5.0
魅力たっぷりの所蔵品
最終日近くに駆け込みで鑑賞。
一番最初に展示されている青色ガラスのちろりと六角壺を観ただけでテンションがあがります。
古伊万里、鍋島の陶磁器の美しさ、繊細さに目が奪われます。
そして、あまり見る機会がない琉球紅型。独特の色彩と型紙の細かさに新鮮な驚きを隠せませんでした。
和ガラスの美しい透明感とカットの素晴らしさにテンションはマックスに。
大好きな浮世絵版画も良かったですが、最後にガレの作品をもってくる見せ方はズルいですね。
「次の展示は何だろう?」とワクワクする気持ちを久し振りに味わいました。
古いのに斬新なデザイン、東洋と西洋のコラボレーション。
美しいモノには「境がない」と言う事が解る魅力的な展示でした。
いつもは購入しない図録も迷い無く購入。
星5つでは足りないと思う程の素晴らしい展示でした。