが難しい昨今にふさわしい。いろいろ潤沢だった80年前後頃に開館した3館、なかなか良い物をお持ちだ ♪。このやり方は増えてもいいだろう。
持ち寄るとハーモニーは倍増。見慣れた作品もまた違う楽しみを持つ。ピカソ、レジェ、デルヴォー、ベーコン……並べてみるのは実に良い。バルテュスを愛知が持っているなんて知らなかった。
解説文がとても良かった。文章としてとても読みやすく過不足無く、長さもちょうどよかった。鑑賞の手助けの文章はこうあるべきだ。
図録が西洋美術なのに縦書き右綴じ。珍しいw。
5.0
それぞれのお持ちの作品がちょっとずつことなり、こだわりや味わいがそれぞれにあるので、面白かったです。
その中で共通するものを合わせて見せてもらえたり、普段一緒に並ぶことのない作品が仲良く並んでいたりと、工夫もこらされていて、見ていて飽きないです。
つい時間を忘れて長居してしまいました。
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