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サントリー美術館は「生活の中の美（Art in Life）」を基本理念に展示・収集活動を行ってきました。
絵や彫刻だけではなく、日常使う道具や調度に美を認め、生活の中で味わい愉しむ。これがわが国の美意識の特徴のひとつです。そしてその美意識のもと、多くの名品が見出され育まれてきました。
サントリー美術館では、1961年の開館以来、企画展や収蔵品展を通じて、このような美術作品を広く紹介してきました。
リニューアル後初となる本展では、改めてこの基本理念に立ち返り、酒宴で用いられた調度、「ハレ」（＝非日常）の場にふさわしい着物や装飾品、豪華な化粧道具などから、異国趣味の意匠を施した品々まで、生活を彩ってきた華やかな優品を厳選してご覧いただきます。
また、新たな試みとして、古美術に造詣の深い現代作家の山口晃氏、彦十蒔絵・若宮隆志氏、山本太郎氏、野口哲哉氏にご協力いただき、現代アートとサントリー美術館のコレクションをクロスさせた特別展示を行います。
| 会期 |
2020年7月22日(水)～2020年9月13日(日)
|
|---|---|
| 会場 |
サントリー美術館
 Google Map |
| 住所 | 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階 |
| 時間 |
10:00～18:00
（最終入場時間 17:30）
|
| 休館日 |
火曜日 ※6月30日は18:00まで開館 ※shop×cafeは会期中無休 |
| 観覧料 | 一般 1,500円（1,300円） 大学・高校生 1,000円（800円）
|
| TEL | 03-3479-8600 |
| URL | https://www.suntory.co.jp/sma/ |
4.0
一番最初の展示から国宝の手箱と言う気合の入った展覧会。
「生活の中の美」と言うテーマですが、どの作品もとても魅力的なものばかり。
陶磁器、化粧道具、着物や屏風など美しく目を引くものが次々と出て来ます。
ほとんどの作品が写真撮影OKと言うのも嬉しいです。
ガラスの酒器や蒔絵の手箱などまさに眼福！
現代作品とのコラボレーションもとても面白いと思いました。
サントリーさん、とても素敵なコレクションを持っているのですね。
リニューアルオープン記念展第二弾も楽しみです。
4.0
リニューアルオープンということで、期待して行きました。暑い日でしたが、館内は別世界。入り口カウンターが、ガラスの斬新なデザインで素敵でした。内容は、生活の道具に視点を当てた展示でしたが、それだけでなく、そこからイメージされた現代作家の作品が並んだりして、多角的に楽しむことができました。
一部を除いて、撮影OK。ようやく海外の美術館なみになってきたかと感じますが、静かな中でシャッター音は気になります。日本のスマホも、シャッター音なくなるといいのに、と思いました。
4.0
平日の開館と共に訪問。検温と手指の消毒をして館内に入ります。生活の中の美がテーマの収蔵品展です。前半の化粧道具の数々は手が混んでおり、細かい部分もしっかりと表現されていて飽きません。櫛や笄などの展示も見事でした。屏風も多く、誰が袖屏風の、昔の物と現代風の物の違いは面白かったです。階下の宴の調度のあたりは細かく展示されているので見逃さないように注意が必要です。個人的には織部南蛮人燭台が気に入りました。
4.0
生活の中に根ざした美術品が中心。展示物によっては現代美術とのコラボもありました。最後時間がなくて駆け足になってしまったが、十分楽しむことができました。
5.0
館蔵の名品の数々に加え、現代作家によるコラボ作品が素敵。女性の装いを中心とした化粧道具や美しい櫛、髪形の図解なんて珍しく楽しい。「誰ヶ袖図屏風」と山本太郎氏の「誰ヶ裾屏風」、「賀茂競馬図屏風」の前に佇む野口哲哉氏の武士フィギュアの後ろ姿が何ともいえない(笑)。沢山の人が描かれた屏風と山口晃氏の古今ごちゃ混ぜの屏風がめちゃくちゃ楽しい。南蛮貿易に影響を受けた芸術的な作品は目を奪われます。全体に女性が見て楽しい内容に思われます。細かい屏風の人々やフィギュアを見るなら双眼鏡等が必要。滞在時間二時間。冷房がきついです。
3.0
サン美リニューアル記念展、いまひとつです。
初日（混んでた）と後期（土曜空いてた）の2回伺いました。
こちらは館蔵以外の好企画が良くて多いときだと4～5回は通うのですが本展は2回で十分でした。
生活の中の美という理念があり、工芸や調度品の出品が多数あり
それではそれで分かりはするのですがなんというかこうワクワク感がなく楽しくないんですよねぇ。
サン美コレクションが好みじゃない合わない、ということなんでしょうね。
前期の清方は良かったです。
次回展は出品作を見る限りもう少し楽しめそうな感じでちょっと期待しています。
館蔵品以外の企画展を早く見たいです。
検温消毒呼びかけアナウンスなど一通り感染症対策は実施されています。
ほぼ写真撮影OKです。でもあんまり撮っている人いないです。分かります。
2.0
リニューアルオープンなら、もっと自館の素敵な作品を出して欲しかった。出し惜しみ感が感じられる展示だった。展示の仕方は斬新な部分もあったが、全体としてはちょっと残念な印象でした。
5.0
のっけから、いきなりの手箱が出てくるくらい、本当にいいものを選りすぐって出してきているな、という展覧会です。
他が袖図屏風を再現して見せたりと、面白い趣向もちらほらみえて、なかなかに楽しいです。
展示数が多いのでゆっくり見ていると時間がたつのを忘れちゃいます！！
5.0
祝！リニューアルオープン
コロナの影響で工事が遅れたそうで、再開を待ってました。
入ってすぐに国宝「浮線綾螺鈿蒔絵手箱」が煌めき、「生活の中の美」をテーマに、酒器、化粧道具、着物、陶磁器、などなど調度品、装飾品がずらっと並び、最初から最後まで見ごたえのある展示でした
お目当ては「泰西王侯騎馬図屏風」。めったに展示されないので楽しみに行きました。近くで拝見できたので、衣装の細かい装飾もよく見えました。
南蛮屏風やIHSデザインの螺鈿蒔絵など「異国趣味」特集と、風俗図屏風がいくつも展示されていて（屏風好き！）良かったです。
ところどころに古典をリスペクトした現代作品が展示されていて、対比がおもしろかったです。野口哲也さんの作品、一つ欲しいです。
写真撮影OKも嬉しかったです。
土曜日の午後に行きました。隣の人と十分に距離を保ちながら拝見できるくらいの込み具合でした。
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